シマノ鈴鹿ロードレース2001(2001.8.18〜19)


今年もやってきました鈴鹿サーキット。F1のコースを自転車で走る。こんなことを1年に1回だけでも経験できるというのは,貴重なことです。しかも,アップダウンはそれほどないので,ふだんは経験できないようなスピード走行を楽しむことができます。ただ,落車が多いのが…。

今年は,チームロードのメンバーが集まらず,個人ロード2種目のみのエントリーです。クラスはMUです。たかだかフルコースを3周ですが,これがなかなかどうして,大変です。大集団で走るのですから,落車あり,中切れあり,脱落ありと,ボクのような「金魚のフン」には大変です。それに加えて,今年は,例年にもまして,練習量が少ないときています。クラブの練習会がなかったということで,ついつい練習をサボり,グウタラ〜としてしまいました。年々歳をとっているのに,年々練習をしなくなっているなんて,それでは逆です。でも,先頭集団にはついていけるかもなんて,ムシのいいことも考えています。さてさて,世の中はそんなに甘いでしょうか。

会場の鈴鹿サーキットは,今年リニューアルされたということですが,どうなっているのでしょう。コースが新しくなったというよりは,周辺施設が新しくなった感じです。バザー会場も広くなりましたが,オフィシャルショップ専用駐車場がなくなったので,その分,一般の駐車場が混みあいそうです。それにしても,レース開始が早い。土曜日のオープニングレースが7:45なんですから,それに間に合うようにするには,夜中に家を出発しなければなりません。もう,寝てられへん。幸い,ボクのクラスのスタートは,その1時間後ですから,少しは余裕があります。といっても,家を出たのは,朝の4:00。でも,こんな時間でも,道を歩いている人がいます。その人って,早起きなの?夜遊びなの?

  
  

MU(2001.8.18)

試走をすませ,コーヒーをいただき,元気が回復したところで,レースです。昨年から,ゼッケン順で並ぶので,集合時間に行けばOK。これは助かります。数年前のように早いもの順だと,炎天下に1時間も前から場所取りをしたりしていましたからね。これでは,アップどころか,レースが始まるころには,すっかり干からびてしまいます。

集合時間にならびに行くと,あとから見たことのある人がやってきました。オオ〜ッ!とれとれのシリアスライダーS野さんではありませんか。彼は,昨年からロードに目覚めたとかで,レースにもよく出ているそうですが,まさか同じ組になるとはビックリです。今日は,愛用のくいだおれメガネをかけていないので,走るくいだおれ人形とはいかないようです。次回は,是非,くいだおれ人形スタイルで走っていただきたいものです。

そんなお願いをしていると,スタートです。ここで問題は,ペダルのクリップが入るかということです。いつもモタモタとしているのですが,今日はすんなりカチッ!おお〜スバラシイ!クリップが入っただけで感激してどうするねん!さてこれからは,シケインまでのダラダラ登りです。スタート直後なのでシンドクはありませんが,元気いっぱいのライダーたちがあとからあとからどんどんやってきます。落車がイヤなので,あまりくっついて走りたくないボクは,どんどん後ろに下がっていきます。シケインでも,強引に割り込んでくる者には,スペースを空けてあげます。シケインを抜けると,ダッシュです。でも,先頭がそれほど速くないので,集団が崩れず,楽です。西ストレートも大集団のまま,平和に下ります。スプーンカーブからヘアピンへと大集団は崩れません。集団の後ろの方なので,よけいな動きもなく,みなさん,平和にサイクリングを楽しんでいるようです。自転車は,こうでなきゃあねぇ。速く走りたい人は,集団の前に出てがんばってください。

デグナーカーブを過ぎると,ダンロップからS字へと高速ダウンヒルです。集団なので,それほどスピードは上がりませんが,それでも60kmは越えます。ここでは,お互いに落車が怖いので,無理な割り込みや追越しはありません。ラインキープで,すんなりとクリアー。第2コーナーから第1コーナーへと集団は移動。一旦は長くなるものの,上りのホームでは,前が詰まり,横広の集団です。集団は縦に長くなったり,横に広がったり,まるで生き物のようです。まさにヒル状態です。

2周目に入っても,さほどスピードアップせず,周りのライダーたちもムチャな動きをせず,集団高速サイクリングを楽しんでいます。単に集団についているだけのものは楽でしょうが,この集団の先頭に出て,集団を引っ張っている人は大変でしょうねぇ。感謝,感謝です。でも,がんばりすぎて,ハイスピードで集団を引っ張ってほしくないなぁ。

平和に2周目が終わり,3周目に入るシケインで落車。これは,2〜3人だけで,大勢に影響なし。集団も快調にとばします。ヘアピンを抜けたあたりで落車が多いので,ダッシュはかけられません。多少差があいても,デグナーでスピードダウンするので,差をつめることは簡単です。デグナーも慎重にクリアーして,3度目のダウンヒルです。周りがいるので,好きなラインが取れませんが,スピード感がたまりません。それに,ちょっぴりのスリルも。

最後は,第1コーナーを抜けてホームでゴールということになりますが,昨年も第1コーナーの付近で落車がありました。ゴールスプリントに向けて,いい位置取りをしたいということから,強引なポジション取りがあるのでしょう。今回は,前を見るとすんなり行きそうです。ところが,いきなり,右前方で落車!集団の後ろの方なので,今さらポジション取りもないもんやろ?と思うものの,なぜか落車です。コース前方にも自転車と人が転がっています。アリャ〜!ヒェ〜!周りはフルブレーキング。なんとクリアした時には,先頭ははるか前方です。しかも,一旦失速したあとの加速はほとんど無理です。周りでは,「サイアク〜!」なんて声も聞こえてきます。そらそうやろ,500m近くを勢いなしで登るんだから。今さらゴールスプリントもないものです。ゴールまでチンタラチンタラとサイクリング。

結局,先頭から30秒ほど遅れてゴール。とれとれシリアスライダーのS野さんは,はるか先でゴールをしたようです。さすがです。スタートからいい位置取りでレースを進めていたS野さんには,第1コーナーでの落車も関係なかったようです。やっぱり,集団の前にいなきゃあダメなんでしょうねぇ。

さあ,これから神戸に帰って,V神戸の応援だ〜!

MU(2001.8.19)

V神戸の逆転勝利に気分をよくして鈴鹿に帰着。夜明けからの雨に,すっかりお休みモードです。うとうとしながら,雨音とレースの放送を聞いています。雨でもレースに出ている人もいるんだと,当たり前のことなのに妙に感心。とりあえず,今日は国際ロードを見て帰るか。それにしても,雨だと湯がわかせんなぁ,コーヒーが飲めんなぁ。ところが,9時ごろになると,雨がやみました。とりあえず,コーヒーだけも飲まなきゃあ目が覚めません。無事,コーヒーを飲んでいると,今度は路面が乾き始めました。おや〜!ということは,コースも乾いてきたということ?ということは,今日のレースを走らない理由が見当たりません。時間がないので,早速着替えて,集合地点へ。

このレースでも,S野さんとご一緒です。昨日は,チームロードも走ったとかで,元気いっぱいです。スタート直後から,けっこう速いペースです。しかも,後ろから強引に割り込んできたり,斜行,蛇行ありで,今日はチョット危険な香りのレースです。シケインを抜けると,ダッシュ!西ストレートも,さほどスピードが落ちずに,集団は長細いままです。ヘアピンにかかるところでも,ラインを変えるライダーが多く,このままいけば落車の可能性大です。

1周目をなんとか無事に終え,シケインを抜け,前を見ると,人数が少なくなっています。先頭はどこかいなぁと見ると,なんと!先頭集団はずっと前です。ということは,中切れです。アリャ〜!追いつけるかなぁと走ってみるが,起きぬけの身体にはもうすっかり乳酸がたまってしまっていました。誰か追いかけてくれる人がいれば,連れて行ってもらうのですが,誰ももうその気はないようです。スプーンカーブを抜けると,もうサイクリング状態です。まわりも先頭集団から千切れたのですが,それなりにがんばっています。なんだか,リタイヤもくやしいので,一緒に走ることにしました。5〜6人で走るので安全です。でも,人数が少ない分,シンドイ。

結果,先頭から2分以上も遅れてゴール。なんともクヤシイ結果となってしまいました。でも,今シーズンの練習量から考えれば,こんなものでしょう。やっぱり,結果は正直です。練習をすればするだけ,しなければしないだけのものしか出ません。でも,だからといって,来年は猛練習するかといえば,?です。それにしても,このレースでも,ゴール前で落車があったようです。S野さんもその落車に巻き込まれたとか。地位?も名誉?も扶養家族もある身には,絶対にあってはならないことです。

国際ロードレース

  
国際ロード ホームストレート 国際ロード シケイン通過
国際ロード ホームストレート
国際ロード シケイン通過

シマノ鈴鹿ロードの最後は,恒例の国際ロードです。今年も国内の有名選手が出場し,見ているだけでも楽しいです。ジロ・デ・イタリアに出場した野寺,全日本チャンピオンの田代もいます。今年は,ヨーロッパからトレードチームのメンバーも来ているということです。さすがに,数年前のブーニョのような有名人はいないようですが。ちなみに,昨年まで同じクラブで練習をしていたN川君が,今年は国際ロードに出るとか。是非,完走してほしいものです。

レースは,1周目から落車があり,逃げありと,積極果敢なレース運びです。60km足らずの距離なので,行けるところまで行ってしまえということでしょうか。見ているものを楽しませる走りをしてくれます。その中でも,藤野,藤川のBSコンビは,単独でも逃げています。よくもまあ,あれだけのスピードが出るなぁとただただあきれるばかりです。あきれるのはスピードだけではありません。ボクの嫌いなシケインだって,大集団のままなだれ込み,きれいにクリアしていきます。このテクニックにも感心。いつ見ても,国際ロードは楽しいです。

国際ロードを走っているライダーにしても,こんなにたくさんの観客の中で走れるのは,この鈴鹿だけでしょう。ですから,それだけ気合いが入るというものです。しかも,実業団の有名チームだけでなく,町のクラブチームのメンバーも出走して,プロと走っています。ですから,声援もにぎやかです。こんな明るい雰囲気も国際ロードの楽しさの一つなのでしょう。

結局,橋川の単独逃げは決まらず,ゴール勝負になり,外国招待選手の優勝となりました。やはり,トレードチーム強しです。しかし,積極的に逃げを試みた日本の選手に拍手です。ただただ集団についていくだけでは,レベルがアップしません。若い人は,がんばらなくっちゃあね。

  
国際ロード 逃げる橋川 国際ロード 追う先頭集団
国際ロード 逃げる橋川
国際ロード 追う先頭集団

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