お約束?の大迷走 大阪OLC25周年記念大会(2000.12.23)


  
△・1〜11・◎ コントロール位置説明
△・1〜11・◎
コントロール位置説明

Merry X'mas

今日は12月24日,俗にいう「X’mas eve」です。会場の萱野北小学校体育館入り口には,大きなツリーが飾られ,X’mas ムード満点です。さらには,箕面にふさわしく猿の着ぐるみを着たスタッフがいたりと,ふだんは地味なOL大会とは違った明るい雰囲気です。参加者も多く,ボクが今まで参加した大会の中でもっとも大きな大会のように思われます。

当日参加なので,スタート順は最後尾近くの12時4分です。15時までにゴールしなければ,捜索の対象になるとか。それだけは,スタッフに迷惑がかかる上に,恥ずかしく情けないので避けたいところです。まともに行ってもおそい上に,スタート時刻がおそいときては,不安でいっぱいです。

  
X'mas ツリー いつものスタート風景
X'mas ツリー
いつものスタート風景

さすが,高額の参加費

スタートは,いつものようにテープで区切られた枠から,ププププ〜ンという時計の音で始まります。地図を受け取るのですが,今日の地図はとんでもなくデカイ!B2サイズもあります。ビニールのカバーがないので,ボロボロになるのではと思いきや,特殊な紙に印刷されているのでnoproblemです。スバラシイ!やはりこの大会は,メジャーな大会のようです。そういえば,この大会の参加費は,ボクが今まで参加した大会で一番高額でした。さすがです。でも,こんなにデカイと,持ちにくいことも確かです。巻き物のようにするわけにもいかないし,かといって折りたたんでもかさばるし。

順調なスタート

スタート!とはいっても,本当のスタート地点(△)まで尾根を登らなければいけません。テープ誘導があるので安心です。スタート地点には,いつものコントロールがあります。まずは,細い尾根を走ります。位置を確認しながら走るのですが…。道は左に曲がっているはずですが,そんなに曲がった意識がないままに,分岐へ。ここでちょっと?です。左に行くと谷を下るようなので,右しかありません。後から来たOLer2人も右へ。やっぱり。尾根を登りつめると,コントロールがあります。もちろん,ボクのクラスのコントロールではありません。これから立入禁止地帯に沿っており,道に出て,左の谷です。この立入禁止地帯は,山でよく見かける鹿除けネットで区切られています。いったい,この区域内には何があるのでしょう。見たところは,ふつうの植林帯って感じですが。まさか,マツタケ?そんなことに気を取られながらも,@のポイントをゲット!まずは順調な滑り出しです。先日の真備町OLのいきなりの迷走と大違いです。

ショートカットその1

次はAですが,道を通れば大回りになります。地図を見ると,正面の鞍部に道があります。その先は道がありませんが,強引に下りればなんとかなるでしょう。先行するOLerも同じ考えのようです。ただ,こんなふうに道じゃないところを通ると,自分のいる位置がわからなくなってしまうので要注意です。目論見どおりに東の谷に到着。沢が右から流れています。?こんな沢は地図にはないはずなんだけど…。オヤ?思っていたよりも北に出たのかなぁと想い,正面の尾根の東側をいくことに。しばらく行くと,沢の流れが反対なのに気づき,?です。しかも,左手の尾根が大きすぎるような気がします。同様に迷っているOLer2人。どうやら,ここは一つ南の谷のようです。このまま登るとBに行きそうです。引き返し,Aのある沢へ北進。やっぱり!細い尾根の右に沢があります。ここを進むと,右手に広い谷が出現。コントロールは,この谷の奥でしょう。Aをゲット!

Aからは,これまた尾根を越して,東の谷に行かなければなりません。こんなところから道を回れません。ヤブを漕ぎ,東の谷へ。何人かのOLerがいます。谷を登りつめた右手の鞍部のようです。急斜面を登り,Bをゲット!なんだか,このあたりまでは順調です。しかも,道じゃないところを通ってるんだから,自分なりに多少のスキルアップを感じてしまいます。OLらしいルートファインディングに満足です。

Bからは,道を走り,Cを目指します。途中,まぎらわしい分岐があります。正規ルートのほうは,倒木で見えにくいのですが,左手の道は尾根を下るようになっています。左手を少し下りかけたのですが,下るのはおかしいということでバック。右手を見ると,倒木の向こうに道がありそうです。なるほど,この倒木もワナってわけですか。心憎い演出です。もっとも,ボクの他には誰もこの演出にだまされなかったでしょうが。植林帯の中にCがあります。

  
まずは順調 会心のD
まずは順調
会心のD

ショートカットその2

このCからが大変です。道を通ることを考えると,とんでもなく大回りをしなければなりません。しかたがありません。ここは,修行ということで,峠から尾根を登り,小径の終点からは水平移動で2つの谷をトラバースし,Dです。まったく自信はありません。ここで迷走すると,ほとんど復帰不能でしょう。でも,これが成功すると,自分なりのスキルアップが図られるのですから,ものはためしです。小径の終点からも何人かのOLerの足跡があります。ボクと同じような考えの人もいるようです。ところが,その足跡はしだいにまばらになり,斜面も急になってきました。木につかまり,枝を持ち,ズルズルと歩きます。「人間は,自然に下るように歩いてしまう」ということを聞いたことがあるので,意識的に少しずつ上りながら進みます。2つの谷をトラバースし,3つ目の谷の植林帯にDはあるはずです。植林帯を下ると,発見!見事Dをゲット!こりゃあもう,ピッタリです。でも,こんなことで喜べるボクは,だからいつまでたってもOL初心者の域を脱しきれないのでしょう。でも,なんだか今日は順調です。

順調にDをゲットしたあとは,Eです。途中で,給水所があります。ありがたく給水をいただき,Eへ。尾根に上ると,Eはすぐです。が,そこへ行くまでの斜面の急なこと。でも,やって来るOLerは,果敢にその急な斜面を滑り台のごとく滑り降りていきます。お見事!

Eをゲットしたあとは,沢を下り,Fへ。Fも順調にゲット。Gへは一旦車道に出て,崖の脇を下ることにしました。ゴミだらけの沢を下り,小さな尾根を越し,Gへ。少しうろつきながらも,岩の横にあるGをゲット。残るは,3つのポイントです。なんだか今日は順調に行きそうです。が…。そうは簡単にいかないところが,OLのむずかしさ。といっても,これはボクだけのむずかしさなのですが。

  
給水所 迷走の末のH
給水所
迷走の末のH

迷走のH

Hへは,2つのルートが考えられます。一つは,道を行くルート。もう一つは,池の脇を通り,谷から遡上するルートです。今日はカンがさえているので,ためにしに池の脇を通るルートを選択。池というのは,複雑に入り組んでいるのでどこまで行ったかというのがわかりにくいのでちょっと不安ですが,ここも修行です。池の脇の道までは,笹薮で道が消えています。強引に突破すると,道が現れました。やっぱり,今日はさえている!なんて,ひとり気をよくして進みます。ところが,致命的な間違いはすでにここから始まっていました。

左手に谷が開けています。おお,この谷や!この谷の右手にHがあるはず。が,ない!前方には,迷彩服を着てガンを持った人が何人もいます。狩猟ではなさそうです。近寄ると,ガンで戦闘ごっこをしているようです。「いい歳して…!」と思いますが,相手も「いい歳して宝探しかいなぁ」と思っていたことでしょう。ウロウロ谷を探しますが,コントロールはありません。尾根に上がって,尾根から探しますが,それでもHはありません。あちこち走り回っているうちに,5〜6人いたOLerは誰もいなくなってしまいました。あっれ〜?みんな,見つけたんかぁ〜。それやったら教えてよ〜。尾根をウロウロ,谷をゴソゴソ。なぜか,大阪OLCのテープを発見。ということは,この辺りにあるんかなぁと,ますます迷走を極めることになってしまいました。

結局,迷うこと1時間。もう誰もいません。誰も来ません。いるのは,荒地で談笑する迷彩服軍団と,その向こうでMTB遊びに興じているグループだけです。山の日は,すでに夕日の雰囲気です。ここはどこ?私は誰?もうこれ以上,迷走を続けるわけにはいきません。捜索の対象になると,スタッフに迷惑です。ここは,素直に白旗,リタイアということに決定。広い林道から,帰ることにしました。しょんぼり歩きながら地図で確認。帰り道でも迷ったんじゃあ,目も当てられません。ふと見ると,@へ行く時に見たコントロールがあります。ん?と,現在地が判明!なんのこっちゃ!右手の尾根を登るんかぁ〜!ということは,さっきまで違う谷をうろついていたわけかぁ。どうりで,地形が違う雰囲気だったよなぁ。ここ!と最初に思い込んだら,なかなかその思い込みが修正できないのが,情けないところです。ヘンだと思ったら,別の道から考えるとか,ハッキリわかっている地点から考えるとか,もっと周りを見て総合的に考えなきゃいけませんよね。「自分の思い込みに合わせて,地図を見てはいけない」という,当たり前の教訓でした。だから,いつまでたっても万年OL初心者なんですよね。ああ〜,ホント情けない〜!

ようやくゴ〜ル!

あきらめかけた完走を目指します。予想通り,鞍部のHをゲット。さらには,谷を下って,3つ目の谷の合流からIをゲット。車道に出てJをゲットで,小学校(◎)でゴールイン!完走の喜びより,迷走した情けなさにガックリ。スポーツというのは,元来ストレス解消になるものなのに,OLに限ってはそうとばかりはいえそうにありません。Hの迷走で,身も心も消耗しきり,情けなさだけが残ってしまいました。だけど,だから,今度こそ!と思い,懲りもせずOLをするんでしょうねぇ。これって,MTBに乗れないような山に登ったあとと同じようなものです。今度はねらい通りに行くやろってね。あいかわらず,学習能力がないというか,懲りないというか,楽天的というか。いやはや,OLの道は深いっス!


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