氷ノ山かき氷ツーリング(2000.8.27)
かき氷を食べよう
春の以来,4ヶ月ぶりの氷ノ山です。withMTBとなると,昨年の11月以来の9ヶ月ぶりです。雪の氷ノ山も楽しかったですが,withMTBもやっぱり楽しいです。今回はまだまだ暑いだろうというので,山頂でかき氷をしようということになりました。ということは,時間との戦いです。いつものように,遊びながらのんびり登っていると氷はとけてしまいます。かといって,氷がとけないようにとおおがかりなクーラーは持って登れません。でも,真夏の太陽が照りつけるこの時期,山頂でのかき氷は魅力的です。まあ,半分ぐらいはとけても,少しはかき氷を楽しめるでしょう。
ルートはいつもの坂ノ谷林道からの登山道です。このルートは,距離が長いだけに傾斜がゆるやかで登りだってけっこう乗車率が高いのです。もちろん,下りなら乗車率ほぼ100%。何ヶ所か,部分的に押しが入りますが,それも数mです。しかも,登山者が少ない。これだけの条件がそろっている山は,兵庫県下には見当たりません。
暑い!暑い!
登山道入口から植林帯へ。早速,お約束の「押し」です。でも,この夏は雨が少ないようで,道が乾き切って滑りません。植林帯が終わる頃には,乗車可となります。押したり,乗ったりを繰り返しながら,ブナの林へ。ここもブナの葉の緑がきれいです。登山道には,木の根が網の目のように張っているので,MTBを乗って登るのには脚力はもちろんのこと,かなりのテクニックが必要となります。ブナの緑を楽しみながらも,身体は汗ビッショリです。シャツはもちろん,ズボンまで。
熊の水飲み場に着きましたが,小川に水は流れていません。いつもは少ないながらも水が流れているのですが,今夏の少雨で干上がっているのでしょう。これでは熊さんは水が飲めません。でも,だからといって,北摂地方にまで出没することはないでしょう,たぶん。
熊の水飲み場から,殿下コースへの分岐はすぐです。殿下コースから登ってくると,時間は大幅に短縮できるそうですが,それでは帰りの下りも短縮してしまいます。分岐からは,周りが笹原にかわります。見返りの丘に立つと,先日登った藤無山,阿舎利山,一山,東山が一望できます。右手には三室山,後山も見えています。ここから,三の丸はすぐそこです。
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三の丸からの展望も楽しいものですが,今日は時間との戦いなので,おしゃべりもほどほどに先を急ぎます。三の丸からは,小刻みなアップダウンを繰り返しながら,氷ノ山山頂直下の斜面に近づきます。途中の湿地帯も,今夏の少雨であまり水分がありません。どこを歩いても,それほどヌタっていないので歩きやすいのですが,これっていいことなのでしょうか。
シャリ!シャリ!かき氷だ〜!
いよいよ,最後のひと踏ん張り。山頂直下の急坂を,MTBを担ぎながら登ります。今日の暑さでもうバテバテって感じですが,これを登れば冷た〜いカキ氷が待っています。気合いが入ります。山頂の手前でMTBにまたがり,ゴ〜ル!
ジャ〜ン!これからかき氷だ〜!山頂小屋に行くと,別ルートで登ってきたdameちゃんが出迎えてくれました。春の千ヶ峰以来です。もう1時間以上も待っていたとのこと。申し訳ございません。でも,楽しみは待てば待つほど大きくなるというものです。dameちゃん,ダメ…?
もうのどカラカラの我々は,早速かき氷です。氷を出すと,意外なことにほとんどとけていません。アルミのシートに包み,それをビニールのクーラーバックに入れただけなのに,氷がとけてできた水はコップ半分もありません。すごい保温力です。もらい物のビニールクーラーでも侮れません。かき氷器に氷をいれて,シャリ!シャリ!きれいなかき氷がみるみるできてきます。メロンシロップをかけて,あんこを入れて,コンデンスミルクをかけて,ハイ!メロンミルク金時の出来上がりです。いただきま〜す!…うまい!冷た〜い!気持ちイイ!こんな暑い時に,こんな山の上でかき氷が食べることができるなんて,感激です。デザートのはずのかき氷ですが,弁当そっちのけで賞味です。dameちゃん,O石君もさっそく賞味。S田さんは「弁当の方が先やろ!」と言いながら,天丼を食べています。そういうS田さんはS田さんで,別の目論見があるのです。天丼と氷。つまり,てんぷらと氷の「食い合わせ」の実験をしようというわけです。てんぷらを食べたS田さんもかき氷を食べ始めました。もう,4人ともかき氷に夢中です。でも,さすがに2杯目になると落ち着きます。たくさん食べたように思いますが,水分にするとわずかですので,水分の取り過ぎというわけではないようです。ただ,かき氷で体が冷え,しだいに寒さを感じるようになってきました。実際,氷ノ山の山頂は爽やかな風が吹き,過ごしやすい天気でしたが,かき氷を食べ過ぎた我々には少し涼しすぎたでしょうか。
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楽になった下り
かき氷を食べ,弁当を食べ,汗でぬれた服が乾きかけた頃,いよいよ下山です。いつものことながら,下りは楽しみです。ボクは,SPECAILIZED号で初めての氷ノ山です。今までは,noサスのDIAMONDBACK号でしたので,フロントサスペンションのありがたみを感じます。前方に三の丸を見ながら,山頂直下の斜面を下ります。下り切ると,三の丸までは小刻みなアップダウンが続きます。登りといっても距離はそれほど長くはないうえに,テクニカルなポイントが連続する変化に富んだ楽しいルートです。
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あっという間に三の丸。もう時間との戦いではないので,ゆっくりと休憩です。振り返ると,氷ノ山の山頂と,下ってきた道が見えています。西,南,東の三方向の展望が見事です。足元には,緑の笹原が広々と広がっています。積雪期になると,これらの笹原が雪原に変わり,見事な白銀の世界が広がります。
これからはダウンヒル第2弾です。笹原の中の道を下ります。眼下には,藤無山はじめ奥播磨の山やまが見えます。笹原の中の道の終点が,殿下コースとの分岐です。さらに下ると,周りはブナの林に変わります。朝,登った時と同様にブナの緑が鮮やかです。その緑の中を快適にダウンヒルです。フロントサスペンションのおかげで,木の根のような小さな凸凹が気になりません。でも,調子に乗ってラインを読み誤ると転倒の危険大です。いくつかの丸太越えもあり,お楽しみポイントとなっています。周りがブナ林から植林に変わると,長かったダウンヒルの終わりです。
かき氷はお薦め
氷ノ山,登りが1時間40分,下りが1時間。やはり歩きよりは速いようです。今回は,かき氷を楽しみましたが,暑いこの時期には最適なイベントです。思ったよりも氷のもちがよかったので,歩きの山行きにもメニューに加えてもいいかもしれません。ただし,かき氷器がかさばるので,持ち運びにくいです。携帯かき氷器ってあるのでしょうか?