第23回 シマノ鈴鹿ロード (2006.8.27〜28)


夏の終わりはシマノ鈴鹿ロードで

8月が終わりに近づき,夏の総決算であるシマノ鈴鹿ロードレースが,今年もやってきました。 今年も,オープンUと年代別の3レースにエントリー。もちろん,レース後の一山も計画しています。それから,土曜日の夜には,神戸ユニバー競技場でV神戸の試合があるので,こちらにも行かなっくっちゃあ。つまり,金曜日の夜に鈴鹿に行き,土曜日の昼に神戸へ,その夜には再び鈴鹿へ戻り,日曜日に帰ってくる。と書くと,忙しそうですが,実際には神戸と鈴鹿の距離は200kmほどしかないので,3時間もあれば十分なのです。

昨年同様,睡眠時間の確保を狙って,8時に出発。阪神高速では,ランデブーで走っていた先行車が覆面パトカーに捕まる場面を目撃。その直前まで,くっついて走っていたのですが,オービスが連続しているので,少し間をあけたその時です。追い抜いた白い車が先行車の追走を始めた数秒後。屋根から赤色回転灯が出てきて,スピーカーから何やら叫び始めました。少し離れて走っていたオイラは,何のお咎めもなし。さすがは,「ゴールド免許」の為せる技です。

途中で渋滞などがあり,予定時刻より少し遅れて到着。11時半ごろでしたが,駐車場には車が続々集まっています。これでぐっすり眠れます。メデタシ,メデタシ。

翌朝,6時起床。半分寝ぼけながら外を見ると,雨やん!週末は晴れるという天気予報やったのに…。それでも,しばらくすると,雨は止み,明るくなってきました。やれやれです。

パンを食べ,試走に出かけましょう。1年ぶりの鈴鹿サーキットです。路面は,昨年よりきれいになっているような気がします。走り出すと,やはり,シケイン手前の最後の上りはしんどい。シケインをクリアすると,なだらかな下り気味のコースで,気分がいい。レースも,こんなふうにのんびり走れるといいんだけどなぁ。でも,それじゃあ,レースじゃなくてサイクリングだよね。スプリントポイントのスプーンカーブも,やはり,しんどい。ヘアピンに向かうコースは,向かい風でさらにしんどい。デグナーからも向かい風。コースで一番スピードの乗るS字も向かい風。その向かい風のまま第一コーナーへ。ホームに戻ると,追い風に変わります。こりゃあ,アカンがや。これまで,ホームで追い風だったときにロクなことがなかったもの。上りでスピードが落ち,一息つけるときに,追い風だとそのままスピードに乗って突っ走ってしまうから,最後のシケイン手前でオイラは失速してしまうという図式です。不吉な追い風です。

結局,2周サイクリングしたところで時間切れ。あとはコーヒーを飲みながら,スタート時間を待ちましょう。

  
サイクルバザール会場 できればお世話になりたくないメディカルセンター
サイクルバザール会場
できればお世話になりたくないメディカルセンター

オープンUA

スタート時刻になり,ホームストレートに整列です。これから一年に1回のレースが始まります。昨年は思いのほか,楽に走れたのですが,今年はどうでしょう。練習は,例年同様,夏だけ。特に今年は,8月だけといってもいいかもしれません。でも,その8月にはよくロードに乗ったと思うのですが…。

スタートし,クリップもすぐにはまり,出だし順調です。いつものように集団に埋没し,ホームを進みます。シケインも無難にクリアし,スピードが乗ります。と,ここで,足がチョットしんどいっぽい。???あれだけで足に乳酸が溜まったってか?それはないでしょう。あと2回,ホームをクリアしなきゃあならないのに。ただ,去年の感じとは少し違うかもね。

  
いよいよスタート!
いよいよスタート!

スピードに乗ったまま集団で西ストレートからスプーンカーブへ。時々,足を休めながら気持ちよくサイクリング。スプーンカーブからヘアピンカーブに向かうところでは,向かい風のためにスピードが落ち,集団が広がります。そのどさくさに前へ。先頭は,数人が引き,逆水滴状の集団の形になっているようです。この集団の形って,上から撮影してみると,おもしろいかもしれません。スピードの出るところでは棒状に伸び,スピードの落ちたところでは横長の逆水滴状に。その形の変化は,何かの生き物のように感じるかもしれません。是非,シマノさんに一考願いたいところです。

ヘアピンカーブを出るところが一番危険です。スピードアップを図るライダーたちが,一斉にダンシングで加速するからです。ダンシングですから,当然それなりの幅が必要です。しかも,なかには,よれながらダンシングしているライダーもいます。あれでスピードに乗れば,落車するでしょう。そのとばっちりがこないことを祈りながら,オイラはシッテングのままで加速します。予想通り,デグナーカーブでスピードがいったん落ち,その後はまたもや集団でサイクリング。集団が落ち着いているので,落車の危険も感じません。

快調にダンロップカーブからS字コーナーへ。第一コーナーへ向かう向かい風もものともせず,先頭はスピードを落としません。そして,ホームへ。やはり,予想通り,ホームのゆるやかな上りにもさほどスピードは落ちず,集団は快調に上ります。そして,最後のシケイン手前の上りへ。ここでけっこう足にきてしまいました。おそらく,この調子だと,3周目のここで切れちゃうかもねぇ。

シケインを辛うじてクリアし,集団で西ストレートへ。この周回では,スプーンカーブにスプリント賞があるので,スピードは落ちないハズ。どうにか集団に混じり,スプーンカーブへ。ヘアピンカーブの手前でコース外にはじき出されたライダーが数名。他のライダーたちの計らいで集団に復帰。落車しなくてよかった,よかった。

ヘアピンカーブはいつ走っても緊張します。特にコーナー出口では,過去に何回も落車を目撃しているので,無理をせず。1周目同様,順調にデグナー,ダンロップ,S字とクリアし,ホームへ。

2度目のホームも,それほど前は詰まることなく,集団は順調に進みます。ここまではオイラも順調。ところが,ところがである,シケイン手前の上りにさしかかったところで,急に足が回らなくなってしまいました。???数年前と同じ状態です。集団からスーッと取り残され,あとは回らなくなった足でだらだらとシケインを抜けるだけ。シケインを抜けると,集団からは数十m離され,万事休す。たかが数十mですが,それに追いつけないのが力のなさです。あとは,一人さみしく,サイクリングを苦しみます。

それにしても,一人サイクリングほど苦しいことはない。先ほどまであんなにスピードの出ていた西ストレートも,いまや,だらだら状態。スプリントポイントの小さな上りのシドイことったら。スプーンカーブを抜けると,向かい風が吹きつけてきます。もう,ここで止めちゃおうかなぁという気にも。とはいえ,とりあえず,ゴールまでは帰らなくっちゃあ。

悲しいことに,ヘアピンも気兼ねなくクリア。どこをどう走っても,誰にもぶつかることはありません。こんなことなら,カメラでも持ってくればよかったなぁとのん気なことも。でも,初めから千切れようと思って走ってないって。

一人さみしく,ダンロップからS字へ。ここも,集団なら気を使うところですが,いまや気を使う相手もなし。嗚呼,わびしい。一人旅のわびしさを味わいながら最終コーナーからホームへ。よたつく足でペダルを回し,ゴールへ。やっぱり,サイクルレースは,集団から千切れるとレースじゃないよなぁ。明日のレースが思いやられるなぁ。

  
ホームでスタートを待ちましょう 5ステージのスタート風景
ホームでスタートを待ちましょう
5ステージのスタート風景

マスターズ50+

早朝からのレースです。なんと!スタートが7時半過ぎ!これじゃあ,まだ,寝ぼけている人もいるんじゃないでしょうか。いくらレースの数が多いとはいえ,ちょっとねぇ…。しかも,昨夜,神戸から帰ってきたのが12時前だっちゅうのに。まぁ,今シーズンのベストゲームを観戦できたので,気分は上々ですが。

6時過ぎに起床し,車の外に出てみると,K山さんたちがすぐ近くに陣取っていました。寝起きのコーヒーを飲みながらおしゃべり。準備を終え,試走に出かけます。時間がなく,1周しかできませんでしたが,ウォーミングアップには十分です。そのまま召集地点に直行し,スタートを待ちます。

周りには草レース界の有名人が何人もいます。ただ,ゼッケン番号順に整列することになっているはずなのに,そうでない人もいます。マナーという点では,必ずしも年齢が関係しているわけではなさそうです。それどころか,むしろ,高齢者の方がマナーが悪いような…。

早朝のスタートということもあり,まだ,なんだか寝ぼけ気味。スタートの合図がなっても,ペダルにクリートが入らず。何回目かにようやくパチン!やれやれです。集団にまぎれてホームを駆け上ります。シケインも無事にクリア。西ストレートに向かいます。ここでいつも違う雰囲気。いつもなら,このあたりは集団が横に広がったりするのですが,今日は,長細いままでスピードが落ちません。???スプーンカーブあたりでも少しはスピード落ちますが,ヘアピンカーブに向かって,再び,スピードアップ。???横に4〜5人の細長い集団のままでレースは進みます。こうなると,足を休める間がありません。これじゃあ,2周ももたへんガヤ。

デグナーカーブを過ぎ,向かい風になるダンロップカーブからS字にかけても長細い集団は続きます。おかげで,昨年のように落車の危険はなく,安全といえば安全なのですが…。それにしても,先頭を引いている人たちは,どんな脚力の持ち主なのでしょう。

何とか集団に紛れ込みホームに戻ってきましたが,もう足には乳酸が満タン。ホームを駆け上がる力は残っていません。それでもシケイン手前までは,辛うじて走れましたが,それからの少し急な上りで足は売り切れ。完売御礼,昨今のマンション販売状態です。昨日のレースの再現です。それからあとも,昨日同様,サイクリング状態です。ふらふら走っていると,違う組のゼッケンのライダーもちらほら。後から追いついてくる同じ組のライダーも。もう誰が来ようとまったく気にならず。のんびりサイクリングです。

ヘアピンをクリアし,あともう少しというときになって実況放送で気になる言葉が。この後の組の先頭集団が後ろにやってきているとのこと。これはヤバイ!動くシケイン,動くパイロンになってはいけません。せめて,後の組に追いつかれないように走らなきゃあ。と思っているところへ,10人ほどの集団がやってきました。この集団を逃す手はありません。集団に拾ってもらい,ゴールを目指します。当然のことながら,先ほどの先頭集団よりはスピードが遅いので,楽チンです。オイラには,これぐらいのスピードがちょうど合っているのかもしれません。

ダンロップからS字を抜けるあたりで,ゴールの実況放送が流れてきます。自分の走っているレースのゴールスプリントを,こんなに離れた地点で聞くなんて,悲しいザンス。悔しいザマス。情けないガヤ。とはいえ,今は,後ろから来る組のジャマにならないようにしなければなりません。集団にまぎれたまま,第一コーナーからホームへ。後ろを振り返ると,まだ,先頭集団がやってくる気配はありません。やれやれ,ジャマ者にならなくてよかった。あとは,流してゴール。振り返ると,ホームに現れた先頭集団がゴールスプリントに入っています。とはいえ,ホームに入ってからゴールまでの距離が短いので,すでに順位はほぼ決まっているようなものですが。

今回は,たった2周だけのレースだったのに,その2周が走れないなんて,かなりショック!結果を見ると,このレースの平均スピードが41kmを越えるハイスピードで展開されたということもあるでしょうが,それにしても,昨日のレースといい,このレースといい,集団から遅れるというのは屈辱以外の何物でもありません。やっぱり,練習不足やったんかなぁ。それとも,苦手なレース展開やったからかなぁ。集団での位置取りも悪かったんかなぁ。と,あれこれ考えられますが,要は,練習不足の一言です。春から気合を入れて練習をしなきゃあね。サマーライダーところか,8月ライダーではアカンよなぁ。捲土重来,愚公移山…漱石枕流。嗚呼,無情。


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