SUZUKA2002 第19回 シマノ鈴鹿ロードレース参加記(2002.8.31〜9.1)
今年もやってきました。サイクリストの最大のイベント,夏の鈴鹿ロードレースです。レースといっても,半分お祭り気分ですが,それでもロードレースであることには変わりません。レースの種目はいろいろです。お子様レースにMTB,年齢別レースにオープンレース,チームロードにエンデューロ,海外のプロも参加する国際ロードもあります。しかも,コースは,F1が開催される鈴鹿サーキット。さすがは,世界最大のサイクリストの祭典です。
8月31日(土)
とはいえ,世界最大だからでしょうか,オープニングレースも世界最早です。土曜日でも7:45スタートです。ボクの出るオープンMUでも8:40スタートです。ということは,それに間に合うようにするには,前泊か夜中に出発かです。もう少しスケジュールにゆとりを持たせてほしいものです。ボクの場合は,わざわざ前泊するほどのこともないので,超早朝出発です。3:00起床,3:45出発。これでは,まるで魚釣りです。まさか,シマノだからってことでもないでしょうが。
半分眠っている身体をコーヒーで起こし,出発です。大阪を過ぎるあたりで日の出を迎え,鈴鹿に向け,順調に車を走らせます。奈良県から三重県に入ると,まわりの山々にはガスがかかり,上空には黒い雲が広がっています。こりゃあ,ヤバイかもね。
亀山ICからバイパスを通り,鈴鹿サーキットへ。駐車場はすでに一杯ですが,なんとか駐車。早速,この朝2回目のコーヒーの準備です。時間があるので,ゆっくりとコーヒーが飲めます。メデタシ,メデタシ。コーヒーを飲み,さあ,試走です。今までに何回も走っているコースですが,ボケた頭ではかなり記憶があやしくなっています。ウォーミングアップを兼ねて,コースの下見です。
6時過ぎだというのに,鈴鹿サーキットに集う人々はすっかりハイテンションです。コース上ではたくさんのサイクリストが,思い思いに走っています。本番さながらのハイスピードで走っている人,おしゃべりをしながら走っている人,のんびりサイクリングを楽しんでいる人。
コースは,F1などが走るのとは逆まわりで,ホームから上り切った所がシケインです。ここから,ゆるやかに下って再び登り。2km地点がコース最高点のマウンテンポイントです。スプーンカーブを下り,ヘアピンに向かいますが,この日はこのあたりから強烈な向かい風が吹きつけています。おそらく,集団はかなりスピードダウンしそうです。ヘアピンを過ぎても,強烈な向かい風は吹き続けています。デグナーカーブあたりからは風向きが変わり,ダンロップカーブからS字カーブへと下りが続きます。風は向かい風のうえに,カーブが連続するので,あまりスピードは上がりません。第1コーナーに向かうと,しだいに風は追い風に変わりますが,コースは登り基調。でも,追い風のおかげで登りが少しは楽になるかもね。でも,逆にペースが上がりすぎて置いていかれるかもね。などと,考えながらもう一周。2周走っただけで,汗ビッショリです。早朝とはいえ,やっぱり,夏だなぁ。
試走を終え,受け付けを済ませて,しばし休憩。ジャージにゼッケンをつけ,ヘルメットにゼッケンを貼り付け,自転車にセンサーを取り付けます。このセンサーは,マラソン大会でよく使われるRCチップに似ていますが,自転車の場合はスピードが速いので,開発には数年を要したようです。それにしても,このセンサーのおかげで,正確な計測が素早く出来,しかもその結果も短時間で発表してくれます。HPでは,全成績が翌日にアップされます。自転車のメカだけじゃなく,計測のメカも大いに進歩しています。
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オープンMU
いよいよスタート時刻が近づいてきました。召集場所に行くと,色とりどりのロードレーサーが並べてあります。数年前からスタート順は,ゼッケン順となったので助かります。早い者勝ちのスタート順では,1時間以上も前から真夏の太陽に照りつけられて並ばなきゃあなりません。これでは,スタートする頃にはミイラ状態です。
ゼッケン順に並んでも,やはりまわりは速そうな人たちです。しかも,ほとんどが若い。少なくともボクよりは,確実に若い。でも,こんな若い人たちと走れるのも,この鈴鹿ロードならではです。この若人たちの精気を吸い取ってやるのじゃあ〜!でも,これって,まるで妖怪?
コース上に出て,スタート待ちです。1分前,…30秒前,…10秒前,…5秒前。カウントダウンとともに緊張感が高まります。クリートがちゃんと入るかなぁ,前の人が転倒せんかなぁ,などと不安もよぎります。そして,パンッ!という合図でスタート。カチッ!カチッ!とクリートをペダルに入れる音がします。ボクもカチッ!と一発でクリートがペダルに入り,気分爽快。
コントロールラインを通過し,スピードが乗ります。前を見ると,一人だけ,飛び出している人がいます。まさか,いきなりの逃げなのでしょうか。まわりはそれを追う雰囲気は全くなく,安全にシケインを通過。いつものように,このシケインを過ぎると,しばらくはスピードが上がります。少し縦長くなった集団ですが,しだいに横にも広がり,ちょっと混んだ感じです。でも,こんな状況なのに,無理にラインを変える人もいます。なにもこんな所で無理に前に出ようとしなくっても,2周目のホームで抜けるのにと思ってしまいます。それどころか,そんな動きがもとで落車が起こることだってあるのですから,もう少しまわりをよく見て,動いてほしいものです。
コース最高地点のマウンテンポイント付近では,少しスピードが落ち,前が詰まり気味になります。こんな所が要注意です。スピードに乗ったまま前に突っ込むと,追突ってこともあるからです。スプーンカーブを過ぎ,風が向かい風になると,集団が左に片寄ります。やはり,誰も風上にたちたくはないものです。でも,ヘンに片寄ると,密集してこれまた走りにくい。
あいかわらずの向かい風の中を,ヘアピンに向けて進みます。途中の3kmポイント付近でも,前が詰まり気味です。ここも落車の注意ポイントです。ヘアピンでは,「ラインキープ」の声が上がり,慎重にクリアです。と,立ち上がりはまたもやダッシュ!でも,強烈な向かい風のためにスピードはそれほど上がりません。集団の中で走っているボクには,向かい風は関係ありませんが,前が詰まるのでまたもやブレーキです。なんだか,ブレーキばかりかけている感じです。
立体交差を過ぎると,デグナーカーブです。以前,このカーブで外にふくれすぎてコースアウトしているのを見ているので,アウトコースをとるのはイヤな感じです。インをつき,慎重にクリアです。ここからは少し登り気味ですが,スピードはさほど落ちず,そのままダンロップカーブへ。ここから1kmほどの下りが始まります。とはいっても,向かい風の上のS字カーブなので,スピードは60km以上には上がりません。それでも集団でのハイスピードのコーナーリングは,快感です。これがあるから,ロードレースはやめられまヘン。
まわりを見るとまだまだ集団は大きいようです。大きな第一コーナーをクリアすると,いったんスピードはダウン。これから1kmの登りが始まります。さほど勾配はないのですが,距離が長いだけに,最後のシケインあたりになるとけっこうシンドイ。でも,このあたりになると,他の人たちもシンドイようで,スピードが落ちます。やれやれです。去年は,2周目に入るこのシケイン付近で中切れを起して,集団から脱落してしまいました。同じテツを踏まないように,前方を見ながらシケインを通過します。どうやら,中切れをしていないようなのでこのまま行きましょう。
2周目は,マウンテンポイントがあるので,ここから少しペースが上がるはずです。と,右手を見ると,同じチームのM本さんがスルスルと上がっていています。そして,西ストレートに入ると,M本さんは先頭に踊り出ようかという勢いですが,前で2人がマウンテンポイントを狙ってダッシュしているので,そこまでは行けないようです。それでもさすがはM本さんです。何気なく,スルスルと上がっていくところに,経験を感じます。
マウンテンポイントを過ぎ,再び,向かい風に。集団はペースダウンです。まわりを見ると,先頭集団は70人ほどかな?ちょっと多すぎる感じです。しかも,何人か,挙動不審の人がいます。なんとなく,落車の香りがつきまとっています。それでも,ヘアピンをスムーズにクリア,デグナーカーブに向かいます。ダッシュをするものの,すぐにペースダウン。デグナーをクリアし,ダンロップカーブへ。このあたりからS字までは,応援の多いところです。いろいろなチームから声援が飛んでいます。さすがに,このあたりはスピードが速いので,手を上げて声援に応える人はあまりいないようです。
声援が途切れ,S字カーブが終わると,第一コーナーです。このあたりでも,以前,落車したのを目撃したのですが,それは3周目のラストです。2周目のラストは,混乱もなく,再び,シケインに向けて1kmの上りです。追い風の影響もあるのでしょうか,快調にホームを登ります。シケイン付近になると,ダンシングで登る人が目立ちますが,狭いシケイン付近でダンシングは危険です。これぐらいの上りなら,シッティングで登ってほしいものですが…。
シケインを過ぎると,左手に御在所岳方面が見えます。今日は雲が多い上に,ガスっています。残念ながら,今日は,御在所岳に登ることはできそうにありません。ちょっとガッカリ。ところが,マウンテンポイントあたりになると,雨粒がパラパラと落ちてきました。ありゃ,まぁ。御在所岳どころか,このレースが大変だわ。まわりはあいかわらず70人ほどの大集団です。向かい風になるとペースダウン。そして再びペースアップし,ヘアピンへ。
これまで落車がなく,平和に走ってきた集団です。あと2kmほどでゴールです。やれやれ,ヘアピンを過ぎると,あとはゴールスプリントかぁなどと思っていると,別の組から脱落した人たちがポツポツと目立ちます。その人たちを大集団で抜く時にはけっこう大変です。スピードが大幅に違ううえに,その人たちを抜くために集団内のライン取りが乱れ,落車の危険が高くなるからです。
そんな事を考えながら走っていると,なんと!目の前2mで落車!一人だけですが,そのためにその両サイドにいた人たちが落車!そして,フルブレーキのボクもそこへ追突!転倒はしなかったものの,すぐに,今度は後ろから追突!ガシャ!自転車を立て直して再スタートをしようと思っても,追突してきた自転車とからまって,ボクの自転車が取り出せません。そしてなんとか,自転車を取り出して,再スタート…???後輪が動きません。前輪を見ると,前輪も回っていません。???ホイルはポテチ状態にはなっていないものの,かなり振れてしまっているようです。ブレーキを開いてもスムーズに動きません。もう,これでは再スタートは無理です。ガッカリ。
脇には,同じように走行不能になったライダーがいます。お互いの不運をなぐさめ,回収車を待ちます。その間も,2組の集団,3組の集団が気持ちよさそうに通り過ぎていきます。クヤシ〜イ!なんで,こんな所でこけるネン!あと2kmほどやないか!今までに十数回,鈴鹿ロードに出ていますが,回収車に乗るのは初めてです。2人で回収車に乗り込むと,先客がいました。彼はケガをしているようです。そんな人を見ると,ケガをしなかっただけでもマシかなぁなどと思い直してしまいます。それにしても,回収車で帰ってくるのは,クヤシ恥ずかし。
チームロード
このあと,しだいに雨は本降りになり,あいかわらず強い風が吹きつけています。最悪のレースコンディションです。チームロードが始まる頃には,一時的に雨はやんだものの,しばらくすると吹き降りに。お友だちのチームQBBのチームロードは,いつものようにT橋さんの先頭固定で,そのあとにG藤さん,T岡さん,そして今年特別参加のじてんしゃ館Matsuiのオーナーと続きます。2周目に入るホームでは,すでにT岡さんが脱落し,3人になっていました。チームロードは3人目のタイムがゴールタイムとなるので,もうこれで脱落者は出せません。こうなると,3番手の人がキツくなります。
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それにしてもチームロードは,人気種目です。今年は,恒例?の田吾作スタイルに加え,白鳥の湖スタイル,ナースのお仕事スタイルもあり,コスチュームに凝っています。もちろん,そんなチームだけでなく,優勝を狙ってガンガン突っ走っているチームもあります。まさに,お祭りです。でも,参加チームが多いだけに,ダンゴ状態になる場面が多く,これではまるで個人ロード状態です。しかも,途中から降り始めた雨のために,ヘアピンカーブではスリップして転倒するチームが多かったとか。本来は安全であるはずのチームロードも,こうも過密状態になると,危険です。
未登録のチームロードが終わり,車連登録のチームロードです。町のクラブチームから日本のトップチームまで,レベルには開きがありますが,未登録のチームロードほどの差はありません。ほとんどのチームは,4人が足をそろえ,きれいに縦に並んで突き進んでいます。それでも,その中で注目されるのは,実業団のトップチームであるシマノ,ブリジストン,ミヤタの3チームです。いずれもゴーグルとヘルメットが一体型になったエアロヘルメットを着用し,まるでサイボーク状態です。見ただけで速そうです。しかも,走り出すとその圧倒的なスピード感にあっけにとられてしまいます。チームロードで優勝したシマノチームは,平均時速48kmほどだったそうです。さすがは,日本のトップチームです。
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花火大会
チームロードが終り,夜は恒例の花火大会です。今年は,その花火の打ち上げの前に,バイクと車の曲芸?です。スピンターンやウイリー,ジャックナイフに一本橋,そのテクニックにビックリ。そして,音楽に合わせて花火の打ち上げです。スタンドから見ていると,花火の爆発音がお腹に響きます。30分ほどの間に,次から次へと花火が上がり,そのテンポのよさに飽きることがありません。これも,シマノ鈴鹿ロードのお楽しみのひとつです。
9月1日(日)
前日の雨模様から,雲が多いものの青空も見える天候となっています。昨夜は10時ごろから寝たので,6時に起きてもスッキリです。時間があるので,今朝も試走に行くことにします。コーヒーで目を覚まし,鈴鹿サーキットへ。昨日同様に,早朝にもかかわらず,コース上にはたくさんの人が走っています。今日のオープニングレースは,40歳代クラスのレースで,7:30のスタートです。こんな早朝にレースをするなんて,世界中でもシマノ鈴鹿ロードだけでしょう。こんな時間のスタートだから,40才代のボクはあえてオープンに参加します。7:30から,レースなんてしたくはありません。
試走をしながら,今日もお山の天候のチェックです。御在所岳方面は,あいかわらずガスっていますが,関町の羽黒山方面は低山だけにきれいに晴れています。このぶんだと,帰りに羽黒山に登れそうです。レースをして,山を登る。これを,「一粒で2度おいしい」っていうのでしょうか。なんだか気分がさらによくなり,ルンルンで試走です。昨日は,あまり足を使わなかったので,疲れもなく,まずます。今日こそは,落車に巻き込まれないように完走するぞ〜!同じチームのN山君も元気に試走をしています。
試走を終え,スタンドからオープニングレースを観戦です。昨日,同じレースで走ったM本さんは,今日は40歳台クラスのレースに出ています。そのレースのゴールスプリントを見ていると,集団が通過したあとに2人が落車しています。よく見ると,一人はM本さんです。なんとまぁ,完璧な落車です。でも,大したケガやメカトラもなかったようで,再スタートでゴール。ところが,そのゴールのあと,またもや落車です。ゴール後だったのでスピードは出ていませんでしたが,ゴールをはさんで100mほどの距離で2度目の落車とは。朝から縁起の悪いものを見てしまいました。
同じチームのS本君は,あいかわらず,この日だけのサイクリストで,動くパイロンとなってスタートです。同じチームのO保さんは,50歳台クラスで先頭集団に入って走っています。あとで聞くと,2周目の途中で切れてしまったとのことですが,そのチャレンジ精神に拍手です。来年は,一緒にチームロードを復活させましょう。
オープンMU
さて,今日も年甲斐もなくMUにエントリー。今日は30歳以上の人には年齢別のレースがあるので,このオープンに出る人は20歳台の人たちが中心のようです。スタート時刻が近づいてきました。天気はすっかり晴。もう,雨の心配はなさそうです。今日は,昨日より20人少ない150人ほどのレースです。以前は,300人ほどのレースがあったりしたのですが,安全面で人数が抑えられているのでしょうか。でも,今日は2組のスタートなので,1周目の終わりごろから前の組の遅れた人に追いつくので,落車が心配です。O保さんの話によると,昨日のレースでも,2組では1周する間に3回もの落車があったとのことです。昨日が昨日だけに,困ったものです。
1組がスタート。その3分後に2組のスタートです。またしてもカウントダウンです。1分前,…30秒前,…10秒前,…5秒前。…パンッ!号砲とともにスタートです。カチッ!カチッ!といつものようにクリートがペダルに入る音がします。が,ナント!クリートをペダルに入れるのに失敗。しかたがないので,裏踏みのままスタートダッシュです。その間にも,どんどん抜かれてしまい,アッという間に50番手ぐらいに下がってしまいました。
ほどほどにスピードが乗ったところで,クリートをペダルに入れ,一安心。シケインに行くところでは,少し前に出るもののあいかわらず大集団に埋没。シケインを抜けてダッシュ。西ストレートではスピードが落ちるだろう思ってのんびりしていましたが,なぜか思ったほどにスピードは落ちず,そのままスプーンカーブへ。ありゃあ,今日は若い人が多いから,ペースが上がっているんだなぁ。ちょっとヤバイかなぁと思っていると,いきなりのブレーキ。向かい風になり,ペースダウンです。やっぱり,いくら若くても,向かい風は大変なんですねぇ。
同じチームのN山君は,前の方でしっかり走っています。スローペースのままヘアピンへ。ヘアピンを抜けると,デグナーへダッシュ。と思いきや,案の定,ペースダウン。このあたりも強烈な向かい風なので,集団の前の人たちはさぞ大変でしょう。集団を引っ張ってくれる若人に感謝しつつ,ダンロップからS字の高速ダウンヒルです。向かい風にもかかわらず,気持ちよく下ります。ダウンヒルが終り,第一コーナーへ。昨日同様,なぜかいったん,スピードダウンしたあとホームを登ります。大集団のうえに,ここは追い風になるので,楽に登れます。
シケイン付近になると,遅れる人がパラパラ。前を見ると,中切れはしていないようですが,ちょっと心配です。シケインを抜けると,めずらしくダッシュです。結果的には,このダッシュがよかったようで,後ろの方で中切れを起していました。危く,昨年の二の舞になるところでした。
50人ほどに減った集団で西ストレートを下ります。ポジションは,集団のほとんど最後尾です。でも,囲まれていないだけに,落車の時も逃げる余地があるのでいいかもね。マウンテンポイントのスプリントを見ながら,のんびりサイクリングです。今日は,集団が小さいこともあるのですが,楽車の危険な香りがしません。スピード走行を気持ちよく楽しめます。やっぱり,ロードレースは,こうでなきゃあ。
スプーンカーブからスピードダウンし,ヘアピンへ。ここで,インをつき,集団の右に出てしまいます。ダッシュをかけたまま惰性で走っていると,スルスルと右から先頭付近へ進出。すると,猛烈な向かい風が吹き付けてきました。こりゃあイカン。こんな向かい風を受けて走っていたら,10mも持ちません。とにかく,集団にまぎれこまなきゃあ。幸い,右からどんどん上がっている人たちがいるので,なんとなく集団の中に入った形になりました。よかった,よかった。あんな風を受けて走っている先頭の人たちって,スゴイよね。同じ先頭集団といっても,その集団を引っ張っている人と後ろで金魚のフンになっているボクなんかとは,かなりの力の差を感じた一瞬でした。
ダンロップからS字の高速ダウンヒルを堪能。集団が落ち着いているので,安心して走れます。第一コーナーからホームへ。最後の上りです。あいかわらず,強い追い風が吹いているので,気持ちよく登れます。最後のシケインでは,少し順位をアップするものの,西ストレートを下る頃にはやっぱり集団の後方です。このあたりがボクには向いているのかもね。
スプーンカーブからヘアピンへ。昨日,ここで落車にあったんだよなぁと妙な感慨にふけりながら,無事通過。やれやれです。ヘアピンを抜けると,デグナーへ。このあたりからゴールスプリントに備えてのポジション取りがあるのかと思ったのですが,集団に動きはありません。集団は,淡々と進んでいます。
ダンロップからS字へ。N山君は,中ほどのつけ,順調に走っています。いよいよ第一コーナーです。ここでは,過去に何回か落車を目撃しているので,チョッピリ緊張します。でも,前方を見ると,スムーズに進んでいます。いつものようにいったんスピードダウンしたあと,ラストのホームの上りです。でも,このホームの上りがこれまたクセモノです。コース幅一杯に広がった集団が,周回遅れの人と混ざってのゴールスプリントです。もちろん,ここまで無事にたどり着いたボクには,ゴールスプリントなんて関係ありません。とにかく,落車しないように前後左右に気をつけながら走るだけです。
しばらくすると,仕掛けが早すぎた人たちが落ちてきます。ホームになったからといって,すぐにスプリントをすると,ゴールまで持ちません。いつもなら,流してゴールするボクですが,追い風の影響もあって,気分よく走れるので,ゴールまでしっかり走ることにします。すぐ前の方では,ゴールスプリントがくりひろげられています。とりあえず,ボクも走っておきましょう。これが今シーズン最後のロードなのですから。
結局,先頭から5秒遅れでゴールイン。とにかく,今日は完走できてよかった。しかも,先頭集団でゴールできたのですから,メデタシ,メデタシです。今日のように落ち着いた集団で走れるというのは,珍しいことかもしれません。でも,こんなことがあるからロードレースはやめられまヘン。8月だけのロードレースシーズンはこれにて終了。さあ,これからはOLと山だ。その手始めに,帰りに羽黒山に行きましょう。「一粒で2度おいしい」です。