2004 シマノ鈴鹿ロード参加記(2004.8.28)
前夜
今年もやって来ました夏恒例のイベント,シマノ鈴鹿ロードです。この時期限定ローダーのボクにとって唯一のロードレースです。今年も参加クラスは3周のオープンUです。さてさてどうなることやら。
今回は,いつものように早朝出発はせず,前夜から出発することにしました。早朝出発だと午前3時ごろに起きるので,ほとんど寝ていない状態です。しかも,道路で何かしらのアクシデントがあれば,試走どころか,出場レースにも間に合わなくなるかもしれません。幸い,これまではそんなアクシデントはありませんでしたが。そこで,今回は試しに前夜出発にすることにしました。ところが,これが大正解。駐車場は午前0時ごろから開いていたいようで,0時半に着いた時には駐車場に車が入っていました。パンフレットにあった午前4時開門は早まっているようです。
ガードマンの誘導に従って車がきちんととめられています。テントやタープを張っているのをよく見るのですが,少なくても前夜泊ではみなさん遠慮しているようです。車をとめたのが午前1時過ぎ。それからいきなり車中で爆睡。午前6時までの5時間はしっかり寝ることができました。これなら,前夜泊の方が楽だガヤ。
試走
いつものように,試走で1年ぶりの鈴鹿サーキットのコースを確かめます。スタート・ゴールは,昨年から第一コーナーから200mほどのところです。これでは,ゴールスプリントをする距離が足りない人がいるかもね。ボクには関係はありませんが。そのかわり,スタートから長い上りになるので,かなりイヤ。シケインに入るころには,もうフラフラという状態もありです。情けないじゃああ〜りませんか。
天気予報では雨っぽかったのですが,曇っていはいるものの雨は降ってきそうにありません。これはラッキーです。雨の降ってこないうちに走りたいものです。試走は,のんびり走る人と本番さながらのウォーミングアップを兼ねている人がいます。それでも,試走で落車する人がいたりするのは?です。それじゃあ,レース前に終わってるって感じでしょ。かなり悲しいよね。
シケインを立ち上がり,西ストレートに向かうところからは,鈴鹿の山々が展望できます。今日は,雲もかかっていないので雨は降りそうにないかも。ということは,アフターレースに山歩きもできそうです。さらにその帰りは温泉へ。いいねぇ。今日は,お楽しみ満載だぎゃあ。
西ストレートを終えると,今まではマウンテンポイントがあったのですが,今年はダンロップカーブに変わったそうです。スプーンカーブを抜けると,ヘアピンカーブに向かいます。そのヘアピンカーブの手前に,今年はシケインが新設されています。何とまぁ,シケインが2ケ所にあるんかいなぁ。これは注意です。シケインを抜けるとすぐにヘアピンカーブ。このヘアピンカーブは右回りということもあって,何となく回りにくいカーブです。ヘアピンカーブからはデグナーカーブまでは一気のダッシュです。ただ,このデグナーカーブで落車をしているのをこれまで何度か見たことがあるので,要注意ポイントです。おそらく予想以上の急なカーブでコースアウトしてしまうのでしょう。
デグナーカーブからはダンロップカーブへ。いったん平坦になり,マウンテンポイントを過ぎると一気の下りです。ここがこのコースで一番スピードに乗るところですが,S字カーブになっているので,他のライダーの動きにも気をつけなければいけません。下りきると,大きなカーブの第一コーナーです。ここを抜けるとホームストレートに入るので,前が詰まりそうです。そして最後のホームストレート。長いダラダラとした上りで,斜度はあまりありませんが,最後はシンドイ!
と,こんなことを考えながら,試走は3周してしまいました。その途中では,やはり落車のトラブルがあったようです。お気の毒さまです。3周も試走してしまい,シャバダバになったところで試走の終了。受け付けでゼッケンと記念品をいただき,車にもどります。今回の記念品は,チョークバック。去年の記念品の手提げ袋は時々使っていますが,このチョークバックも使うことがあるかな?
新カテゴリー
試走で一汗かき,眠気が覚めたところでコーヒータイムです。やっぱり,いつでもどこでも朝のコーヒーは欠かせません。朝食を終え,レースまでの時間にバザール会場を見物です。MTBシューズのいいのはないかいなぁ。MTB用の手袋ももう一つ。ヘルメットは…。どのブースも最新モデルの展示に力を入れているようで,安売りはそこそこです。最近は,買いたい物もあんまりないなぁ。もちろん,買う金もないけどね。
ようやく,レースの召集時刻が近づいてきたので,そそくさと召集地点へ。コースでは,スーパーバイカーズという新設クラスのレースが行われています。このレースは,コース脇の草地や砂地も走るというオンオフ混合コースです。自転車は,MTBとクロカン車に二分しているようですが,上位進出者の自転車はクロカン車が独占しているとか。この大会でMTBのクラスが新設された時に,MTBやったらコース脇の砂地や草地を走ればいいのにと思っていたのですが,それが現実になるとはねぇ。
スーパーバイカーズだけでなく,この大会では4ステージスズカというクラスも新設されています。ツールドフランスにならって,6人1チームで4つのステージ(レース)を走り,総合タイムを競うというものです。タイムトライアルあり,クリテリウムあり,ふつうのレースありです。これも力のある人たちにとっては一興でしょう。どうせなら,チームタイムトライアルも入れればよかったのにねぇ。
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いよいよスタート
そんなことを思いながらレースの時刻を待ちます。しだいに参加者が集まり,召集時刻になり,そしていよいよコースへ。ライダーズミーティングが終わると,いよいよスタートです。でも,ここでスタート時最大の問題。クリートがうまくはまるかということです。以前,何回やっても入らずに,たちまち動く障害物と化してしまったことがあるので,緊張の一瞬です。ところが,あろうことか?何の問題もなくカチッとクリートがはまりました。こりゃあ,縁起がいいわ。気を良くしてダッシュを…と思っていると,なぜか前に人が少ししかいません。5人ほどが一列になって走っているだけです。いつもは,スタート時点で一気に抜かれてしまうのに,今回は様子がちがいます。でも,すぐに抜かれるだろうと思いながら5人の列に加わります。
1人だけ飛び出したような格好になっていますが,実はそのあとに続く我々の列が遅いだけ?スローペースでのんびりとシケインを通過。人数も少ないし,スピードも遅いので,これなら安全です。のんびりとシケインを通過してもまだ後ろから抜かれません。???と思った矢先,いきなり50〜60人の集団に抜かれてしまいました。あまりのスピードの違いに集団にまぎれ込むことができず,最後尾になってようやく集団に入れたという状態です。さっきののんびりサイクリングはどこへやら。一気にスピードが上がり,いつものレースペースです。でも,このスピード感がいいんだよねぇ。シャーというタイヤの音と風を切る音もロードレーサーならではです。一人で走っていては,絶対に感じることのできない感覚です。毎年,こうやって鈴鹿に来ているのも,この一瞬を感じたいからかもしれません。
縦長の集団でスプーンカーブを過ぎ,ヘアピンカーブに向かいます。新しくできたシケイン手前の少し上り気味の地点では,ちょっぴり緊張。数年前の落車が脳裏を横切ります。落車だけはしたくないものです。そんな緊張をよそに,集団はシケインへ。ここは,スムーズにクリアし,ヘアピンカーブへ。「ライン,キープ!」の声が飛びかいます。そりゃあそうでしょう,こんな急カーブでいきなりラインを変えられたんじゃあ,たまったもんじゃありません。左右のライダーの挙動に気をつけて,ヘアピンカーブをクリア。ここからは,なぜかダッシュです。ダッシュしたって,その先のデグナーカーブで減速するのに…と思うものの,集団から離れるのはイヤなのでダッシュをかけます。
デグナーカーブを無事クリア。これからダンロップカーブからS字カーブへ。このコースで一番スピードに乗れるところです。初めは上り気味ですが,マウンテンポイントのあるダンロップカーブからは一気に下り。しかも大きく右へ左かカーブしているので,それはそれで楽しい。一気に下りきると,次は第一コーナーへ向かいます。ここでも前の方は細長くなっていますが,集団の真ん中あたりからはダンゴ状態。コースいっぱいに広がっています。そして,そのまま第一コーナーをクリアし,ホームストレートへ。
ここは,当たり前のことですが,観客の多いエリアです。声援に手を振って応えるライダー,声援を受けて気合いの入るライダー,最後の力をふりしぼっているライダー,いろいろなライダーがいます。それにしても,この上りはしんどいガヤ。ゆるゆるの上りですが,1kmと長いので最後はお疲れモードです。おまけに,最後のシケイン付近が一番急だし。ここで,切れちゃうんだよねぇ。
2周目
2周目のシケインも無事通過。さほどダッシュもかけずに集団の最後方でなんとか走ります。このあたりになると,ややシンドイ。スプーンカーブでは,かなりきつくなってきました。ありゃあ,早くも脱落会なぁと思ったものの,後から来るライダーにくっついて集団へ。やれやれです。あとは,シケインを無事通過して,ヘアピンカーブへ。後ろを見ると,ほとんどいません。つまり,ボクが最後尾ということです。スピードが急変するこのヘアピンカーブは,何回走っても緊張します。そして,またもやダッシュ!
直角カーブに近いデグナーカーブでは,安全第一。大集団でクリアします。これまで,このレースでは落車なし。前の組の遅れたライダーが目立ち始めますが,さほど危険も感じず。鈴鹿では,珍しいことです。マウンテンポイントのダンロップカーブ付近では,先頭のライダーが後ろを振り向きながら,マウンテンポイントをゲットしています。すごいですねぇ。余裕ですねぇ。
2度目の最速ダウンヒルです。集団とはいえ,お互いの距離が離れているので,スピードのわりには恐怖心は感じません。気持ちよく下り,第一コーナーへ。このあたりでも,前の組の遅れたライダーが目立ちますが,コースの両サイドに避けてくれているので,集団に囲まれることはありません。こうでなくっちゃあねぇ。遅れたライダーが原因の落車って,けっこうあるものね。でも,自分でも気をつけなきゃあ。自戒。
さて,集団は第一コーナーをクリアし,最後の周回に入ります。あいかわらず,だらだらとしたホームストレートを上ります。集団の中で同じように登っていくものの,なぜか,シケイン手前になると足が動かなくなってしまいました。もう,乳酸いっぱい。筋肉が溶ける。徐々に遠ざかる集団。嗚呼,無情。
3周目 嗚呼無情
かろうじて,シケインをクリアすると,もう集団は前の方。 しだいに遠ざかる集団を見ながら,最終回を走ります。一人ではしんどいので,後ろに付かせてもらって走ります。それでも,もう切れかけです。なんでこんなに元気な人が集団から遅れているのか,不思議なぐらいです。かろうじて5人ほどのグループに加わって,スプーンカーブを回りますが,ここが意外にも上りです。集団の時は気づかなかったのですが,こうやって自力?で走ると,ちょっとした上りも足にこたえます。
ヘアピンカーブ手前のシケインも,少人数なのですこぶる安全。これって,悲しいよねぇ。前の組からの脱落ライダーも加わって,ゴールを目指します。デグナーカーブに来ると,落車した?ライダーが2人,コース脇に立っています。集団から遅れるのも悲しいですが,落車も悲しいねぇ。
最後の力をふりしぼって,ダンロップカーブからS字カーブに向かいます。山田池の向こう側では,ホームストレートに向かう先頭集団が見えています。実況放送では,ゴールスプリントの様子を伝えています。自分の走っている組のゴールスプリントを放送で聞いたり,はるかかなたで眺めるのって,ちょっとヘンな気分です。みじめというか,悲しいというか,人ごとというか,寄ってないというか。嗚呼,無情です。
第2コーナーから第1コーナーへと進み,最後は400mのホームストレートです。もう,今さらゴールスプリントもないもんでしょう。たらたらとホームストレートを駆け上がります。もう後ろは誰もいないだろうと思っていたのですが,それでも3人に抜かれたので,近くにいたんですねぇ。そんなことを思いながらゴールに近づき,ハッと思い出したことがあります。後の組の先頭がゴールしてきたら大変だがや。振り返ると,ライダーがぱらぱらと見えるだけで,先頭集団は近づいていません。やれやれ。そのままのんびりゴールへ。
今回も,3周目に入ったシケインで落ちこぼれてしまいました。練習不足といえばそれだけですが,練習の方法もよくなかったのかも。鈴鹿サーキットのように急な坂のないコースは,スピードが優先されます。一番長いホームストレートの坂だって,インナーを使うような坂ではありません。ですから,ダンシングでだらだら登るよりも,軽いギアーをクルクル回してスピードを落とさないように走る方がいいのかも。それと,平地でも平均スピードをもっと上げなければいけません。そのスピードの対応できるような練習が必要だったようです。来年は,その点に気をつけて練習しましょう。と,今は思っていますが…。さて,どうなることやら。
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アフターレースは山登り&スパ
アフターレースは,昨年同様,山歩きに行きました。目的地は,経ケ峰です。鈴鹿からは少し離れていますが,中腹まで林道がついているので,1時間も歩けば山頂です。その山頂からは360度の展望が楽しめるとか。心配していた雨も降りそうにないので,行ってみましょう。その帰りは,亀山市の保健福祉センター内にある「亀山温泉白鳥の湯」で極楽です。夕食の後は,鈴鹿サーキットに帰り,恒例の花火見物。そして,就寝。今日はいい日だねぇ。