VISSEL神戸2ndステージ後半戦(1999.10.30)

vs浦和レッズ
オリンピック予選で中断していたため,久しぶりのJ1です。オリンピック代表の試合は見ても,VISSEL神戸のメンバーはいません。もちろんA代表だっていません。韓国代表はいますが…。幸か,不幸か,この中断はVISSEL神戸には有利です。レッズなんて,ゲームメーカーの小野が負傷してしまったのですから,弱り目にたたり目といったところです。そのレッズと対戦です。
試合時間に遅れて到着。グリーンスタジアム北の駐車場は満車です。今日は野球もないのに…と思いながらユニバー競技場へ。もしかして,あの車って,ほとんどが「埼玉」の車だったのかなぁ。でも入場者数は1万2000人ほどでした。そのうち,レッズサポーターが1000人ほど?レッズゴール裏が真っ赤だもんね。さすがレッズサポーターです。サポーターにあわせる顔がないやろ,選手たちは。でも今日は勝たないで。
競技場につくと,すでに20分を経過。が,両チームとも,無得点。やれやれ。見ていない時に点が入らんでよかった。いつものようにバックスタンド正面に座り,観戦。しばらく見ていると,なにやらレッズに鋭さと迫力がありません。小野が復帰ということですが,その小野だって目立ってはいません。ただボールをけっているだけという感じです。とはいうものの,わがVISSELだって同じようなものです。いつものように金度勲と永島に合わせるという感じです。でも,今日は崔成勇がよく攻撃参加しています。やっぱり,サイド攻撃をしなっくっちゃあねぇ。崩せるものも崩せません。チャンスらしいチャンスもなく,ピンチらしいピンチもなく前半が終了。今日は勝てそうです。
後半開始。VISSELは相変わらず2トップねらいですが,それでも時折サイドからの攻撃も見られます。後半も右サイドの崔成勇は好調です。やはり,婚約が大きなモチベーションとなっているのでしょうか。もちろん,ゲームは河錫舟が組み立てています。MFに起用された吉村も,それらしい動きをしています。前回のような戸惑いはありません。小野のマークということですが,小野自体が不調なのでそれほど難しいことはなかったでしょう。ただ金度勲にいつもの力強さが見られなかったのが残念です。
それにしてもレッズはどうなってんの?復活したての小野に多くを期待するのは無理としても,ウルグアイ代表のセンターバックピクンを加えたというのに。大柴,岡野の快速コンビ,それに永井もいます。中村だって,路木だって,盛田だっています。タレントは豊富なのに,動きに迫力がありませんし,キレがありません。J2降格の危機感が伝わってきません。伝わってくるのは,レッズサポーターの熱い声援です。サポーターがサッカーするんじゃないんだからね。それにしても,ユニバー競技場が駒場になってしまったようです。レッズの応援はすごい!人数だけじゃなく,よく統率されています。でも,そんなサポーターの前で,こんな試合はないでしょ。フーリガンと化してもおかしくないんじゃないの?
おかげで1点目は金度勲が,2点目はレッズのミスから永島が,それぞれ点を入れることができました。2点目なんかは,守りに入った時間帯での得点だったので,これで完全に試合が決まりました。いい時間帯に得点できたものです。快勝といえそうです。でも,1点を取ったあとの守り。これって,なんでいっつもこうなるの?全員守備。永島なんて,自陣ゴール前でクリアーをてんだもの。ここまで守ることはないやろ。攻められっぱなしやろ。危険を冒してでもゴールを狙えとはいいませんが,追加点を狙うのも勝ちパターンの一つでしょう。それが,何やねん!守るにもほどがあるやろ。あれやったら相手にボールをずっとキープされっぱなしやがな。レッズが相手だからよかったものの。勝ち方をもっと考えてよね。
ところで,カメラマンの数。見ましたか?VISSELのゴール前は10人以上。レッズのゴール前は2,3人。それはないやろ。少なくても,現時点では,2ndステージも,総合成績でもVISSELのほうが上なんやで。レッズには小野がいるったって。岡野がいるたって。永井がいるたって。VISSELには,フランスW杯でゴールを決めた河錫舟がいるし,ブラジル戦でゴールを決めた金度勲もいるんだゾ。なんのこっちゃ?!
次の試合はアントラーズです。その次が入れ替え戦の友,ジェフです。ホーム最終戦はガンバです。2ndステージの最終戦はグランパスです。でも,このレッズ戦の一勝でJ1残留に大きく近づいたことは確かです。後はジェフを叩くだけです。
VSガンバ大阪
今日,3試合ぶりの,そして今シーズン最後のホーム戦のVSガンバ戦がありました。朝からあいにくの天気で,昼過ぎには雨が降り始めるという悪コンディションでしたが,入場者数は1万人を超え,改めてヴィッセル神戸への期待の大きさを感じ,うれしくなってしまいました。
ヴィッセル神戸のこの日までの成績は,6勝4敗3引分けの7位です。特に最近は3連勝,しかも完封勝ちと好調です。この勢いで4連勝といきたいものです。でも,五輪代表を中心としたヤングパワーのガンバ大阪。当然苦戦が予想されます。でもでも,2ndステージの成績だと11位と,ヴィッセル神戸の格下です。なんたって,ヴィッセルには韓国代表がいるのだ。しかも,あのブラジルを撃破した金度勲がいるんだぞ〜!
雨でぬれた芝では,ボールが滑ります。これは予想外のことが起こりそうです。シュートはグラウンダー。せめてゴールの枠には飛ばさなきゃあね。ところが,前半はさほどのファイトも見ることもなく,終了。ヴィッセルもヴィッセルだけど,ガンバもガンバやねぇ。小島なんて存在感すらないものね。ヴィッセルの吉村もそうだけど。これではイカンわね。金,返せ!
後半,ようやく動きが出てきました。ガンバの稲潤が強引な突破を見せれば,ヴィッセルの金度勲も負けていません。ヴィッセルの1点目は,ガンバのミスからゴール前の混戦に持ち込み,最後は金度勲のとどめの一撃!ヴィッセルらしい強引な得点です。でも,1点は1点。これに気をよくし,ヴィッセルの攻撃が続くかと思いきや,ガンバの逆襲をくらうはめになってしまいました。気合の入ったガンバは10分後,ヴィッセルのゴール前に持ち込み,シュート。そのこぼれ球を押し込んでゴ〜ル!やれやれ,同点です。またこのまま残業かぁ〜。
雨が本降りになり,寒さが増してきました。が,ヴィッセルはガンバゴールを目指し,攻め込んでいます。ジェフ戦では,効果的なサイドチェンジを図っていた崔成勇は,今日は右サイドの突破を狙っています。いく度となく速攻のチャンスはあったのですが,上がりが遅く攻め切れず。ところが,河錫舟が1・2で,中央突破。あとはキーパーをかわしてゴ〜ル!見事!あのスピードに乗った1・2は,カイザー宮本をもってしても止められなかったようです。久しぶりに胸のすくゴールを見ました。ヴィッセルだって,あんなきれいなゴールを決められるんだ。
ところが,ゴールを決めて勝ち越したあとがいけません。いつものように,全員が引いてしまい,6バックになってしまいました。あれだけ引くと,ガンバは攻め放題です。残り時間が5分ほどだといっても,これだけ攻められると,点をとられてしまいますがな。なんで,こんなに引くんでしょうか。1点を守る試合を見ているより,1点を取りにいく試合を見ている方がよっぽどいいです。それで点を取られたって,いいじゃない。観客はそのファイトを見たいんですから。
45分が過ぎ,ロスタイムは3分。これからヴィッセルは要注意です。今シーズンは,このロスタイムで何試合の勝ちを落としたことか。ガンバの猛攻に耐え,ようやくタイムアップ。ヤッター!これで4連勝だ!もしかすると5位?に上がれるかも。数週間前までJ1残留を危ぶまれていたチームとは思えません。この調子だと来シーズンもJ1に残留できそうです。最終節のグランパス戦は,来シーズンにつながる試合を期待しています。それにしても,金度勲は今シーズン限りで,韓国に帰ってしまうのでしょうか。決定していることのようですが。