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2004 2ndステージ VISSELKOBE 観戦記(2004.8.14〜11.23)
イルハンの加入で話題を集めたV神戸ですが,1STステージを終えてみれば,いつもの順位。経営会社の交代があったり,IT長者の三木谷さんが社長になっても,成績がこれでは何をかいわんやです。その反省からか,2ndステージに向けての補強は1.5軍の選手が多い。鹿島Aからは平瀬,清水Sからは高木,名古屋Gから滝澤,そして東京Vからエンボマ。海外からは元チェコ代表のホルヴィです。どれもビミョウな戦力です。でも,その身体能力の高さで注目度の高いエンボマの獲得で,V神戸の注目度も上がっています。でも,期待すべきはホルヴィでしょう。元チェコ代表でもあるし,ボランチもサイドもできるので,V神戸の戦力アップに欠かせない選手ではないでしょうか。そのホルヴィの動きに注目です。それから,選手の補強だけでなく,選手の解雇も注目を浴びました。もちろん,イルハンの契約解除です。結局,試合に出たのは2試合だったっけ?それで11億円がパーになったことになります。三木谷社長の直命を受けて獲得した選手だっただけに,プロサッカー界の高い授業料となった形です。IT長者の三木谷社長は,あまり気にしていないようですが。
2ndステージ開幕戦の浦和R戦では,これまで通りの土屋・河本・北本・ホージェルの4バックを採用。ボランチに佐伯と注目ホルヴィ,両サイドは小島と平瀬です。2トップには,これまた注目のエンボマと播戸です。さて,新加入の3人がどれだけ動けるか,それが楽しみなゲームです。対する浦和Rは,田中と闘莉王と坪井の3人を欠き,ベストメンバーではありません。それでも,スピードスターのエメルソンをはじめ,山瀬,鈴木,長谷部の若手が元気一杯。彼らのスピードにいかに対応するかがポイントです。そのスピードに比べて弱そうなのが高さです。ですから,セットプレーからのゴールに期待です。そのセットプレーでキッカーをつとめそうなのがホルヴィです。彼のキックにも期待です。ということで,戦力を総合的に見ると,V神戸がやや有利かな?でも,1.5軍の鹿島Aに完敗しているので,何とも言えませんがね。
キックオフ30分前に着いたので,派手なオープニングアクトを見ることはできませんでしたが,今回はこれまでにないものだったそうです。観客席を使って仮面ライダーショーが繰り広げられたり,中央ではDREAMのミニコンサートがあったり。サッカーとは全く関係のないイベントですが,これも三木谷社長の趣味?そういえば,三木谷社長が1STステージを総括して,このオープンニグアクトが観客動員数伸び率JリーグbPの要因のひとつであるという認識を示していましたよねぇ。観客動員数伸び率JリーグbPは間違いないでしょうが,これがその要因のひとつなんやろか?
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会場のユニバー競技場は,多くの浦和Rサポーターで埋めつくされ,どちらがホームチームかわからないほどです。しかも,その浦和Rの応援が決まっている。ヨーロッパのスタジアムの雰囲気をそのまま持ち込んだような応援です。それに比べて,V神戸の応援は…。しかも,分裂して応援してるし。これではまるで,G大阪です。こういうのって,どうにかならんのかなぁ。弱いチームとショボいサポーター。サポーターがショボいからチームが弱いのか,チームが弱いからサポーターがショボいのか。V神戸の永遠のテーマです。
ゲームは,いきなり浦和Rの攻勢で始まります。左右によく動き,特に山田の運動量がすごい。彼って,日本代表の時は,右DFで縦の動きが多かったですが,今日は中央にも持ち込み,積極的にチャンスメイクをしています。もちろん,エメルソンは,V神戸DFの裏を狙っています。中央では,山瀬と長谷部が積極的に上がってきます。高さはないものの,スピードあふれる浦和Rの攻撃に防戦一方のV神戸です。浦和Rの1点目は,そのスピードから生まれたものです。右サイドに持ち込んだエメルソンが,土屋をスピードで振りきり,カバーリングの2人目もいとも簡単にかわし,ゴール前へ。フリーで待っていた長谷部が,これまたいとも簡単に蹴り込み,ゴ〜ル!エメルソン一人に決められたようなゴールです。
2点目は,V神戸得意の?ペナルティーエリア付近からのミドルシュートです。長谷部が横に動き,シュートコースが開いたところをきれいに決められてしまいました。過去に何十回となくこのパターンで失点しているというのに,いつまでたっても防げないようです。学習能力がないのでしょうか。
これで勝負あったと思った人が多かったようですが,ここからが今季のV神戸の違うところ。前半終了間際に,左から持ち込んだホージェルのクロスに飛び込んだ播戸が執念のゴール。これで,一気にV神戸が元気づきます。そして,むかえた後半。それまでとは逆に,ゲームを支配しているのはV神戸です。後半開始5分,ホルヴィのCKから河本が頭で合わせてJ初ゴール!これで同点です。一気に押せ押せムードが高まり,前半の浦和Rの勢いはどこへやら。いつ勝ち越しゴールが決まってもおかしくない展開になってきました。やっぱり,今年のV神戸は,ハシェック監督のハードトレーニングで鍛えられただけのことはあります。高まる反撃ムードのなか,再びホルヴィのCK。今度はホージェルのヘッドが決まり勝ち越しゴール!が,なぜかゴール前の反則でノーゴール。いったい,どこでどんな反則があったのでしょう。ナゾです。
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幻のゴールでちょっとガッカリ。それでも,V神戸の攻勢は変わりません。前半,あれだけ動きまくっていたエメルソンは,ボールすらさわれない状態です。もう,負ける気はしません。ところが,そのエメルソンがたまたまボールを持ったので,それを止めようとしファール。ペナルティーエリア左のFKです。少しずらしたボールをエメルソンがシュート!なんと,これがサイドネットに突き刺さり,浦和Rの勝ち越しゴールとなってしまいました。何のこっちゃ!?ワンチャンスをきれいに決めれてしまうなんて!
結局,この試合はエメルソン一人に決められてしまったようなものです。それだけエメルソンがすごいということもできますし,それがわかっていた止めることのできないV神戸のDF陣の力のなさということもできます。でも,これで田中が戻ってきたら,この快速2トップをどうやったら止めることができるんでしょう。しかし,これだけの戦力をもちながらもリーグ優勝できない浦和Rというのも不思議です。
今日は,ホルヴィのプレスキックの正確さが際立ちました。また,河本のCBも落ち着いたものです。ただ,右サイドの土屋にはもっと上がってほしかった。三都主の上がりに対応していたようですが,せっかくのサイドなんですから攻撃も見たかった。でも,何といっても,すばらしいのがホージェル。さすがは元ブラジル代表だけのことはあります。守りは堅実,サイドからの上がりも的確。クロスもなんなく上げれる。いつも安定したパフォーマンスを発揮してくれます。攻撃面では,播戸の動きがGOODです。絶えずゴールを狙う姿勢といい,相手DFの裏への動きといい,さすがはJゴール日本人2位だけのことはあります。この播戸をもっと生かすパスを出す選手が出てきてほしいものです。負けてしまいましたが,次節へ期待のもてる内容のゲームでした。2ndステージは,上位進出を果たしてい欲しいものです。
前節の柏R戦は,最近まれに見る完勝だったとか。ということは,今節のA新潟戦もかなりの期待をもってもいいのでしょうか。でも,これまで,完勝のあとで完敗を喫することが多かったので,楽観はできません。そんな不安と期待を抱いて,神戸ユニバー記念競技場へ。4時からはLリーグの試合が行われています。L1の田崎がL2の湯郷に辛うじて引き分けていました。L1とL2の差って,あまりないのかなぁ。
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メインゲームのV神戸はというと,これがもうメチャクチャ。開始50秒で失点。続いて3分後にも失点。いきなりの連続失点に,周りの観客も呆然です。前節の柏R戦の完勝パターンの再現を期待していた観客は声も出ません。もちろん,ボクも…。こんなことってあり得るんだ。一抹の不安が見事的中!何で,いつもこうなんやろ。前節の完勝で勢いに乗りたいところが,逆に完敗パターン。しかも,悪いことに15分ごろにも3点目を失点。もうこれで,今日のゲームは終了です。あとは,時間が経つのを待つだけです。いくらザルのA新潟だって,4点も失点はしないでしょう。ガッカリ。
前半終了間際に平瀬のループシュートで1点を返すものの,後半にも4点目を入れられ,シャバダバです。終了間際に播戸のヘッドとエンボマのPKで2点返すものの,失点があまりにも多すぎ。点差では3:4では,接戦のようにみえますが,展開は全く緊張感がなし。こんなゲームをホームでやっている限り,観客が増えることはないでしょう。三木谷社長が,観客動員数の伸び率がJリーグbPを自慢しているようですが。
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2ndステージになって,とにかく失点が多い。まだ3試合しかしていないのに,失点が7点。得点は8点なので,それなりに点は取っているのでしょうが,失点が多く,しかもその失点の時間が早いので試合展開が苦しい。守備の立て直しが課題ですが,守備の要の土屋が試合に出てきません。ケガとも,ハシェック監督とのトラブルとも言われていますが,北本と河本とのCBでは力不足は明らかです。高さでは負けないでしょうが,2人ともスピードに対応しきれていません。しかも,カバーリングにも不安がある。1対1には強くても,それだけで守備はできません。バウル!Comeback!
1stステージの成績が例年通り,ナビスコ杯も予選敗退ということで,問題になるのがハシェック監督の力量です。選手起用に意外性がありますが,朴康造や小島を右DFにするのはどうでしょう。しかも,平瀬は右サイド。土屋は使わない。ここまでくると,ハシェック監督の進退も問題になるんじゃないでしょうか。開幕前は,ハードトレーニングで選手の意識を一新したものの,今では例年通りの練習時間。いったい,ハシェック監督は何を考えているのでしょう。このままでは,2ndステージの成績もあまり期待がもてません。どうにかならんかなぁ。
2ndステージ開幕から,ほとんどの試合で点の取り合いになっているV神戸ですが,今節も点の取り合いが予想されるG大阪戦です。なんたって1stステージは,3:6でしたもの。ちなみに,2ndステージの試合結果は,2:3,3:4,1:3。唯一の完封勝利が柏R戦の3:0のみ。得点力不足が課題だったV神戸ですが,今や守備力が大問題。いくら得点を挙げてもこんなに失点をしたんじゃあ,勝つのは難しいよね。やっぱり,土屋の復帰が望まれます。
久しぶりの神戸Wスタで,不評の北側から南側にホームが代わり,V神戸サポーターの声援が反響しやすくなっています。今まで見慣れた右側のサポーター席には,ブルーのG大阪サポーターが陣取っています。反響板と違ってガラス屋根のV神戸サポーター席は,明るく,声援も大きく聞こえます。これぞ,ホームの特権です。ところが,神戸Wスタはいいことばかりではありません。肝心の芝が全く根付いていません。走っただけで芝がめくれあがるという状態です。昨年のように芝が枯れて茶色になっているというわけではないので,見た目には一面緑色のきれいなピッチですが,これでサッカーができるの?と心配になります。
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試合は,問題の開始10分を無失点に抑えるどころか,開始2分で播戸ゴールで先制!小島のシュートがシジクレイに当たり,運良く播戸の前に転がり,ごっちゃんゴール。幸先のいいゴールです。これまではいつも先制されていたのですが,今日は違うぞ!スタジアム全体が盛り上がり,勝利の予感。ところが,時間の経過とともに動きが落ち,なぜか引き気味に。当然のことながらG大阪は攻めまくり。V神戸はというと,時おり,左サイドのホージェルから攻撃があるのもの連続性はなし。カウンター攻撃も単純な攻めに終わり,シュートに結び付かず。エンボマがケガで退場。平瀬に代わり,ゴールの臭い無し。でも,北本も土屋もいないDFで無失点に抑えているので,これで良しか?
ところが,これで終わらないのが,今のG大阪です。前半終了間際,飛び込んだ河本が交わされ,中央に持ち込んだフェルナンジーニョががら空きのゴールへ流し込んで同点。高さには強いが,足下が弱い守備の弱点をつかれた失点です。残念!
後半は,例によって?点の取り合い。まず,開始早々にホルヴィの来日初ゴールで勝ち越し。1点目同様,このゴールでも小島がからんでいます。やはり,ボールをこねくり回すだけの主税よりも,視野の広い小島だね。もう,主税は要らん!この日のホルヴィは,シュートの意識が高く,攻めに関してはOK。ただし,守りは?です。
試合は,ホルヴィのゴールから動きます。その10分後には,G大阪の遠藤が得意のFKからの同点ゴール。その2分後には,これまた遠藤得意のミドルシュートが決まり,逆転。ガックリ!とはいえ,守備に不安のあるG大阪が相手ですので,まだまだゴールのチャンスはありそうです。
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結局,終了間際に得たFKをホルヴィが決め,同点。蹴ったボールが空いてDFに当たり,コースが変わるという幸運にも恵まれたゴールでしたが,これまで不運なゴールもあったので,たまには幸運なゴールがあってもいいでしょう。
試合は,3:3のまま終了。好調G大阪相手に,善戦といってもいいかもしれません。それよりも問題なのが,この芝の状態です。G大阪の西野監督がサッカーができる状態でないと激怒していたそうですが,見ていてもその状態の悪さは明らかです。これでは思い切ったプレーができないし,まともなパスも送れない。そればかりか,ケガの可能性だってあります。観客の我々には,屋根付きの全天候型のドームは快適ですが,芝がこれではサッカーがおもしろくありません。神戸Wスタは,屋根ができてからずっとこの芝の悪さが問題になっています。神戸Wスタだけでなく,大分も名古屋も屋根付きのスタジアムは,どこも芝の状態がよくないようです。いつまでもこんな状態が続くようなら,ホームをユニバー競技場に戻すか,Wスタの屋根を取っ払うかの究極の選択となりそうです。次のJ磐田戦はどうする〜?
久しぶりのサッカー観戦です。芝生が劣悪の神戸Wスタジアムですが,少しは改善されているのでしょうか。S広島戦では,かなり調子の良かったV神戸ですが,その翌週には大分Tに惨敗。あいかわらず,パフォーマンスが安定しないV神戸です。その原因って,なんなのでしょう。技術的戦術的なものもあるのでしょうが,やはり精神的なものが大きいのではないでしょうか。こんなチームには,元日本代表監督のトルシエさんがふさわしいのかも。
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今日の試合は,V神戸はDFの要である土屋と北本を欠いています。対する鹿島Aは,小笠原・本山・鈴木・大岩の4人を欠くという状態です。鹿島Aは攻撃の要がいないので,どうやって攻めるつもりなのでしょう。そういえば,右DFの名良橋いません。攻めのポイントは,新井場だけ?セットプレーさえ気をつければ,ゴールを奪われることはないでしょう。今日は,勝てるゲームです。
気分を良くして試合開始。予想通り,鹿島Aは攻めてを欠き,効果的な攻めはできていません。ところが,V神戸も鹿島Aに合わせたような単調な攻めを繰り返しているだけ。鹿島Aは引き気味に守って,カウンターを狙っているようです。イライラのつのる展開が続き,試合が中だるみした時,中盤で薮田のヘッドから播戸が抜け出し,ゴール前で粘ってフリーのカズへラストパス。カズは難なくこれを決めて,先制ゴール!久しぶりのカズのゴールですが,実質的には播戸のゴールといってもいいようです。ようやく待望の先制点が入り,ゲームに動きが出てきた矢先に,鹿島AのPK。ゴール前であたふたとしたV神戸のDF陣が痛恨のファール。このPKをフェルナンドにあっさりと決められ,同点。わずか数分間のリードに終わってしまいました。しかし,前半終了間際には,バロンが退場。鹿島Aは10人になってしまいました。ただでさえ攻め手に欠ける今日の鹿島Aで,バロンが退場とは。もうこれで鹿島Aのゴールはないでしょう。
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後半も,引き気味の鹿島Aと攻めあぐねるV神戸といった構図は変わらず。と,今度は播戸の突進に鹿島AのDF陣がたらまらずファール。PKゲットです。蹴るのは,なんと!播戸!これまで何度かPKを外している播戸なので,ドキドキものです。どうして,ホルヴィが蹴らないのか不思議です。おそらく,スタジアム中の観客はみんな同じ気持ちだったことでしょう。そんな気持ちを知ってか知らずか,播戸のキックは,チョップキックでGK曽ヶ端を安沢らかのようなシュートがゴール中央に決まりました。あの場面でチョップキックとは,なかなかの業師です。これで2:1。今日の鹿島Aの攻めを見ると,逆転される心配はありません。ただ,心配なのがセットプレーです。
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ところが,心配していたことが現実に。またもや,PKをとられてしまったのです。深井にあっさりとDFの裏をつかれ,それをとめるために飛んだ掛川が深井を倒してしまいました。退場にならなかっただけでもマシですが,何でこうも簡単に裏をとられてしまうのか。ところが,ところが,今日のV神戸はついています。本田の蹴ったPKは,ゴールの外へ。もうこれで勝ったも同然です。あとは,10人相手にどれだけのゴールをあげることができるかです。
そんなゴールへの期待をよそに,V神戸は守りを固め,このまま試合を終える様子です。なんだか,見ているものにとっては,物足りない戦術です。1点差でも勝ちは勝ちでしょうが,勝てる試合にはメいっぱいゴールを上げることも大切ではないでしょうか。それでチームの雰囲気がさらに良くなるでしょうから。それなのに,最後は時間稼ぎにでるとは,とても10人のチームを相手にしている試合とは思えない試合の進め方です。勝つには勝ったものの,最後にきてちょっとガッカリです。
これで,J1残留が決定。今年は早目に残留争いから抜け出せました。でも,シーズン当初の目標からは程遠い成績です。シーズン途中での監督の交代,イルハンの退団などいろいろなことがありました。選手も大切ですが,やはり,監督がポイントでしょう。来年こそは,チームを強烈に引っ張る力のある監督に指揮をとってもらいたいものです。
前節は,J市原に完敗。あいかわらず,パフォーマンスの安定しないV神戸です。残留が決まり,サッカーへのモチベーションが下がったのかもしれませんが,天皇杯ではJ2の川崎Fに負けるなど,もうメチャクチャ。シーズン開幕当初の上位進出は夢物語です。ホーム最終戦となった今節も,あまり期待できません。それにしても,J1に昇格して以来,「残留」が唯一絶対の目標のチームの存在って,どやさ?
ホーム最終戦の相手は,2ndステージで2位の可能性のある名古屋Gです。しかも,前節は優勝した浦和Rに勝っているチーム。ただ,レギュラーの4人が出場停止なので,戦力ダウンはまぬがれないでしょう。V神戸が勝つ可能性があるとすれば,その点だけでしょう。さて,どんな試合になることやら。
ホイッスルの音で試合開始。名古屋Gは引き気味に守っているので,V神戸の攻勢が続きます。名古屋Gの選手を見ると,重そうな動きです。前節の浦和R戦の疲れがまだとれないのでしょうか。今日の名古屋Gには勝てるかもと思った矢先,薮田がDFの裏を抜け,ゴール前でフリーになっていたカズにピンポイントでセンターリング。カズは難なくこれを決めて,先制ゴール!久しぶりのカズダンスも披露です。あっけない先制ゴールで,かえって気が抜けてしまいます。
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その後も名古屋Gに決定的な場面を演出されることなく,前半が終了。本当にこのチームが2位争いをしているチームなのでしょうか。そんな物足りなさを感じてしまいます。ただ,チーム力や個人の技術の高いチームなので,後半にどれだけ巻き返してくるか。それがポイントでしょう。
ところが後半も,開始早々に追加点。ホルヴィの左CKを北本がダイレクトボレーでゴールに突き刺しました。本人は,もう一度やれと言われてもできないとコメントしていましたが,日本代表GKの楢崎が一歩も動けないほどの強烈なシュートでした。これで2:0!今日の名古屋Gの動きを見ていると,逆転負けはないでしょう。でも,後半になると,極端に引いてしまうV神戸の守りを考えると,2点差を追いつかれる可能性はあります。大いなる期待とちょっぴりの心配。
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案の定,2点差になると,その点差を守りたいという意識が強く働くのか,V神戸は全体が引き気味なり,中盤を名古屋Gに支配され始めました。どうして,引いてしまうのでしょう。いい流れできていた試合を自ら悪くしてしまうのはなぜでしょう。素人にもわかるようなことが,どうしてできないのでしょう。そのあげくは,ゴール前がバタバタ。マークがずれ,フリーでボールを持たれる。簡単に抜かれてしまう。集中力が途切れたわけではないでしょうが,チームがバラバラの動きをしています。
そして,失点。縦パス1本で抜け出したウェズレイが,GKと1対1になり,あっさりゴール!これで点差は1点です。今のままでは,かなりヤバイ!ところが,名古屋Gの反撃はそれほどでもなく,逆にV神戸がカウンター攻撃でるほどです。結局,シュート数でもわかるように後半もそれほど攻められることもなくタイムアップ。ホーム最終戦を勝利で飾ることができ,メデタシ,メデタシ。
今年のV神戸は,昨年ほどではないにしても,下位に低迷しています。イルハンの獲得やはシェック監督の就任といった話題もありましたが,それらが直接的に成績に結びついたとはいえない状況です。とにかく,安定して力が出せない。それが一番の問題です。選手層が薄いために,出場停止が出るとたちまち戦力ダウンとなってしまうこともありますが,それだけではありません。おなじメンバーで戦っても,まったく別のチームかと思えるほどに変わってしまうのです。これって,技術や戦術の問題ではなく,選手一人一人の気持ちの持ちようではないでしょうか。精神的なもろさを克服するには,強力なリーダーシップをもった監督や選手が必要です。来季の補強に期待することにしましょう。もちろん,今いる選手たちの意識改革にも期待しますが。