第85回サッカー天皇杯準々決勝 G大阪vsC大阪 (2005.12.24)
V神戸が早々と敗退した今年の天皇杯。でも,今年は運よく,準々決勝で大阪ダービーが長居で行われます。これは見に行かなきゃあ。ということで,ローチケでチケットをゲット。でも,結局,この日の入場者数は1万5000人ほどだったとか。なにも慌ててチケットを買う必要はなかったようです。それにしても,いつものことながら,リーグ戦に比べて,天皇杯の盛り上がらないこと。唯一,盛り上がるのは決勝戦だけという感じです。
さて,今回の大阪ダービーは,ただのダービーマッチではありません。最後の最後までリーグ優勝を争った両チームが,今度はカップ戦で対戦なのです。最終節で優勝を逃したC大阪にとっては,このカップ戦でG大阪に雪辱を果たしたいところでしょう。対するG大阪は,リーグ戦の勢いをそのままにカップ戦のタイトルもかっさらいたいところでしょう。なのに,この空き様は…。
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試合は,C大阪が積極的に試合を進め,森島のラッキーな先制点で前半を折り返し,後半にも古橋とファビーニョのゴールで試合を決めました。G大阪は,来季はチームを去るアラウージョと大黒を欠き,攻めの形が作れず。来季へ不安を残す結果となってしまいました。
今日の試合を見て,最近のC大阪が好調の理由がわかったような気がします。しっかり守って,素早く攻めるということがチーム全体に徹底しているということです。ボールを取られたら,複数で取りに行く。攻める時は,森島,古橋のスピードを生かし,西沢のポストプレーでチャンスを作る。特に,この試合では西沢のキープ力が目立っていました。そして,何よりも,ボールを持てば,相手ゴールに向かうという気持ちがどの選手にもありました。これをチームとして徹底しているからこそ,C大阪は強くなったのでしょう。
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対するG大阪は,攻撃の要のアラウージョと大黒を欠き,攻めても崩せず。フェルナンジーニョが孤立する場面が目立ちました。パスを出す相手がいないので,ドリブルしかない。そこへ,C大阪の選手が複数でチェックに行く。いくらドリブルの得意なフェルナンジーニョでも,複数を相手にしては難しい。結局,有効な攻撃にならずといった感じでした。これでは,G大阪のゴールは,セットプレーからしか生まれません。事実,G大阪唯一のゴールはCKから生まれたものでした。
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来季,G大阪はJリーグチャンピオンとして戦わなければなりません。対外試合も増えることでしょう。今日のような試合をしている限り,勝ち目はないでしょう。アラウージョ,大黒に代わるゴールゲッターが必要なことはもちろん,個人の力に頼らなくてもチームとしての方向性を統一し,チーム全体で勝てる力が必要になってくると思います。そして,世界クラブ選手権大会(トヨタ杯)に出場できることを願っています。