初冬の氷ノ山で初雪遊び(2005.11.26)


  
P・@〜C
P・@〜C

急げ!氷ノ山

雪のない時期の氷ノ山は,久しぶりです。雪がなきゃあ,もちろんMTBです。とはいえ,今日は,昼から但馬学研究会の11月例会があるので,のんびりはできません。いつものように,殿下コースから登り,坂ノ谷コースを下るというのが一番乗車率が高いはず。でも,もしかして,雪があると,乗れないかもねぇ。でもでも,氷ノ山の初冠雪は,2週間ほど前だったような。雪があったとしても,量はそれほど多くはないでしょう。と,いつものようにお気楽モードでGO!GO!GO!

8時過ぎに林道に入る。坂ノ谷登山口に向かう車中でふとある考えが浮かぶ。坂の谷コースで下るのが一番乗車率が高いはずだけど,殿下コースをMTBで下ったことはないなぁ。距離が短くなるけど,けっこう乗れるんじゃないかなぁ。それに,時間短縮にもなっていいかも。

ということで,予定を変更。今回は,殿下コースをピストンしましょう。林道は荒れ気味です。パチ四のGエスクードではちょっと心配ですが,普通車でも通っているぐらいだから大丈夫ということにしましょう。坂ノ谷登山口を通過。車は1台もとまっていません。さらに林道を進み,路面が良くなったところが殿下コースの登山口(P)です。

殿下コースでGO!

登山口には,まだ車1台もとまっていません。見ると,登山口付近に,トイレが建設中です。山頂にあるようなバイオトイレでしょうか。まだ,使用できないとか。でも,トイレができるぐらい,この殿下コースは利用する人が多いのでしょう。

MTBの準備を終え,早速出発!オートバイ除けの杭を過ぎると,MTBは肩に。霜がとけてぬかるんだ山道は滑りやすい。道の脇には,雪が少し残っています。登山口で雪があるということは,山頂付近ではもっと雪が積もっているかも。ということは,今シーズン初の雪遊びができるかも。大いなる期待をもって,GO!GO!GO!

殿下コースのシンボルの仙人門付近に来ると,あたりにはブナの大木が目立ちます。ブナはすっかり葉を落とし,冬の装いです。道の脇の雪も少し増えてような気がします。それでも,じっとたたずんでいると,小鳥のさえずりが絶えず聞こえてきます。やがて来るであろう厳しい冬を前にした和みのひとときです。

  
仙人門 坂ノ谷コースとの分岐点
仙人門
坂ノ谷コースとの分岐点

仙人門からブナの大木を過ぎると,道の両側はササの海です。開けた頭上には,真っ青な空が広がり,なんとも爽快です。やがて,道の傾斜がなだらかになると,坂ノ谷コースとの合流点(@)です。真新しい標識もあります。標識によると,殿下コースはここまで0.8kmとか。坂ノ谷コースは,2.4kmですから,やはりMTBの乗車距離だと坂ノ谷コースの方が長いようです。

三の丸へのゆるやかな上りは,前半はMTBで登れるほどです。見返の丘からあたりを見回すものの,もやのために遠くは白っぽく見えるだけです。山のシルエットを見るのがやっとという感じです。かなり残念です。やはり,まだ気温が高いからでしょうか。

初雪だギャ〜!

見返の丘から数分で,今度はわかさ氷ノ山スキー場からの合流点です。三の丸避小屋は,すぐそこです。新しく付けられた扉は健在です。あたりには雪が残っています。雪の上をMTBで登ります。今シーズン初めての雪上サイクリングです。三の丸展望台(A)から見ると,氷ノ山の山頂付近に少し雪を残っているようです。山頂直下の登りも白い筋になって見えます。これは楽しそう。

  
三ノ丸から雪中ダウンヒル 近づく氷ノ山山頂
三ノ丸から雪中ダウンヒル
近づく氷ノ山山頂

早速,MTBにまたがり,山頂を目指します。まずは,三ノ丸からの下りです。雪の上をダウンヒル。思ったよりも雪が残っているので,どろどろにはならず。むしろ,小さな凸凹を雪が埋めてくれているので,走りやすいぐらいです。

久しぶりの雪の感触を楽しみながらMTBを走らせます。小さなアップダウンを繰り返しながら,しだいに山頂が大きく見えてきます。以前は,氷ノ山山頂のシンボルは三角屋根の避難小屋でしたが,バイオトイレもそれなりの存在感が出てきています。とはいえ,トイレがシンボルというのもちょっと…。

いつものことながら,大スギのある三本杉湿地帯(B)は大変です。雪があるので,MTBで強行突破を図りますが,泥につかまり,あえなくダウン。ずぶずぶと沈みながら進みます。もちろん,靴の中に泥が侵入し,冷たいギャー!

  
三本杉の湿地帯
三本杉の湿地帯

湿地帯を過ぎ,最後の下りです。このあたりになると,道の両側のササは雪の重みで倒れかかっています。そのササを除けながら進むのですが,やっぱり濡れます。足は冷たい,手も冷たい,ついでに顔も冷たい。でも,MTBはおもろい!

山頂への最後の上りを,MTBを肩に登ります。振り返ると,北斜面に残る雪が冬の訪れを感じさせます。氷ノ山は,初冬なんだ。思ったほどの雪はなく,滑りやすい黒土を踏みしめて山頂へ。

氷ノ山の山頂(C)は,珍しく人影はなし。山頂小屋に近づくと,中からハイカーが一人が出てきました。まだ10時という時刻なので,登っている人が少ないのでしょうか。それとも,紅葉が終わり,氷ノ山の登山シーズンが終わったのでしょうか。ハイカーが予想外に少ないので,うれしいやら,ちょっと拍子抜けするやら。ランチには早いので,山頂小屋でコーヒータイムにしましょう。

小屋に入ると,先客が1人だけ。話をしながらコーヒーを楽しみます。外は風が強くて,肌寒いぐらいですが,小屋の中は暖かです。熱いコーヒーがことのほか美味しい。これから下りで1時間かかったとしても,昼からの例会には間に合いそうです。のんびりです。

  
白くなった扇ノ山 造雪中のハチ高原
白くなった扇ノ山
造雪中のハチ高原

小屋を出て,ダウンヒルの準備です。振り返ると,白く雪をかぶった扇ノ山,人工雪の山ができているハチ高原などが見えます。これまでに何度も見てきた景色ですが,やっぱりイイねぇ。

雪上ダウンヒルは極楽だギャ〜!

待望のダウンヒルはというと,これまたご機嫌です。山頂直下の下りでは,あいかわらず,ドロップオフが1カ所あり,そこだけは乗車不能。それ以外はなんとか乗れます。三ノ丸や奥播州の山々を見下ろしながらのダウンヒルは最高です。

  
氷ノ山山頂からダウンヒル その1 氷ノ山山頂からダウンヒル その2
氷ノ山山頂からダウンヒル その1
氷ノ山山頂からダウンヒル その2

山頂直下の下りを終えると,三ノ丸までは小さなアップダウンの繰り返しです。途中の三本杉湿地帯(B)では泥まみれになり,ピークからの下りでは雪の感触を楽しみます。三ノ丸(A)からはササ原の中の道となりますが,路面が細かく変化するのでおもしろい。

数分で坂ノ谷コースとの分岐点(@)へ。ここから,殿下コースに入ります。しばらくは,なだらかな山道です。両側にはチシマザサが密生し,展望がありません。と,前から3人組のハイカーが出現。このコースを利用する人がいるんですねぇ。あいさつをかわし,ダウンヒルの続きです。

ブナの大木ポイントを過ぎると,傾斜は急になり,路面には木の根が網の目のように広がっているので要注意です。しかも濡れているので,滑りやすいし,ハンドルが取られるし。それでもなんとか仙人門へ。このあたりは,ブナやスギの大木があり,感じのいい道です。

  
殿下コースのダウンヒル 殿下コースのブナの大木
殿下コースのダウンヒル
殿下コースのブナの大木

やっぱり氷ノ山はイイねぇ

最後の急下りを下ると,眼下に林道が見えてきます。殿下コースの乗車率は90%ぐらいでしょうか。坂ノ谷コースのように100%乗り放題というわけにはいきませんでしたが,たまには違うコースもいいものです。

結局,坂ノ谷コースと比べると,殿下コースだと上りで30分ほど時間短縮できます。そのかわりに,下りの距離が2kmほど短くなってしまうので,時間があればちょっともったいない感じです。

今日の氷ノ山は,ハイカーが少なく,久しぶりに静かな山頂でした。紅葉のシーズンが終わり,雪のシーズンまでのこの期間がMTBにはよさそうです。運がよければ,今日のように雪中サイクリングも楽しめます。ということで,結局は,氷ノ山はいつ来てもイイということですね。楽しい半日でした。メデタシ,メデタシ。

  
横行渓谷の無名滝 横行渓谷の紅葉
横行渓谷の無名滝
横行渓谷の紅葉
  
名水 ぶなのしずく
名水 ぶなのしずく

 

殿下コース登山口8:40    仙人門8:55    坂ノ谷コース分岐点9:07   三ノ丸9:19   氷ノ山山頂10:06〜10:36   殿下コース登山口11:35


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