2003
VISSEL KOBE 2ndステージ(2003.9.6〜11.29)
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8月の2ndステージ開幕からの2試合は,TV観戦。J市原戦では,それまで,崩壊した守備陣に建て直しの兆しが見え始め,第2節のV仙台戦ではかろうじて引き分け。浦和戦では2失点をし,まだまだ堅守とはいきませんが,何とか試合になってきました。ところが,肝心の攻撃陣がサッパリ。あいかわらず,オゼアスへのロングボールに頼るのみの攻撃では,相手チームには何の脅威にもなりません。攻撃に一工夫ほしいところです。
第4節になる清水S戦では,朴康造が先発出場とか。今シーズンは,途中出場が1回あるだけで,時間が少なかったのか,何もすることなく終わってしまったのですが,今回は先発ということでどんなプレーをするのでしょうか。また,この試合では朴康造以外にも,森や橋田がリザーブで入ったりして,副島監督は少し考えたのかな?でも,基本的には,人を変えても戦術が変らなきゃあ同じ結果になると思うんだけどね。
試合は,前半からV神戸の方がボール支配率は高いものの,決定的な場面はなく,攻めあぐねているという感じです。一方,清水Sもさほど鋭い攻めはなく,時おり,V神戸DFの裏をとることはありますが,フィニッシュが不正確です。なんだか,いつものV神戸のホームゲームという感じです。こんな時は,後半に点を入れられてしまい,負けることが多かったのですが,今日はどうでしょう。
前半で目立ったのが朴康造です。左MFで出場し,豊富な運動量で左サイドの攻守に活躍。特に,攻撃面では,ボールによく絡み,前線にボールを供給していました。朴って,こんな選手だったんだ!どうして,こんなにいい選手を今まで出さなかったのでしょう。全然守備をしない山口や西谷を左サイドに使ってたのは,何故?ボールをキープすることもできるので,アリソンなきあとはゲームメイカーとして活躍できそうです。
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後半に入り,ゲームがいきなり動きます。開始間もなく,清水SのCKから森岡のきれいなヘッドが決まってしまいました。それまで,左サイドの三都主の動きを止めていただけに,もったいない失点です。なんだかなぁ,これでこの試合も敗色濃厚やなぁと思われた矢先,松尾のクロスがシジクレイにピッタリと合い,これまたきれいなヘッドが決まりました。あとでTVで見ると,最後はカズの顔に直撃していたとか。形はどうであれ,これで同点。俄然,スタジアムがヒートアップ。
ややV神戸優勢にゲームが進みますが,決定的な場面がありません。あいかわらず,オゼアスの頭ねらいでは,簡単につぶされてしまいます。朴康造が時おり,スルーパスを試みますが,オゼアスにしてもカズにしても足元にボールをもらいたいタイプなのでしょうか,スルーパスに反応できません。こんな時こそ,播戸を試してもらいたいものです。彼なら,スルーパスにすばやく反応できるかもしれません。
それにしても,V神戸の攻撃にスタイルが見えてきません。副島監督は,高い位置でボールを奪い,手数をかけずに相手のゴール前へといいますが,高い位置でボールを奪っても,前を向くとピッタリマークされたオゼアスとカズしかいません。どうやって攻めればいいのでしょう。しっかり守って,カウンター攻撃というのが,V神戸の唯一の得点パターンなのですが,その肝心のカウンター攻撃の形がまったくできないのです。 ♪何でだろう,何でだろう♪ この日のC大阪の1点目は見事でした。中盤で奪ったボールを,相手DFの裏へロングパス。長い距離を走った大久保がそのままDFとGKを振り切り,シュート。見事!カウンター攻撃のお手本です。この時の大久保の役は,V神戸では誰ができるのでしょう。やはり,播戸か小島に期待するしかありません。
攻めても攻めきれず。逆に清水Sが勝ち点3を意識して,攻撃に出てきました。右サイドを使ったり,森岡のオーバーラップがあったり。が,トゥットと安貞桓を土屋と北本のCBがきっちりマークしているので,決定的な場面になりません。35分を過ぎ,このまま引き分けかな?と思っていると,左サイドの高木からクロスが。トゥットに引っ張られた北本と松尾が安貞桓をフリーにしてしまい,ボールはその安貞桓へ。きっちりと決められてしまいました。あとで北本が松尾に怒っていたそうですが,あの場面ではトゥットに引っ張られてしまうのは,無理もありません。残念な失点です。
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でも,この試合全体を通して,V神戸の攻撃にゴールのにおいがしませんでした。セットプレーからの得点しか期待できません。どうしてなのでしょう。第一に,オゼアス一本の攻め。もう,こんな攻めは通用しないでしょう。次は,足元ばかりのパス。止まってボールをもらって,それからどうするの?ドリブルで抜けるの?そんなに上手いの?良くて,FKをもらうぐらいです。3つ目は,攻める時の人数が圧倒的に少ない。2トップとサイド1人の合計3人。それでも動きが速ければ,攻めることはできますが,その可能性はありません。もっと,走りこんでJ市原のように全員攻撃,全員守備をしてほしいものです。個人の技術がないのだから,全員の動きでカバーしなきゃあ。
2ndステージに入り4節。早くもJ2降格の危機がささやかれるようになってきました。毎年恒例?とはいえ,やっぱり情けないことです。今のV神戸では,J2に降格してしまえば,二度とJ1昇格はないでしょう。フロントもコーチ陣ももっと危機感をもってチームを立て直してほしいものです。
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2ndステージ5節。これまでは1分け4敗。目下,最下位をまい進中。おまけに,この試合に負けると,J2降格圏に突入する可能性があります。もうあとのない状況です。とはいえ,これは毎年のこと。V神戸は,J1残留争いの常連です。今さら慌てることもないのかもしれません。事実,この日の試合を見ても,それなりの試合をしていますが,さほど必死というほどの気迫は,見ている方には伝わってきません。J2降格に危機感をもっているのは,“素人”のサポーターやファンだったりして。
それにしても,その素人の一人であるボクが見ても,これでええんかなぁという試合運びです。序盤は,いつものようにボールを持っていますが,これまたいつものように決定的な場面はなし。前節,大活躍の朴康造もあまりボールに絡めず,得意のスルーパスも出せないようです。が,東京Vもさほど強引に攻めては来ず,試合がこう着状態です。前半はこのまま0:0で終わりかなと思われた矢先,東京Vの攻撃です。ペナルティーエリア付近で速いボールを回し,V神戸DFがあたふた。ちょっとヤバイかなぁと思っていると,こぼれ球を東京Vの山田がミドルシュート!押さえのきいたシュートは,V神戸のゴール右隅に決まってしまいました。ガックリ。
今のV神戸では,先制点を取られるというのは,ほとんど敗戦を意味します。この日の試合も,後半には2点を追加され,完封負けです。終了間際には,バウルもゴール前に上がり,総攻撃を仕掛けますが,ただただゴール前にボールを上げるだけでは,いとも簡単に跳ね返されてしまいます。ゴールの臭いすらしてきません。いったい,いぶきの森での練習ではどんなことをしているのでしょうか。
選手の交代も?です。前半の終わりごろ,ボランチの菅原に代わって,サイド攻撃の岡野の登場です。でも,そうなるとボランチは朴ということ。中盤でボールに絡み,攻撃の起点となっている朴をボランチに下げて,誰が攻撃の起点になるのでしょう。さらに後半早々,山口から西谷へ。どちらも守りに手を抜くタイプなので,さほど変化のない交代です。西谷のドリブル突破なんて,V神戸に来てからは見たことがありません。それなら,前節,思うような動きができなかった森にもう一度チャンスを与えてやってほしいものです。先制点を許しているこの場面では,シジのワンボランチで朴をトップ下へ,岡野と山口(西谷)のサイド攻撃を仕掛けたり,オゼアスを播戸か小島に代えて,朴からのスルーパスねらいといったところでしょう。なのに,なのに…。
そんな素人考えをよそに,試合はほとんど変化なく,完敗というべき結果で試合は終了。それでも,S自由席からは暖かい?拍手と選手の名前を呼ぶ声が飛び交っていました。弱くったって,しょーもない試合をしようとも,選手を応援する。これがファンなのでしょうか。ちょっと違和感を感じてしまいました。V神戸はどうなるのでしょうか。
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前節は,ビスマルクの登場で話題になったV神戸ですが,完全な負け試合をドローに持ち込む粘りを見せ,チーム状態が上向きにあることを感じさせます。肝心のビスマルクは,時おりスルーパスを見せたりして,体調は万全ではないもののセンスのよさを見せていたようです。これで,朴康造と両サイドからの攻撃を組み立てることができ,攻撃に幅が出てきそうです。1stステージ覇者の横浜FM相手に,好ゲームを期待です。
試合は,前半は互角,後半は横浜FMの攻勢が続きました。でも,前半は,北本のキーパー正面をつくヘッドがあったりで,チャンスはV神戸の方が多かったようです。ビスマルクは,中盤でしっかりボールが持て,チーム全体がボールを回そうという意図があるようでした。先制点も,そうした流れからのゴールです。ビスマルクから右に流れたカズへ,カズが折り返したところをシジクレイが流し込む。なんと,きれいなゴールではありませんか。今までのように,オゼアスへのロングボールをけるだけの攻撃とは大違い。サッカーらしいサッカーです。
先制点に気をよくしたV神戸ですが,その5分後に,奥にミドルシュートを決められてしまいました。左サイドから崩され,こぼれ球を豪快に蹴り込まれてしまったのです。この失点も,以前から課題のペナルティーエリア付近のプレスです。ボランチのシジクレイがDFラインに吸収されてしまい,こぼれ球に反応できなかったのです。これでは,何のためにシジクレイをボランチに上げたのかわかりません。この試合だけではありませんが,守りに入ると,シジクレイがDFラインに吸収されてしまう場面が目立ちます。最終ラインはDFに任せて,その前のスペースを見ることはできないのでしょうか。
後半は,ビスマルクが完全にスタミナ切れ。ボールを持っても,取られてしまう場面が目立ち,まともにパスができません。これには,柳想鉄がマンマークに入ったということもあるでしょうが,前節から3日間というインターバルがビスマルクにはきつかったのでしょう。そんなビスマルクを見ていながら交代を出さない副島監督の考えは如何に?ビスマルクに頼らざるを得ない攻撃ですが,そのビスマルクをここまで使うというのはどうでしょう。結局,ビスマルクはこの日2枚目のイエローで退場。次節の大分T戦には出られなくなってしまいました。
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後半が始まって間もなく,いつものようにカズから播戸への交代。播戸の方がビスマルクに反応しやすいかもしれません。でも,結局,この試合でもビスマルクとの息の合ったコンビネーションは見られず,5分後にはビスマルクの退場となってしまいました。播戸は,C札幌にいた時は,ウィルとのコンビで,そのスピードを遺憾なく発揮していましたが,V神戸に来てからは播戸のスピードが生きた場面はほとんどありません。もちろん,そのスピードを生かすパスもなかったからかもしれませんが,それでも播戸はイマイチです。なんだか,播戸は年々ヘタになっていく感じです。
ビスマルクが退場してからは,まったく攻め手なし。守り一辺倒です。数的に不利なので,守りを固めるというのもまちがいではありませんが,それでは見ている者にとってはさびしいものです。時には,カウンター攻撃を繰り出してほしいものです。しかし,そんな願いをよそに,横浜FMが攻撃し放題。サンドバック状態です。掛川の好セーブもあり,後半は無失点。結局,1:1のドロー。勝点1をゲットです。横浜FMから勝点を上げることができただけでも,たいしたものです。V神戸のチーム状態が上向きだということは,確かなようです。
次節は,同じJ2降格戦の友,大分Tです。1stステージでは,0:8という記録的な敗北を喫した相手です。もうこれは,リベンジしかありません。ビスマルクは出られませんが,朴康造を中心に攻めまくってほしいものです。
秋晴れの続く今週末。あまりの天気のよさに,今日は自転車でサッカー観戦です。2時間もあれば,十分でしょう。途中で,明石海峡大橋の写真も撮ってみましょう。ということで,明姫幹線で西明石まで行き,それからはR2で神戸Wスタを目指します。途中の舞子公園で,休憩を兼ねて,明石海峡大橋の写真撮影です。大橋のアンカー付近には移情閣(孫中山記念館)があります。今日は空気がすんでいるので,淡路島がはっきりと見えます。明石海峡を行き交う船もよく見えます。のどかな秋の風景です。でも,これから行く神戸Wスタは,のどかさとは程遠い,J1残留争いの修羅場です。ただし,対戦相手のJ磐田は,残留争いとはまったく無縁です。
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結局,2時間もかからずに会場の神戸Wスタに到着。ちょうど,スタジアムが開門したところです。道路側から入ると,アウェーのJ磐田側のゲートが見えますが,たくさんのサポーターが入場しています。さすがは,人気チームのJ磐田です。それにしても,この試合は,SA席が前売りで完売となったそうです。もしかすると,2万人を超える観客が来るのかもしれません。早く来て,よかったのかな?
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試合は,立ち上がりからJ磐田の動きが重い。でも,そりゃあそうでしょう。3日前の水曜日に鹿島Aと,ナビスコ杯の準決勝を戦ったばかりですから,選手に疲れが残っているはずです。ケガの不安がある名波は,神戸Wスタのピッチの悪いので出場しないとか。その名波の代わりにゲームを組み立てるのは,目下得点王のグラウです。今日のJ磐田のコンディションなら勝てるかも,とセコイ考えがチラリ。
しかし,それが現実のものと思える瞬間が,意外にも早くやってきました。菅原が左サイドを駆け上がり,中央へクロス!受けたシジクレイがオゼアスへ。オゼアスは再び,シジクレイに戻し,シジクレイとのワンツーでJ磐田DF網を突き抜け,ゴ〜ル!見事なゴールに,スタジアムは大歓声。もしやすると,もしやすると,今日は勝点3?なんて,調子のいいことを考えちゃいます。
ところが,点を取ってからが問題です。しだいにJ磐田にゲームを支配され始めたその時,ペナルティエリアの少し外から,こぼれ球を河村の豪快に決められてしまいました。このエリアからのミドルシュートで,今までに何点失点したことか。それにしても,先制点を取っても,勝てないチームというのは,なかなかリズムに乗れません。せっかく取った先制点を何とかして守ろうと思うあまり,消極的なプレーになったり,守りに入ったりしてしまうのでしょう。そんな気のする失点でした。
振り出しに戻ったまま,前半が終了。後半は,J磐田に試合の主導権を握られっぱなし。決定的な場面も,シジクレイと土屋のシュートのみ。そんなV神戸を尻目に,J磐田は着々と追加点を上げます。カウンター攻撃で,西の右サイドからのドリブル突破。そして,ゴール!左サイドから西,ジブコビッチと渡り,中央の前田へ。楽々とゴール!なんだか,チーム力の違いを見せ付けられたようです。いつもJ磐田のようなパス回しはないものの,前の3〜4人できっちりゴールを決めてしまうところは,さすがです。J磐田は,2ndステージ優勝からは程遠い成績なので,ナビスコ杯を狙っているとか。それなのに,あ〜あ,それなのに。そんなチームに負けちゃうなんて。嗚呼無情。
この日の試合では,V仙台が勝ち,年間勝点を19としています。これで,V仙台,V神戸,京都PS,大分TのJ1残留争いがさらに混沌としてきました。勝点3がずっしり重くなってきました。あとがないぞ!勝て!V神戸!
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前節は,アウェーで名古屋Gに完勝。名古屋Gは,楢崎をはじめ,レギュラーの何人かがケガで出場できなかったとはいえ,勝ちは勝ち。2ndステージ初勝利,貴重な勝点3をゲット!これでJ1残留争いに一歩リードした感じです。そのリードを確かなものにするためにも,今節の試合で勝点をゲットしたいものです。とはいうものの,相手は優勝争いをしている鹿島Aです。良くて,引き分けで勝点1をゲットというところでしょうか。もちろん,勝って勝点3をゲットしてほしいのは,やまやまですが…。
今日の試合は,なつかしの神戸ユニバー記念競技場です。客席はピッチから遠くなりますが,なんたって芝がいい。神戸Wスタのように芝がボコボコはがれることはなく,もちろんボールがイレギュラーすることもありません。きっちりパスが回せます。でも,これって,鹿島Aの方に有利かもね。スタンドに座ると,屋根がない分,上空が開放的です。雨の時に屋根がないのは困りますが,晴れた日は屋根のないスタジアムがいいですねぇ。いつもは,神戸Wスタの狭苦しいゴール裏に押し込められて声援しているV神戸のサポーターも,今日は晴れ晴れと元気一杯のように感じます。
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試合は,序盤から鹿島Aのペースです。これは予想されたことですが,それにしても鹿島Aはとばしています。こんな調子で90分持つんかなぁとも思ってしまいますが,先制点を挙げてV神戸のやる気をなくしてしまおうという気なのでしょうか。特に,深井の動きがいい。ドリブルにもキレがあるし,ボールをもらうまでの動きも素早い。昨年,TVで見た大学選手権の時よりも,はるかに動きがよくなっています。小柄ながら,いい選手です。今日の要注意。ところが,いつものように,右サイドの名良橋からの攻撃がありません。両サイドを使うよりも,真ん中から強引に突破しようという感じです。こんなところにも,先制点を早く取りたいという鹿島Aの気持ちが現れているのでしょうか。
序盤の猛攻に耐え,徐々にV神戸がボールを持てるようになってきましたが,それでも守備重視のゲームプランのようで,攻撃に人数をかけないので,攻撃が単発です。ゴールのにおいがしません。ところが,ビスマルクからの低いクロスを受けたカズが,反転してゴールに流し込みました。数少ないチャンスをきっちりとものにするところは,さすがキングカズです。やっぱり,カズはペナルティーエリア内でこそ持ち味が生きるようです。カズの先制点に俄然,スタジアムは盛り上がります。ここがホームのいいところです。選手も,それまでの守り一辺倒から積極性が出てきました。先制点は大切です。
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後半に入ると,V神戸がボールを持つ機会が増え,シュートも増えてきました。そんな時,たてパスに反応した播戸が,ゴール前に抜け出し,秋田をまた抜きし,ゴールに流し込みました。これには,ビックリ。今日の播戸は,前半から積極的にミドルシュートも打ったりしていましたが,この場面も秋田に勝負を挑み,ゴールをものにしたのは立派です。カズにしても,播戸にしても,オゼアスと組むと,オゼアスが真ん中にいるので,どうしても両サイドに流れざるを得ないので,シュート場面が少なくなってしまうのでしょう。今日のようにカズと播戸なら,お互いに両サイドに流れるので,お互いにシュートチャンスがあるというわけでしょう。高さがない分,ロングボールに競り勝てませんが,2人の持ち味を生かすにはカズ・播戸コンビの方がいいのかも。
2点入ると,気持ちが落ち着きます。悪くても引き分け,勝点1ゲット。うまくすれば,勝点3ゲット。しかし,鹿島Aも優勝の可能性があるだけに,簡単に負けるわけにはいきません。が,両サイドからの攻撃がない分,真ん中の土屋と北本がしっかり守れば,さほど決定的な場面にはなりません。2回,決定的な場面になったのですが,掛川のファインセーブや小笠原のチョンボに助けられ,ノーゴール。時間の経過とともに,V神戸の勝利が濃厚になってきます。と,突然,播戸がこの日2枚目のイエローで退場。なんのこっちゃ!前節に続き,2試合連続の10人試合とは。でも,時間があと10分ほどなので,なんとか持ち堪えられるでしょう。
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後半ロスタイムに入り,1点を返されてしまいましたが,2:1で勝利。勝点3をゲット。鹿島A相手に勝点3は大きい。これでJ1残留に大きく近づきました。今日の試合は,ビスマルクが目立ったわけではなく,2トップが目立ったわけでもありません。どちらかというと,鹿島Aの持ち味を消しつつ,一瞬のスキをついて勝った感じです。鹿島Aのゲームメーカーである小笠原をヤスと朴康造の二人で押さえたのも大きい。でも,常勝軍団の鹿島A相手にまともに戦えば,勝ち目はありません。そういう意味では,今日のV神戸のゲームプランはよかったのでしょう。これでJ1残留まであと1勝?2勝もすれば,確定です。4試合を2勝2敗で乗り切ってほしいものです。それしても,どうして,毎年,毎年,残留争いの主役をはってしまうのでしょうか。悲しい。
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10月の連勝のあと,前節の東京FC戦では4:1の完敗。どうも,チームとして安定した力を出し切ることのできないV神戸です。そのため,J1残留争いからも抜け出せません。でも,それだから残留争いに毎年参入しているのだともいえますが。今日の対戦相手の柏Rのように優勝にも残留争いにも関係のない平和なチームよりも,優勝争いに加われなければ,残留争いに加わる方がスリルがあることは確かですが…。それでも,毎年,毎年,こうも残留争いに参入しているというのもツライものがあります。
そんなファンの気持ちを察してか,昨日のデイリースポーツでは,来季は大型補強をすると首脳陣が語ったとか。そのためには,オゼ,シジ,ビスも解雇するそうです。でも,残留争いに総力を上げている最中に,このコメントはないでしょう。選手のヤル気がそがれてしまいます。これが本当なら,解雇されなければならないのは,まずは首脳陣です。このコメントのタイミングにみられるように,思考力無し。これからのV神戸のチームとしての成長もまったく望めない。毎年,毎年,つぎはぎのような補強をし,ユースから選手を育てることができない。若手が伸びないチームに成長はありません。しっかりとした長期的展望を持ち,チーム全体を育てていくフロントの補強をお願いしたいものです。
試合は,平和な柏Rらしく,中盤はあまり厳しくあたってきません。ただ,自陣近くになると,きっちりと守り,V神戸にゴールのにおいすら感じさせません。とはいえ,柏Rも無理に攻めてこないのか,攻め手がないのか,決定的な場面がありません。なんだか,見ている方も眠気を催してきそうです。お互いに,今日は無理をしたくない。勝点1でOK。そんな思惑が一致しているみたい。前半はこのまま0:0で終わるのかなぁと思った矢先,柏Rがゴール前の細かなパス交換からゴール!それまでは,ピンチらしいピンチがなかっただけに,見ていても,あっけにとられてしまいました。でも,考えると,この柏Rの攻め方は,足元の弱いV神戸相手には合っていたようです。再度からハイボールを上げても,CBのシジクレイに跳ね返されるでしょう。ならば,速めにゴール前にボールを出し,ワンツー等で細かくつなぎ,抜け出す。柏Rは,2点目も同じようなパターンでした。
V神戸は,攻め手が見つからないまま後半へ。こうなれば,セットプレーからの得点しかありません。と,スローインからオゼアスへ。オゼアスは頭でそらし,後ろでフリーになっていたシジクレイにボールが渡り,シュート!ゴール,ゴール,ゴ〜ル!その5分後には,岡野のクロスに播戸が合わせて,ゴール,ゴール,ゴール!岡野と播戸の息の合ったプレーです。相手DFの裏をとった,番戸らしいゴールともいえます。これで一気に勝点3が近づいてきました。それまでの柏Rのできなら,失点はないでしょう。
ところが,どっこい。勝点3は,そんなに簡単にゲットできません。逆転されて柏Rは,いきなりフル回転。それまでボールを回していたが,強引にドリブル突破を狙ってきます。縦へ縦へ,ゴールへゴールへと向かってくるので,なかなか止めることができません。ヘタにとめると,PKやFKをとられてしまいそうです。なんだか,V神戸のDFがあたふたしたその矢先,CKからこぼれ球を短くつながれ,ゴール!なんのこっちゃ!?あと10分,しっかり守れたら勝点3をゲットできたのに…。残留争いから身体半分抜け出せたのに…。勝点1だけでも,貴重であることはかわりはありませんが。やっぱり,勝点3がほしい。
今日の試合は,CBの土屋と北本が出場停止。U20代表の坪内が急遽チームに呼び戻されるという緊急事態での勝点1は,それなりに価値のあるものでしょう。でも,試合の内容からすれば,勝点3がとれたはず。勝点1のために帰ってきたんじゃないという坪内の胸のうちが聞こえる。U20とはいえ,日本代表として選ばれた坪内に,代表試合に専念させてあげられないというチーム事情は,情けないものです。有望な若い選手を育てきれない。そんなところにも,フロントの見通しの甘さが見えるような気がします。
来季こそは,フロントの“大型補強”をお願いしたいものです。
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前節の京都S戦で,J1残留を決めたV神戸ですが,最終節の今日の試合は準ホームの神戸ユニバー記念競技場でC大阪と対戦です。今日の試合は,今シーズンの最終戦というだけでなく,今シーズン初めての地元TV局サンTVの放送があるのです。地元にアピールできる絶好のチャンスです。残留を決めた勢いで2ndステージ不振のC大阪を圧倒して,胸のすくようなゲームをしてほしいものです。ですが,こんな時にろくでもないゲームをしてしまうのがV神戸の情けないところ。残留決定ですっかりモチベーションを落としてしまい,ボロ負けしてしまうなんてことが無きにしも非ず。
期待と不安をいだきながら,雨の中を神戸ユニバー競技場へ。最終節ということもあり,雨でも観客が多いかもしれないので,早目に到着。でも,最終的な観客は9000人ほどだったので,早目に行く必要はなかったということになります。でも,考えれば,カズがV神戸に来るまでは,雨の中の試合なら5000人も集まらなかったのですから,9000人だと集まっている方かな?ピッチコンデションは,さすがのユニバー競技場でも,これだけ雨が降れば,水びたしです。ボールは,止まるかと思えば滑る,滑るかと思えば止まる。その判断が難しそう。でも,雨でも練習してるんだから,大丈夫?
試合は,不安どおり,一方的な負け試合。先週の残留戦で完全燃焼してしまい,すっかり燃えカス状態のチームです。開始間もなくのPKで失点。これがすべてです。あとは,C大阪のやりたい放題。後半は,2点目を入れられてからは10分おきの失点。なかには,素人並みのミスからの失点やバロンと西沢の2人だけでシュートにもっていかれてしまったり。1stステージの大分T戦を思い出してしまいました。これが,ホーム最終戦でサポーターに見せる試合かい?地元TV局がわざわざ放送する試合かい?これでは,ファンが増えるわけないよなぁ。今シーズンを象徴する試合ともいえますが。
確かに,この試合は消化試合です。残留さえ決めれば,あとはどうなってもいいのでしょうか。残留が年間目標のチームなのでしょうか。副島監督が就任した時に言っていたマニュフェスト=「中位」には程遠い成績です。たとえ,優勝には関係なくても,残留にも関係なくても,試合には勝つという気迫は持ち続けてほしいものです。どんな試合にも「勝つ!」という強い気持ちを持つ。観客にサッカーのすばらしさをアピールする。V神戸をアピールする。そんな姿勢を選手に植え付けられなかった副島監督って,どうよ?戦術も大切ですが,その前に選手の意識改革ができてなかったんじゃないでしょうか。阪神の星野監督は,負け犬根性の阪神の選手の意識改革をしたからこそ優勝したのでしょう。その点では,今シーズンのV神戸には,全く意識改革が見られません。残留の声を聞かないと気合が入らない。好不調の波が大きすぎる。負け始めると,すべてのプレーが消極的になる。そんな選手を見ている観客のもイライラはつのります。
結局,今シーズンも残留争いに参加。ここ数年の恒例行事?です。それでも,降格しないというのは,それなりの実力があるってことでしょうか?残留争いも盛り上がりはしますが,やっぱり,もっと盛り上がるのは優勝争いでしょう。そのためにも,来年へ向けて,フロントの一新と監督の交代をお願いしたいものです。次期監督には,選手の負け犬根性をたたき直し,常勝チームに向けての意識改革をしてほしいものです。それに,もっとしっかり練習をしてほしい。せめて90分間を走り回ることができる体力をつけてほしい。多少のボディーコンタクトでも,負けないほどの強さを持ってほしい。戦術は,そのあとの話です。
それにしても,今年の天皇杯も初戦敗退なのでしょうか。