VISSEL KOBE 2011 観戦記T(2011.3.6〜7.16)


3月6日(日) vs浦和R

昨シーズンは,恒例?の残留争いを最終戦まで戦い,奇跡ともいえる残留を勝ち取ったV神戸ですが,今シーズンはどんな戦いをするのでしょう。流れとしては,昨シーズン末の7戦無敗の勢いをそのまま継承し,開幕ダッシュを決めたいところです。ただ,トーナメント戦のようなあの戦い方をシーズン通してやり抜くというのは,体力的に精神的にもかなりキツイかもしれません。もちろん,優勝を争うチームはそんなプレッシャーの中,毎試合を戦っているのですが。ファンとしては,あの時期のゲームは,勝ち負けを抜きにしても,ワクワクドキドキ感があって大いに楽しめたものです。あの感動を毎試合味わいたいというのが正直なところです。

  
2011V神戸開幕戦vs浦和R
2011V神戸開幕戦vs浦和R

ところが,今シーズンは,堅守速攻は継承するものの,それに加えてホールポゼッションを上げ,パスワークで相手を崩すという攻め方も試していくとのことです。つまり,鹿島Aのようなゲーム運びを考えているようですが,それって個人の力がかなり左右するんじゃないでしょうか。昨シーズンの浦和Rが指向していたゲーム運びのようですが,あの浦和Rでさえ成しえなかった戦術が今のV神戸にはできるのでしょうか?かといって,昨シーズン末のような消耗戦のような戦い方で1シーズンを乗り切るのは無理だろうし…。監督さんって難しいよね。

今シーズンは,目立った補強はほとんどなし。期待の外国人選手は,まだ太り過ぎのためか,サブにすら登録はなし。この日の先発メンバーを見ると,新加入の選手は入っておらず,昨シーズンとほとんど変わっていません。これは,昨シーズン末の勢いを継承したいという考えからか,それとも補強選手がまだチームにフィットしていないからか。はたまた,昨シーズンからのさらなるチームとしての熟成を目指したものなのか。さて,その答えは今日の戦いで見えることでしょう。

  
V神戸ゴール裏 浦和Rゴール裏
V神戸ゴール裏
浦和Rゴール裏

今日の対戦相手は,昨シーズン奇跡の残留を決めた時の対戦相手,浦和Rです。スタメン紹介の前にも,シーズン開幕の記念映像でその時の様子が流れましたが,浦和Rにとってはかなり屈辱的な映像です。もちろん浦和Rサポーターからは大ブーイング。なにも,よりによって,開幕戦が浦和Rとはなぁ。浦和Rに気の毒ですが,やはりあの映像を見ると,あの時の感動がよみがえってきます。優勝しなくても,残留決定でも優勝気分を味わえるV神戸ファンって幸せ?

試合は,序盤から浦和Rのプレスが早く,V神戸は前に蹴るだけで精一杯です。それどころか,つなごうという意識があるからか,ヘタな横パスや縦パスを送り,それを浦和Rにカットされカウンターを喰らうという場面が目立ちます。ボールポゼッションを上げてゲーム運びをするというコンセプトが,逆に足かせとなって,前へ,前へという推進力がなくなっている気がします。これは,シーズンを通しての課題となるのでしょうが,それができるようになる前に負けがこんできそうです。勝つなかで,+αとしてボールポゼッションを上げる意識をもつようにはならいものでしょうか。幸い,カウンターから決定的な場面になっても,浦和Rの決定力不足に助けられ失点0でおさえることはできましたが。

試合後,大久保が「最悪の試合」というようなことを言っていましたが,見ている者にとっても同じような感想です。後半,浦和Rの鈴木が退場になっても攻めあぐね,DFラインでボールを回しているだけ。これでボールポゼッションが上がっても,まったく点になりません。それどころか,中盤でのパスミスからカウンターを喰らい,失点しそうです。ただ,この日の浦和Rは,ゴール前のエジミウソンへのロングボールが多く,攻めが単調です。ロングボールへは,V神戸のCB北本と河本できっちりと対応できるので楽です。

  
V神戸 ポポのFKが決まる! 喜ぶV神戸
V神戸 ポポのFKが決まる!
喜ぶV神戸

結局,終盤で途中出場した森岡のドリブルからFKをゲット。そのFKをポポが鋭く決めた1点を守り切り,勝ち点3をゲットしましたが,ボールポゼッションを上げ,パス回しから相手を崩し,ゴールにつなげるという形はほとんど見えず。最初からうまくいくわけはないとわかっているものの,中途半端なゲーム運びになった開幕戦でした。昨シーズンの浦和Rの二の舞にならなければいいのですが。今年こそ,上位進出のワクワクドキドキ感を味わいたいものです。


5月7日(土) vs川崎F

最近2試合は1点差とはいえ,連敗を喫しているV神戸。ゲーム内容な決して悪いわけではありませんが,なにせ最後のシュートが枠に飛ばない,ネットを揺らさない。いくら守備陣が最少失点の1点におさえても,点を取らなければ勝てません。今節は,ホームです。絶対に勝たねばなりませぬ。とはいえ,相手は川崎F。中村憲剛を中心とした攻撃力が特徴のチームです。過去には,大差で負けたこともあり,手強い相手であることにはまちがいありません。

快晴の青空。V神戸の旗にまじって鯉のぼりが泳いでいます。連休最後のゲームということもあり,かなりの人出が予想されましたが,結局は1万人少々。見る方にとっては,ゆったりと観戦できるのですが,少しさびしい気もします。

  
V神戸の旗の中を泳ぐ鯉のぼり V神戸サポーター
V神戸の旗の中を泳ぐ鯉のぼり
V神戸サポーター

先発メンバーで前節と違うのは,DFに岳人,FWに都倉が入っていることです。イジェミンのDFは,守りの点で不安があるということでしょう。都倉は高さを期待しての起用でしょう。結果としては,岳人のDFは守りという点ではまずますだったかもしれませんが,まったく攻め上がりがみられずじまい。都倉は,昨シーズンに比べて,ヘディングで勝つ場面が増え,それなりに期待に応えた形でした。それでも,前線でボールをキープするという点では,まだまだ練習の余地ありです。

前半は,お互いに決定機が何度かあるものの,ゴールできず。V神戸は,ホジェリーニョを中心としたゲーム展開をするものの,攻めが単調で,川崎Fの守備陣にきっちりと守られてしまっています。サイド攻撃にしても,スピードが足りないのか,川崎FのDFは自陣ゴールに向かって守らざるを得ない場面があまりありません。前を向き,ボールと相手を同時に見ることができるので,守備は楽です。サイドにボールを回したところで,高さがあるのは都倉だけ。その都倉だって決してヘディングが強いわけではありません。こんな時は,ドリブルで仕掛けるとか,ワンツーの速いパス回しをするとかで相手守備陣を崩す必要があると思うのですが。

  
川崎F中村憲剛のFK外れる 川崎FのCKもはね返す
川崎F中村憲剛のFK外れる
川崎FのCKもはね返す

試合は,ホジェリーニョの粘りと,朴康造のゴールへの嗅覚で上げた1点を守りきり,今季2つ目の勝利でメデタシ,メデタシ。川崎Fにとっては,攻めながらも点の入らないもどかしい試合だったでしょうが,それもサッカーです。前節までのV神戸が味わったもどかしさを,今度は川崎Fが味わったということでしょう。それにしても,V神戸の決定力の無さはどうよ?もちろん,これはV神戸に限った問題ではないでしょうが,それにしても1試合に最大で1点しか取れないという現実。シュート練習さえすればいいという問題ではなさそうです。それまでの攻めの形はどうでしょう。大宮や新潟のような中位のチームには,いい形での攻めはできても最後が決まらず。川崎のような上位チーム相手には,なかなか攻めの形すらできない。昨シーズン終盤のようなスピードに乗った攻めを見たいものです。そのためにも,攻める時は全員で,守る時も全員でといった単純な意思統一が必要なのかもしれません。これから,気温が上がり,後半に足が止まることがあるかも知れませんが,それは相手チームだって同じこと。豊富な運動量で相手を上回ることは,V神戸のみならず,W杯の日本代表だって同じでした。多少技術的に劣っても,運動量の豊富な選手を使い,ボールと人が動くスペクタルなサッカーを見せてほしいものです。


5月21日(土) vsS広島

前節の清水戦は,1シーズンにあるかないかの大勝に気分をよくしての観戦です。今節の広島は,スピードのある攻撃力が自慢。現在2位につけ,6戦負け無しの好調ぶりです。ただ,今節は,李忠成,森脇良太が出場停止とのこと。森脇はともかく,李忠成が出ないというのは神戸にとってはラッキーです。今シーズンの李忠成は絶好調で,すでに4ゴールを上げているのですから。対する神戸は,ほぼベストメンバーで戦えます。しかも,ホームゲーム。これだけ勝利への要因があるのですから,勝たなきゃあねぇ。

  
V神戸ギャラリー V神戸サッカースクール入校式
V神戸ギャリー
V神戸サッカースクール入校式

試合は,開始早々から神戸が鋭い出足でボールを奪い,ボールを支配しています。この神戸のプレスで得意の裏への動きを封じられた広島の攻撃は,ほとんど見るべきものはありません。ただ,この日も,神戸の攻撃は最後の最後が決めきれない。以前から課題だった森岡の決定力は,この日も解消されず。広島DFの裏に抜け出し,GKとの一対一の場面でもネットを揺らすことができません。ただ,この日の神戸の決定力のなさというか,運の悪さというか,決定的な場面でも大久保が,ポポが,北本がシュートを決めることができません。神戸のペースでゲームが進んでいるのにもかかわらず,こういう場面で決めきれないというのは,今後の不安材料ですし,喫緊の課題です。

  
V神戸サポーター S広島サポーター
V神戸サポーター
S広島サポーター

それでも,三原にかわって緊急出場した田中がゴールを決めたところに,今の神戸の勢いが感じられます。川崎戦の朴といい,途中出場した選手がゴールを決めたというもいいし,田中にしても朴にしても,ケガで試合に出ることができなかっただけに,チームとしての喜びは倍増でしょう。過去,何度も連勝の機会があったものの,なぜか,その直後のゲームは気の抜けたようなゲームで負けてしまうことが多く,好調の波に乗り切れないというのが,ファンとしてもどかしく感じていたところです。でも,今の神戸は,安定した試合運びの結果としての連勝なので,見ていても安心できます。

  
V神戸 田中のシュートが決まる! V神戸 勝利!
V神戸 田中のシュートが決まる!
V神戸 勝利!

その大きな要因は,まず,90分間を走りきっているということ。終盤には足を攣る選手が何人も出るぐらい今の神戸は走っています。技術はすぐには向上しませんが,走ることは誰でもできます。走ってボールを触ると,必然的に技術は向上します。引いて守ってクリアだけでは,攻撃につながらないだけでなく,技術の向上も,戦術の成熟もありません。ところが,今の神戸は,中版で素早くチェックを入れ,そこで奪ったボールを攻撃につなげる。それがチーム全体のコンセプトになっているので,誰が交代出場してもすぐに試合の流れに入っていけるのでしょう。

そんな好調の神戸ですが,気になることが一つ。これから気温の上がる季節になります。毎試合,体力限りに走り続けている選手たちの体調管理が気になります。6〜7月の南米選手権でのリーグ戦中断はなくなりました。疲れのたまるこの時期をどう戦うか,どう乗り切るかが今シーズンの成績に大きな影響を与えそうです。もちろん,これはどのチームにも当てはまることですが。人をあまり動かさず,ボールを動かす省エネサッカーができるればいいんだけどね。でも,それはまだ先のこと。とにかく,次回のホームゲームも楽しみです。


6月11日(土) vsV仙台

リーグ戦の前節は,目下首位を突っ走る柏Rに完敗したものの,先週末のN杯では横浜FM相手に,ロスタイムに執念のゴールで引き分け。チームの状態はまずまずといったところでしょうか。対するV仙台は,今季はこれまで無敗。先週末のN杯では,リーグ戦首位の柏Rに勝つなど,好調を維持しています。なかなか厄介な対戦相手です。ところで,神戸と仙台は,お互いに震災で大きな被害を受けた地域同士です。お互いのサポーターも,互いにエールを送り合って,サッカーを離れて「復興」への願いをアピールしています。しかし,震災の影響でしょうか,V仙台サポーターの数がいつもより少ない。こんなところにも影響が現れているなんて,心が痛みます。

  
V神戸サポーター V仙台サポーター
V神戸サポーター
V仙台サポーター

試合の結果は,前半を支配したV仙台が先制し,後半にまき返したV神戸が終了間際に追いつき,引き分け。お互いにこれはこれでよかったのかなぁとも思ってしまいます。ただ,ブラジル人トリオが揃った後半はV神戸のペースになった反面,前半はまったくボールが拾えず,攻撃の形ができずで,これじゃあブラジル人頼みのチームということになります。全員同じコンセプトでチーム作りをしているので,誰が出ても同じように戦えるということですが,そんなことは全く感じられません。昨シーズン末に見られたハードワークを基本に,前へ,前へといった迫力が全く感じられなくなっています。サポーターも同じように感じていたのか,前半終了には大ブーイング。

  
V神戸茂木選手「21」 お疲れ様でした 夕陽の明石海峡大橋
V神戸茂木選手「21」 お疲れ様でした
夕陽の明石海峡大橋

それにしても,茂木はこのゲームも素晴しい動きをしていました。DFながら,相手のゴール前までつめたり,クロスだけじゃなくシュートも放つなど,攻守にわたって大活躍です。しかも,悲しいのは,ゴールの臭いがするシュートは,茂木のシュートだけ。これでは,上位チームとの戦いがかなり苦しいものになるハズです。昨シーズン末の戦いを思い出して,ヘンにボールを回すことなく,前線からプレス,ボールを奪うと全員が前を向きシンプルにボールをつなぐ,そんなスピード感のある戦い方を見たいものです。次節の福岡は,残留決定戦を戦ったことのある相手です。J1昇格を果たした今季は,まだ未勝利の9連敗中です。だからといって油断は禁物。今日の前半のような戦い方をしていたのでは,A福岡に初勝利をプレゼントしてしまいそうです。走れ!V神戸。前を向け!V神戸。


6月15日(水) vsA福岡

開幕から9連敗で目下最下位のA福岡。対するV神戸は5位。順位から判断すると,V神戸の勝利は間違いのないところです。しかし,結果は,スコアレスドロー。A福岡に初勝利こそ献上しなかったものの,勝点1をプレゼントしてしまいました。試合後,和田監督が「何も得るものがない試合だった」と言っていますが,見ている者にとっても何も感じるところのなかった試合でした。否,怒りは感じましたがネ。それにしても,勝てる相手に勝ち切れないところは,いかにもV神戸といった感じです。平日にもかかわらず,遠路はるばるやってきたA福岡サポーターに,少しサービスしちゃったかな。

  
3試合ぶりの勝利を期待 V神戸サポーター 平日にもかかわらず遠路はるばる A福岡サポーター
3試合ぶりの勝利を期待 V神戸サポーター
平日にもかかわらず遠路はるばる A福岡サポーター

試合内容は,開始直後こそA福岡の出足をいなし,攻め込む場面がありましたが,徐々にA福岡の勢いに圧倒され,試合の主導権を握られてしまいました。中盤でパスミス,トラップミスの連発。ようやくマイボールになっても,横パスとバックパスのあげくは,ロングボールを出すだけ。ポポとホジェでは高さがないので,そのロングボールはつながらず。かといって,ボールを回すには,全体の動きがないので,出すところが無し。A福岡の決定力の無さに助けられた試合でした。完敗を喫した柏R戦以来,負けは無いものの,引き分けが続いています。V仙台戦とA福岡戦を見た限り,V神戸の動きは明らかに落ちています。前線からのプレスと中盤でのボール奪取,攻めに入った時の全体の押し上げと両サイドの積極的な上がり,そんな場面がほとんど見られません。アグレッシブさが足りないとか気持ちの問題かもしれませんが,それだけでしょうか。開幕から豊富な運動量をベースに戦ってきたツケが回ってきたのかもしれません。ただでさえ,連戦が続くこの時期,これまでの疲れがさらに蓄積されると,引き分けすら難しいかもしれません。しっかり身体のメンテナンスと気分のリフレッシュをして,V神戸らしいサッカーを見せて欲しいものです。


7月2日(土) vs名古屋G

夕方まで鳥取でカヌー。大急ぎでWスタジアムへ。しかも,この日は,バック自由席のチケットが完売とか。幸い,座席をキープしてもらっていたので,昨年のように最上段で立ち見という悲惨な状態は回避。キッキオフ直後にスタジアム入り。やれやれ。

ゲームは,名古屋Gがそれほど前がかりに来ることはなく,V神戸がボールを持つ時間がけっこう多い。ところが,攻め手が乏しく,なかなかシュートまではいけません。もしかすると,名古屋Gは,神戸にボールを持たせ攻めさせてスタミナの消耗を待っているのではと思えるほどです。ただ今,8戦未勝利という結果が示すように,ようやく放ったシュートは枠に飛ばす。毎試合後に,決まり文句のように繰り返される「決定力不足」が,今日も露呈されています。それに引きかえ,名古屋Gはカウンターからの攻撃で見事なミドルシュートを披露。V神戸の時間帯だっただけに悔やまれますが,シュートが枠に飛ばなきゃあゴールになりません。

これで9戦未勝利。3連敗。降格圏ぎりぎりに順位を落としてしまいました。さて,これからがV神戸の本領発揮といきたいところですが,今シーズンはどうでしょう。毎シーズン,同じことを繰り返し,残留を優勝気分で祝うというのはどうしたものやら。


7月16日(土) vsC大阪

前節のG大阪戦で負け,未勝利記録を9に伸ばしたV神戸ですが,今節も関西ダービーです。対戦相手は,同じ大阪のチーム,C大阪です。攻撃的なチームのイメージがありますが,昨年からは守備が安定し,リーグでも失点が少ないチームの一つになっています。さて,そのC大阪相手に決定力の無いV神戸がどう立ち向かうか。まずは,先制点がV神戸が勝利するための絶対条件です。逆にC大阪に先制されては,あとはC大阪の攻め放題になること請け合い。勝利を決定的なものにするためには,追加点も必要です。つまり,若いC大阪のやる気をそぐということ。

  
V神戸サポーター C大阪サポーター
V神戸サポーター
C大阪サポーター

ゲームは,いきなり動きました。なんと!開始2分足らずでV神戸が先制!しかも,ボランチの松岡がゴール前に詰めて朴康造からのクロスを押し込んだのです。最近のゲームで,ボランチがここまで上がってきた場面は,見たことがありません。それだけに,このゲームでは,ゴールに向かう姿勢が見られ,これまでのV神戸とは一味違う感じを受けます。その後も,前線からのチェックに走り回り,中盤でのパスカットからの速い攻めが度々見られました。これって,昨シーズン末の残留戦を戦った時の勢いです。ただ,夏場でこのゲーム運びは,90分はもちそうにありません。後半がチョット心配。

            
V神戸 朴康造歓喜のゴール V神戸 大久保のPKが決まるV神戸4:1C大阪
V神戸 朴康造歓喜のゴール
V神戸 大久保のPKが決まる
V神戸4:1C大阪

ところが,後半に入っても,寅の子の1点を守るというのではなく,2点目を狙った守備をしており,その結果がポポのゴールであり,朴康造のゴールということになったわけです。それにしても,攻めに入った時のC大阪は,さすがです。ドリブルあり,ショートパスあり,サイド攻撃あり。高さではV神戸CBが勝てそうですが,スピードへの対応が難しい。1点を返された時は,そのまま4点取られて逆転されそうな勢いがありましたが,そこでV神戸がGK徳重を中心として追加点を許さず。しかも,カウンター攻撃の意識が高く,C大阪の攻めのリズムが乗り切りません。その結果が,4点目のPKです。

ようやく,シーズン開幕当初の勢いが復活したようです。これから暑くなる夏場の体調管理が大切になりますが,V神戸が勝つには豊富な運動量が必要条件です。このゲームのように,豊富な運動量と速い攻めで,見る者にわくわくドキドキさせてほしいものです。


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