2006 VISSEL神戸観戦記U(2006.5.6〜6.17)


V神戸vs鳥栖F(5.6)

第一クールは,負け越しの7位。順位だけを見れば,期待外れです。でも,試合の内容を思い返してみると,内容でも負けていた試合はC札幌戦ぐらいでしょうか。あとは,ホームで見た限りでは,内容で勝って結果で負けた試合がほとんどです。要は,フィニッシュです。シュート数はリーグでも多い方ですが,そのわりにはゴールが決まらない。決定力不足は,今に始まったことではありませんが,J2でも決定力不足が問題になるとは…とほほです。

  
第二クール初戦 遠路はるばる鳥栖Fサポーター
第二クール初戦
遠路はるばる鳥栖Fサポーター

今節は,第二クールの初戦。一度対戦した相手ということで,お互いに手の内がわかった相手です。その相手とどう戦うか。選手の力と監督の指揮が重要です。そのスターティングメンバーに,バロンの名前が。バロンって,どうよ?高さがあるわりには競り勝てないし,足元も不安,おまけにスピードがない。全盛期のバロンではありません。そのバロンが先発?!ホルヴィーが出ないのは,ケガかも。トーメは出場停止でしょう。う〜ん,微妙なメンバーです。

鳥栖Fの攻勢で始まった試合ですが,しだいにV神戸のペースに。アツ君のFKから栗原のヘディングシュートはバーをたたき,残念!続いて,アツ君のFKは直接ゴールを狙ったものの,これまたバーをたたいて,残念!でも,いずれにしても,セットプレーからのシュートです。流れの中でのシュートもあるものの,これまたゴールにならず。

  
ゴールが遠い! アツ君のFKもクロスバーを直撃
ゴールが遠い!
アツ君のFKもクロスバーを直撃

後半は,ゴール前でフリーで放った茂木のヘディングシュートは,GK正面。フリーで抜け出した村瀬のシュートもゴールにならず。結局,いつものことながら,決定力不足があらためて問われる試合となってしまいました。第一クールから,否,昨シーズンから課題になっていた決定力が,この第二クールに入っても解決されていません。このままだと,中位をキープするのが精一杯になりそうです。

V神戸vs徳島V(5.20)

上位のC札幌の大勝し,下位のT草津に手堅く勝ちを収めれば,調子の波に乗れるかと思ったものの,T草津戦で惜敗。第1クール同様,なかなか調子の波に乗れないというか,安定した力を発揮できないV神戸です。今節は,目下最下位の徳島Vをホームに迎えてのゲームです。最下位の徳島Vが相手とはいえ,第1クールでは負けているので油断禁物です。

先発メンバーは,最近は固定しているようですが,丹羽の右DFには不安を感じてしまいます。柳川のCBも不安ですが…。でも,それ以上に問題なのは,攻撃です。攻めども取れず。鳥栖F戦の再現だけは避けたいものです。

ゲームは,序盤からV神戸がボールを支配しているものの,時折見せる徳島Vのカウンターに,簡単にシュートを許してしまいます。イヤ〜な,展開が続くなか,前半半ば過ぎ,アツ君から河本を経て,ゴール前に出されたクロスに栗原が飛び込みGOAL!これまでV神戸のカウンターが決まった場面をあまり見たことがないので,その鮮やかなカウンターに感動すら覚えます。しかも,栗原はバースデイゴールです。そういえば,ホルヴィも東京V戦でバースデイゴールを2発決めていましたねェ。誕生日って,縁起がいいのかもね。

  
栗原の先制ゴールが決まる! アツ君の2点目!
栗原の先制ゴールが決まる!
アツ君の2点目!

先制点を取り,落ち着いた試合運びができるようになったV神戸は,時折見せる徳島Vのカウンターにも的確に対応し,危なげない試合運びです。そして,前半終了間際,ショートコーナーで朴康造からボールを受けたアツ君がゴール前に切れ込み,シュート!相手GKは一歩も動けず,GOAL!これまでに幾度か同じようなショートコーナーを見てきましたが,その意図はここにあったのかぁ。

後半開始直後は,徳島Vに攻め込まれる場面が続きましたが,それでもゴール前をがっちりと固め,ゴールを許しません。そして,試合を決める3点目をゲットする時がやってきました。1点目同様,左DFの坪内からクロスが栗原へ。栗原はこのクロスをバックヘッドで逆サイドに流し込みGOAL!見事なヘッデングシュートです。GKは意表をつかれたのか,一歩も動けませんでした。

3点目が決まり,試合が決定的になったからでしょうか,メンバーの入れ替えをする余裕も生まれ,完勝。最近はゴール数が多く,攻撃がうまくいっているようです。とはいえ,見ていると,ゴール前での連携という点では,まだまだという感じです。一連の流れに乗って動いているというより,個人の力で攻めているという感じです。流れるようなパス交換から相手DF陣を崩し,鮮やかなゴールを決めて欲しいものです。

  
ヒーローインタビュー 栗原圭介 ヒーローインタビュー アツ君&荻晃太
ヒーローインタビュー 栗原圭介
ヒーローインタビュー アツ君 &荻晃太

V神戸vs湘南B(6.3)

第2クールは,出だしこそもたついた感がありましたが,前節の徳島V戦では完勝。今節は,湘南Bをホームに迎えて,連勝を狙います。

湘南Bは,中田英寿が在籍したことのあるチームで,J1でも活躍したチームでもありますが,J2降格後はすっかりJ2の中堅どころに定着し,J1昇格の声は聞こえてきません。なんとなく,V神戸とダブってイヤな感じです。

試合は,いつものようにV神戸が圧倒的にボールを支配するものの,これまたいつものように決定力不足でゴールにならず。サイドからの攻撃や中央突破を図ったりと,それなりに攻めに変化をつけていますが,致命的なのはスピード不足と連携のなさです。

サイドから深く鋭くえぐるクロスがなければ,湘南BのDFはゴールを背に守ることができます。つまり,ボールと相手を見て守れるのですから,守りやすいはず。中央突破にしても,ワンツーにスピードがないので,容易にマークできます。しかも,パスをもらった選手がどこへボールを出せばいいのかわからないようですし,パスをもらう選手だって意思表示がはっきりしないので中途半端な動きになっています。これでは,いくら攻めてもゴールに結びつきません。ゴールできるとすれば,セットプレーかパワープレーぐらいでしょうか。

  
遠路はるばる 湘南Bサポーター 平瀬の決勝ゴ〜ル!
遠路はるばる 湘南Bサポーター
平瀬の決勝ゴ〜ル!

だらだらと時間だけが過ぎ,スコアレスドローの雰囲気が漂ってきた終了直前,途中出場の平瀬がゴ〜ル!久しぶりの出場の平瀬がゴールを決めました。朴康造からのクロスが湘南BのDFの頭を越え,その後ろで待っていた平瀬に。平瀬は胸でトラップし,ごっちゃんゴール。ようやく,勝点3を拾ったという感じです。

はっきりいって,湘南B程度のチーム相手に苦戦していたのでは,例え,J1に復帰できても,すぐに降格の憂き目にあうでしょう。バクスター監督には,目先の勝利だけにとらわれず,長い目で見たチーム作りをお願いしたいものです。

V神戸vsM山形(6.17)

最近の試合で,3勝1分けと好調のV神戸が,ホームにM山形を迎えます。M山形とは,第1クールでは,冷たい雨の降る中で退場者を出しながらかろうじて引き分けに持ち込んでいます。今日は,その決着をつける日かも。それにしても,今日も雨。M山形は雨チーム?でも,神戸Wスタは屋根付きなので大丈夫。

  
連勝を目指して 北本のヘッドが決まる!
連勝を目指して
北本のヘッドが決まる

試合は,開始早々に北本のヘッドで先制。今日は,右DFに入っている北本が,朴のクロスにドンピシャヘッド。快調な出だしです。そのあとも,V神戸が優勢に試合を進め,ホルヴィのFKから直接ゴールが決まり,2点目。と,ここまでは無難に試合を進めていましたが,そのあとがいけません。M山形のカウンターにV神戸のDFはドタバタ。マークがずれてフリーでシュートを打たれたり,DFラインの裏を取られたり。幸い,決定力のなさに助けられた形で無失点に終わりましたが…。

  
ホルヴィのFKが決まる アツ君のPKでゴ〜ル!
ホルヴィのFKが決まる
アツ君のPKでゴール!

後半も開始早々に,朴が得たPKをアツ君が決めて3点目。もうこれで楽勝でしょうと思ったのもつかの間。いきなり,V神戸の足が止まり,M山形が攻勢に出ます。V神戸の左サイドからの攻撃に,あえなく連続ゴールを許し,1点差に。同点になるのも時間の問題とも思えましたが,そこでやっと目が覚めたように動き出し,何とか無失点に。ロスタイムには,田中の独走から4点目を決め,ようやく一安心でした。

  
M山形の反撃 田中のダメ押しゴール
M山形の反撃
田中のダメ押しゴール

今回の試合も,4:2の結果ほどには安定した内容ではなく,特に後半はドタバタの連続。攻撃の形が整いだしたので,あとは守備です。北本の左DFというのは,まだまだです。柳川のCBにも不安がつきまといます。攻撃の中心が,朴とアツ君だけというのもバリエーションに乏しい。まだまだ課題の多いV神戸です。


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