さわやかOL 峰山高原(2001.7.21〜22)
「梅雨明け十日」の言葉通り,夏休みが始まった頃から,猛暑が始まりました。こんな暑さの中でのオリエンテーリングは,危険ですらありますが,今回の会場である峰山高原は標高が1000mもあり,下界の蒸し暑さとは無縁です。真夏の日差しは強烈ですが,木陰に入ると,さわやかな風が吹いてきます。こんな高原だと,OLだってやる気になります。
今回のOLは,豊中OLCと岸和田OLCの合同合宿での練習の一環です。どちらのクラブ員でもないボクですが,ありがたいことに,参加させてもらえることになりました。なにせ,OL大会の少ないこの時期に,さわやかな高原で2日間もOLをできるのですから,願ってもないことです。しかも,参加者がそれほど多くないので,もしかするとOLについてのレクチャーを受けることだって,できるかもしれません。
2001.7.21(土)
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播但線寺前駅に集合。昼食後,峰山高原へ。1〜2年前までは簡保峰山高原レクセンが営業されていたのですが,現在は廃業。今では,体育館だけを残し,本館はもちろん,休憩所,テニスコートなども取り壊されています。今までに何回も訪れた峰山高原レクセンですので,さみしい気がします。それにしても,これほどまできれいに取り壊すと,チョットもったいない?
スタート地点は,旧テニスコートの下からです。大会とはちがって,練習会なので,スタートにつきもののスタート枠はありません。2分おきに出発です。今日のコースは,峰山高原の東側です。熊笹と木立に囲まれ薄暗い遊歩道は,ぬかるみが多く,走りにくい。地図でチェックしながら進みますが,距離感がないので,現在地がわかりません。?…もっと先かなぁと,確信もなく進みます。ぬかるみの向こうに木の柵があります。?ぬかるみを抜けると,いきなり林道です。おやぁ!?ということは,遊歩道を抜けてしまったということ。
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地図を見ると,この林道の少し先から谷を登ればいいようです。少し進むと,思惑通り,谷があります。谷に入ると,OLerがいます。白黄のポストもあります。やれ,まずは(1)をゲット。やはり,(1)のポストをゲットすると,うれしさは格別です。次は,(2)のポストを目指しますが,進行方向を見ると,ヤブっぽくなっています。しかも,山中を突破しなけりゃあいけません。さっそく,ロストの可能性大です。これは,林道に出て(2)のポストのある小川を溯上する方がよさそうです。しかし,これはOLerの常識に反していることは確かです。事実,ゴール後,「あのポストからヘンな方に行ってたけど,どこに行ったの?」と言われてしまいました。ついつい,道を中心に考えてしまうところが,ダメなんでしょうねぇ。
林道に出て,らしき谷から突入!と思いきや,ヤブに阻まれて突入できません。しばらくウロウロしていると中からOLerが出てきました。アッ!あそこから入るのか!さっそく突入。小川を登ると,(2)のポストを発見。
(3)へは,再び林道を走ります。ここは,山中を突破するよりも林道を行く方が早いでしょう。切り立った尾根を見上げると,登り口が見つかりません。ふと見ると,朽ち果てた木の梯子があります。もうこれで登るしかないでしょう。チョット危険ですが,気をつけながら,ソロリソロリと登ります。なんとか尾根へ。が,地図では白ですが,ヤブっぽく歩きにくい。その上,イバラがあるので,痛い痛い。ウロウロしていると,東のヤブからバキバキとヤブをかき分ける音が聞こえてきます。あの人も大変でしょうねぇと,同情。(3)のポストは,くぼ地のような所に隠れていました。
これからは,北のピークを目指します。これは簡単そうです。鞍部からピークを目指します。こんもりと盛り上がったピークに(4)のポストがあります。まずは,順調,順調。
ここから(5)は,長い距離です。小川を4本越え,湿地を抜け,(5)のポストがあるハズです。が,思惑通りにはいきません,当然?のことながら。結局は,いつものように?わけがわからなくなり,ここはどこ?状態に。行き過ぎたような気がするので,尾根を巻いていると,OLerに遭遇。聞くと,(9)のポストに行くところだとか。???水系から登ってきたので,(9)のポストはこの上のピークにあるそうです。だとすると,(5)とは全然違うがなぁ。行ってみると,案の定,(9)のポストがありました。あれまぁ。でも,これで,現在地がわかったので,一安心です。谷に降りて,溝っぽいところを登ると,(5)を発見。
(5)からは,谷を下ります。下るにつれて,小さな流れがいくつもあり,あたり一帯が湿地状態です。(6)のポストは,谷の出口近くにあるハズですが,先行のOLer2人は,捜索中です。結局,あたりにはないということで,(7)を目指していると,(6)を発見。チョット,地図上の位置とは違うかなぁ?
(6)からさらに進むと,(7)があるハズです。が,らしきところをウロウロしても,ポストはありません。このあたりだけに限りませんが,水の流れが多く,地図にはない湧水点がいくつもあります。なんだか,「訳ワカメ,意味トロロ」です。先行の2人のOLerは,あきらめて次のポストに行ってしまいました。あきらめきれないボクは,さらに探すことにしました。あっちウロウロ,こっちウロウロ,結局,(7)のポストは,もっと先にありました。これも,地図上の位置とは違うのかもね。
(8)へは,谷を遡上するだけです。しかし,水の流れが多く,どの谷か,さっぱりサラダです。とりあえず,正面の谷を登っていくと,結局は,(5)の北の鞍部に行ってしまいました。そこから尾根を下ることに。ここも,慎重に行かなければ,(8)にたどり着けそうにありません。植林帯の中を抜け,谷を下ると,ようやく(8)です。これまた,やれやれです。それにしても,こんなに小さな小川なんて,ボクにはわかりっこありません。
(9)は,先ほどゲットしたので,(10)です。小川沿いに進みますが,地図にもあるように,笹ヤブで歩行困難です。しかも,水の流れが多く,下はぬかるんでいます。ところどころに踏み跡らしきものがあります。東の谷には,林道があるようです。ササをかき分け,しだいに(10)らしき地点へ。ここにも,先客のOLerがお一人。少し行き過ぎたような気がするので,引き返してみましたが,ポストは無し。地図をよく見ると,ピークへの登りはじめなので,少し先に行ってみることにしました。と,ありました,ありました,(10)のポストが。
この頃になると,雨がパラパラと降り始め,時間もかなり過ぎています。でも,あとは,ゴール方向に向けてのポストなので,ポストをゲットしながら,帰りましょう。次の(11)は,(3)のピークからの鞍部を抜け,谷を登ります。なんとか(11)をゲット。(12)へは,尾根のヤブを突破すればいいようです。笹ヤブに入ると,獣の臭いがします。近くにいるのか,先ほどまでいたのかわかりませんが,あまり気持ちのいいものではありません。背丈ほどのヤブを抜け,植林の中に(12)のポストを発見。残すは(13)だけです。
地図で確かめて,尾根を下ります。が,すぐに谷川の水音が聞こえてきました。アレ〜ッ?立ち止まって確かめてみるものの,?です。しかたがありません。もう一度,(12)に戻って確認です。地図を置いて,確かめると,南西の尾根を下らなきゃあいけません。気を取り直し,尾根を下ります。植林の中を抜け,どんどん下ると,やがて小川のせせらぎが。???なんでやネン!最後の最後になって,くやしい〜!時間は2時間半を過ぎています。もう限界です。これ以上帰るのがおそくなると,みなさんに迷惑です。下りながら(13)を探しますが,結局見つかったのは(1)!なんのこっちゃ。もう(13)を探すことはできません。あきらめて,ゴール目指して遊歩道を歩きます。くやしい〜!
予定では,この日のOLは,「ショートOL」ということでしたが,どうしてなかなか。これで「ショート」だったら,ロングになるとボクの場合は5時間以上かかってしまいそうです。さすが「合宿」というだけのことはあって,ハードです。これでは,明日のOLが思いやられます。
2001.7.22(日)
前日の失敗に懲りずに,今日も今日とて,OLに参加です。今日のコースは,峰山高原の西側です。アンテナ群のある暁晴山は朝もやの中です。聞くところによると,前日のコースよりむずかしいコースだとか。こりゃあ,マイッタなぁ。前日のコースでも2時間半以上もかかったのに。もっとむずかしいんなら3時間?
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以前は休憩所のあった空き地をスタート。まずは,遊歩道を進みます。(1)へは,遊歩道の途中から入らなければなりませんが,入口がわかりにくい。▲の岩を目印に進みますが,わからず。と,林の中にOLerの姿を発見。このあたりなんだ〜と,勝手に納得し,同じく林に突入。林の中は,歩くのには困りませんが,地図にはない小さな水の流れがあちこちにあります。どうにか,くぼ地に(1)を発見。
(2)は,開けた草地をかすめ,大きな小川の向こうの尾根の中です。草地を見ながら,進みます。さらに進むと,なんだか,ようすがヘンです。先行のOLerが引き返してきました。と,後ろから,「(2)はもう過ぎた」という声が聞こえてきました。なんや〜,行き過ぎかぁ。引き返すと,小川の向こうに(2)ポストが。
(3)のポストはすぐ近くのようです。また,行き過ぎないように気をつけて,進みます。小川を渡ると,(3)のポストです。ここから,(4)までは,少し距離があります。林の中を進むので,コンパスを進行方向に向けて,直進です。土塁を越えると,湿地。その向こうの小川の,さらに向こう。2本の小川が合流している地点です。と,右手の笹ヤブからガサガサという音が聞こえてきました。ビクッ!でも,そのあとに話し声が聞こえてきたので,ホッ!です。思惑通り,(4)のポストを発見。
(5)はすぐ近くのようです。これまた,行き過ぎないように,コンパスを(5)に向け,慎重に歩きます。少し行き過ぎ,開けた土地の横に(5)のポストを発見。
(6)へは,尾根を登るだけです。尾根を下るのはむずかしいですが,登るのはさほどむずかしくはありません。苔むした大きな岩の横に(6)を発見。
(7)へは,遊歩道に出て,道からのアタックです。遊歩道は,単純なだけに距離感がつかめません。道の曲がりを確認しながら,らしき地点へ。ここにも,OLerがいます。心強いことです。右手の尾根に突入です。岩の多い尾根ですが,ポストはありません。さらに登ると,ようやく(7)のポストを発見。道から遠すぎるんじゃないの?というOLerもいました。同感です。
ここから(8)へは,水平移動ですが。少し不安もありますが,とりあえず,行ってみることにしました。小川を渡り,急斜面を横切ると,下に湧水点があります。手前の笹ヤブでは,ガサガサという音がしています。OLerのようです。湧水点に行ってみると,ポストは無し。???あたりを見回しても,ポストは見つかりません。このあたりでわからずにウロウロするより,一旦,遊歩道に出て,小川を溯上する方が確実です。林を下り,遊歩道へ。少し進むと,岩だらけの小川が出現。この小川の上に(8)はあるハズです。行ってみると,やっぱりです。あとで調べると,先ほどウロウロしていた地点から20〜30m先でした。もっと,先に行っとけばなぁとは,あとの祭り。
(9)へも,水平移動すればいいのでしょうが,先ほどの失敗に懲り,遊歩道からアタックです。遊歩道からは,簡単に発見。もしかして,水平移動で進んでいれば,どうだったのでしょうか。
ここから(10)へは,遊歩道を走り,開けた谷間を進みます。前にOLerがいます。遊歩道を慎重に進み,谷間の開けてところに出ました。植林と植林の間です。草地の谷間を進むと,右手に植林があります。ポストはこの中でしょう。適当な所から植林へ。OLerが2人,ポストを見つけてパンチ。2×3の岩の横とあります。話によると,これだと高さ3mということになるそうですが,地上に出ているのは1mもありません。ということは,地下部が2m以上あるということになります。掘って調べたの?
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ここからは先輩OLerにレクチャーを受けながら,進むことにしました。(11)へは,コンパスを向けて直進です。植生界にポストを発見。我ながら,お見事!スバラシイ!と,誰も誉めてくれないので,自分を誉めてしまいました。
ここからは,尾根を回って,(12)へ。手前の小川を確認して,予定通り(12)へ。ここから(13)へは,水平移動です。高度を保ちながら,慎重に進みます。手前のくぼ地を確認し,尾根を回ると,…無い!見ると,少し下のくぼ地にあります。地図でも,(12)の標高よりは,10mほど下です。こんな細かい情報にも気をつけなければならないのですねぇ。う〜ん。OLは奥が深い。
(14)もこれまた,水平移動です。水平に進んで,植生界のかどです。植林を抜け,向こうにポストを発見。なるほど,地形にばかり目をつけないで,植生界にも目をつける必要があるんですねェ。ここからは,道に抜けて帰るだけですが,帰るのも気をつけなきゃあいけません。通ることのできないヤブに突入してしまうと,大変です。ここは,植生界沿いに下るのがいいんだそうです。先輩OLerに連れられて,遊歩道に出て,あとはオシャベリをしながら,ゴールへ。
今日のコースは,昨日ほどの高低差がなく,地形がわかりやすかったので,助かりました。今回の合宿では,地図読みのテクが少しは上達したような気がします。今までは,地形や道を中心に考えていたのですが,コンパスや植生界,通行可能度,等高線もルートを見つける大切な手がかりでした。それが実感できただけでも,今回の合宿に参加した意義がありました。こんなに貴重な合宿に参加させていただき,感謝,感謝です。豊中OLC,岸和田OLCのみなさん,ありがとうございました。