2000 VISSEL神戸1stステージ


  

VS 広島(2000.3.11)

VISSEL神戸のJ1初のホーム開幕戦。さすがに気合いが入ります。ところが,昼までなんとかもっていた天気がついに崩れ,雨が降り始めました。試合開始の1時間前にユニバシアード記念競技場に着き,記念品をもらい入場。時間が早いとはいえ,観客は少なめです。やはり雨のせいでしょうか。せっかくのホーム開幕戦というのに,これではさみしすぎます。でも,サンフレッチェ広島はもっとさみしい。アウェーといっても,これではねぇ。

スタメン発表。崔成勇や黒崎はスタメンに名を連ねていますが,河錫舟や永島,海本はいません。これで,誰が点を取って,誰が守るんやねん!という布陣です。結局,最後まで誰がゲームメークをしていたか,わかりませんでした。森岡と治郎に期待です。

試合開始のホイッスル。川勝監督曰く。今年は中盤でのタメができた。とはいうものの,タメが見られません。あいかわらず,バタバタした展開です。スピーディーなS広島の攻めが多くなってきましたが,BKラインは下がってはいません。攻められ始めるとズルズルと下がるという昨年までのBKラインの欠点は修正されているようです。それにしても,S広島の藤本は,さすが五輪代表になっただけあって,スピードがあり,運動量も豊富です。V神戸の苦手なタイプです。

と,前半中ごろ,S広島のミスからV神戸のカウンターが決まりました。S広島が攻撃に移ろうとしたときにミスり,BKラインが上がったところを,薮田が森岡との1・2で抜け出し,GKと1対1。なんなくかわして,ゴールに流し込み「2000初ゴ〜ル!」後で聞くところによると,あのシュートは,実は折り返しだったとか。あれが折り返しやったら,黒崎には通らんやろ。だって,S広島のDFの方が速かったもん。でも,なんだかんだといっても,結果オーライです。1点は1点です。

この1点で波に乗るかと思われたV神戸ですが,あいかわらずS広島のスピードの振り回されいます。が,DF陣の必死の防戦で,ゴールだけは割らせません。攻撃は,サイドからの崩しの意図が見えますが,どちらかのサイドに偏りすぎています。サイドチェンジができんかなぁ。吉村と崔はもっと上がれよ!でも,裏をとられるのが,こわいことはこわいですが。

1対0で前半を終了。ハーフタイムを利用して,当らない「抽選会」です。伊藤ハム提供のようですが,あの抽選会で当ったという声を聞いたことがありません。あれって,当るんかいなぁ。

後半もあいかわらず。中盤でスピーディーなパス回しもなく,ロングボールの応酬です。この日のように雨に濡れた芝は滑りやすいので,細かいパスは無駄なのかもしれませんが,それでもあまりにも攻めが単調です。昨年のように金度勲のような強力なストライカーがいれば,彼に頼ることもできますが,今年はそうはいきません。サイドから,中盤から,そして時にはカウンターで相手の守りを崩さなければいけません。

終了間近に河錫舟が出てきましたが,目立った動きもなく試合終了。終了までの10分間がスリル満点。昨年のように,最後の最後に失点し,同点になったり,逆転されたりなんてことになってはいけません。でも,守りは昨年同様,最後は全員DFです。中盤どころか,トップもいません。これでは,この先が思いやられます。最後の最後まで,点を取るんだという攻めの姿勢が大切やろ!なんとかせいよ!

VS 川崎F(2000.4.1)

先週の市原戦に大勝し,順位も3位に浮上です。J1参入以来の快挙です。この川崎Fを勝てば,もしかすると首位ということにもなりそうな勢いです。スバラシイ!

ところが,川崎Fも必死です。これで負ければ,4連敗です。ところが試合が始まると,お互いにどっちもどっちという展開です。ミスもけっこうあります。こんなところだけ,ニュージーランドと対戦した五輪代表を見習うことはないでしょう。崔成勇の積極的な上がりは評価できますが,やはり中盤でボールが回りません。しかも中盤のチェックが甘い。特に20番の長橋なんていつもフリーでボールを触ってんだもの。これではアカンやろ。

試合はさしたる見せ場もなく,時間だけが過ぎていきます。お互いにゴール前へボールを放り込むだけといった感じです。せっかく,今日でJ1を見るのが最後になるという長男を連れて来ているというのに,困ったものです。

さて,試合は後半に入り,神戸に攻撃のリズムが出てきました。が,川崎Fのゴール前までは行くのですが,最後の詰めができません。センタリングの精度が悪い。パスにスピードがない。動き出しが遅い。でも,これは川崎Fだって同じことです。ボールを見ながら,来るかなぁどうかなぁという感じで動いています。もっと素早く動いて,パスを出す人にアピールできんもんかなぁ。エジウソンを見習ってほしいものです。彼はボールをもらうまでの動きも素晴らしかったよなぁ。

薮田はポストプレーヤーではなく,ゴール前を動き回って点を取るタイプのようですが,けっこう小技もうまいです。こんなタイプって,神戸には貴重です。黒崎のバーをたたくシュートもあったりして,完全に神戸ペースのうちに試合は進みましたが,いかんせん点が入りません。あと10分。いよいよ昨年の失点タイムです。と思っていたとたん,神戸ゴール前でBKの中途半端なクリアーボールを拾われ,簡単にゴ〜ル!です。なんのこっちゃ!昨年までの失点タイムは今年も続いてるんかいな。ガックリ!

失点をしてからの懸命の攻撃も,あまりに中央に集まりすぎて,なかなか川崎Fのでフェンスを破ることができません。そして,ついにタイムアップのホイッスル。ガックリ。

デイゲームで東京も鹿島も負けていたので,勝てば首位だったのに。1回でもいいから首位に立ってみたいよね。でも,これで5位に下がっただけです。これから先のゲームは,上位チームとの対戦が続き,勝ち点が伸び悩みそうですが,永島や海本も復帰してくるでしょう。昨年の2ndステージの勢いで,上位進出を狙ってほしいものです。4月8日はC大阪戦だ。

VS C大阪(2000.4.8)

前節では,得意?のラスト10分での失点で,ついに勝率が5割になったVISSEL神戸ですが,今節はスピード豊かな攻撃のC大阪戦です。この試合に負ければ,負け数のほうが多くなってしまいます。これはえらいっこちゃ。またJ2の足音が近づいてくるがな。

まだ永島と海本が復帰できないV神戸ですが,それでもなんとかしのいできました。その頑張りに期待と思っていた矢先の開始10分頃。C大阪のフリーキックから,ゴール前になだれ込まれての失点。このパターンって,V神戸の得意パターンでしょ。C大阪にやられたらアカンでぇ。

ところが,その数分後,今度はV神戸のゴ〜ル!右から崔成勇のクロスに,久々の先発出場の和多田がドンピシャのヘッド!きれいなゴールです。このあとも崔成勇の積極的な上がりで,チャンスが生まれました。左の吉田だって,よく上がっていました。両サイドの積極的な上がりで,攻撃に幅ができています。黒崎のポストだけでは,見え見えだもんね。それでゴールできるほど,C大阪は甘くないでしょ。

なんだか今日は,点の取り合いになりそうなんて思っていると,それ以降はお互いに攻めるものの,点は取れません。

後半に入ると,試合がおかしくなってきました。イエローカードの連発の末に,早々と土屋が退場。形勢が圧倒的に不利です。でも,1人少ないことを感じさせないほどの頑張りです。決定的なチャンスを逃すことがあったものの,負ける気がしません。

ところが,半ば過ぎにC大阪は西谷を投入してきました。先発メンバーに出ていなかったので,少し安心していましたが,こんな時に投入とは。副島監督もにくい!西谷が入ったとたん,いきなり左サイドがあわただしくなったきました。スピードのある崔成勇も,西谷のスピードの振り回されています。いやな予感が的中したと思った矢先,その西谷から決定的なチャンスが生まれ,森島に決められてしまいました。ああ,なんてこった。

でも,今日は,今までと違って,中盤でのチェックもよくできていたし,河錫舟も田坂のマークを受け続けながらもよく動けていたし,吉田・崔成勇の両サイドバックの上がりもよかったし,負けたとはいえ,できはよかったんじゃないでしょうか。今日の敗因を一言でいえば,「力負け」悔しいけれど,これでしょう。

これで負けが先行し,順位も10位に下がってしまいました。いよいよ,J2の足音が聞こえ始めました。でも,今日のような積極性で,攻め続けてほしいものです。次節に期待です。

VS V川崎(2000.4.15)

またもや雨。開幕から2度目です。チョットうんざりです。でも,その雨を吹き飛ばすようなvissel神戸の活躍を期待し,ユニバー競技場に急ぎました。前回のC大阪戦だって,内容はそれほど悪くはなかったし,今週の大宮戦も楽勝。今シーズン不調のV川崎相手だと,十分に勝算はあります。今までは,対戦成績はよくありませんが。

和多田がこの試合も先発メンバーです。でも,気が弱いのか,自信がないのか,中途半端なプレーが目立ちます。もっと,思い切ったプレーを望みたいところです。崔成勇はいいですね。サイドからの攻撃は,C大阪戦ほどではありませんでしたが,この試合では守りがよかった。特に3バックになってからは,よくカバーに入り,V川崎の攻撃を止めていました。もちろん,1対1も強い。

この日の試合は,お互いに「勝つ気,あんのか!」って感じでした。特にV川崎は。攻めるパターンもハッキリせず,金を生かし切れていません。V神戸は,2トップのポストプレーが中心ですが,C大阪戦で見せたサイドからの攻撃があまりありません。早め,早めに真ん中にボールをほりこんでも,V川崎の米山・中沢の2バックにはね返されてしまいます。あげくには,中沢にヘッドを決められるなんて,そりゃあ逆やろ!って感じです。それにしても中沢はヘッドが強い。恐るべしボンバーヘッド。

Vゴール勝ちを収めたのはV川崎。V神戸お得意の?ラスト10分間での失点です。なにもそこまで試合を長引かさなくっても,ゴールを決める場面は何回かありましたよね。決める時に,決めなきゃあ。でも,今回のような試合を経験し,そうならないためにはどうすればいいかを真剣に考えてほしいですね。そして,今ある戦力でベストの戦い方をしてほしい。きっと,サポーターもそれを望んでいるはずです。

VS 大宮A(2000.4.19)

何も書く気がしない。ナビスコカップだからというわけではないでしょうが,あんなゲームをファンに披露したのでは,ファンが減る!まぁ,私はフリーパスのおまけぐらいに思っていたからいいものの,3000円を払って入場した人には申し訳ないでしょ。いくら1回戦突破確実といっても,V神戸のゴールラッシュを見に行った人が多かったでしょう。それが2点。しかもフン詰まりのようなゲーム展開。がんばってたのは,崔成勇だけ。他はなんやねん。もうモチベーションのないJ2のチーム相手に,しかも開始早々退場者が出て10人のチームだというのに,何の策もなく,ただ時間が過ぎるのを待っているだけ。

どんな試合だって,何らかのテーマ・問題意識を持って臨まなければ進歩はないでしょ。バタバタ,行き当たりばったりのパス。ボールをつなぐ展開をしようといういとも見えましたが,それならそれでボールをもらう人の動き方もあるでしょ。強引なスルーパスでは,J2では通用しても,J1では通用しようがないよね。雨の中,1300人ほどの入場者でしたが,少なくてもお金を払って入場したのですから,それに見合う試合を見せてほしかった。

それにしても,来週の日韓戦は楽しみが多いです。神戸のコリアントリオをはじめ,韓国代表の半分ぐらいがJリーグに関係した選手です。もうこうなりゃあ,韓国を応援するか!?

VS 鹿島A(2000.4.29)

今日の試合は最悪!今まで見たV神戸の試合でも,最悪といえそうな試合でした。相手が鹿島だという以前の問題。つまり,戦う気がない。磐田戦が延期になって休養十分だというのに,みんながしんどそうです。しんどいというのなら,崔成勇や河錫舟なんて,水曜日に日韓戦を戦ったばかりだから,この2人の方がしんどいはずです。なんで,関係のないV神戸のメンバーがシンドイねん!

前半は,押されながらも鹿島にビスマルクがいないので,決定的なパスが通らず,なんとか無失点でしたが,やはりというか,ラスト10分の失点でした。しかも,名良橋のスピードに乗ったサイドからのえぐりと正確なセンターリング,そしてそれをきっちり決めた平瀬のヘッド。サイド攻撃の手本のような鹿島の得点でした。こんなきれいな得点を見せられたら,それをマネすればいいのですが,そう簡単にはいかないんですよね。

後半なんかは,鹿島のプレスが甘くなったのに,それにもまして動きが遅いので攻め手が見つかりません。今までよかった守備陣もこの試合はメチャクチャ。3点目なんて,ただボ〜ッと突っ立っていただけで,誰もボールに反応せず,平瀬にやすやすとゴールをプレゼントしてしまいました。これでは,スタンドからため息とヤジがとぶのも無理はありません。昨年のJ2転落の危機を思い出して,もっと危機感と向上心をもって試合に臨んでほしいものです。この試合は,BSで全国放送されていたようですが,こんなブザマな試合を放送するとV神戸ファンだけではなく,全国のサッカーファンに失礼だし,サッカー離れにもつながるのではないかという心配もしちゃいます。

VS 名古屋G(2000.5.3)

つ,つ,ついに連敗脱出!しかもアノ名古屋Gを相手に,それもロスタイム得点で!これだけでもう,V神戸はGWです。ロスタイム失点はいつものことですが,今日は違う。前後半のロスタイムに,それぞれ1点ずつの得点。やればできるじゃない。

それにしても,前2戦(V川崎と鹿島A)はひどかった。やる気あんの〜?JFLでももっとマシな試合するぞ!という声がスタンドでも聞こえたほどでした。でも,今日は,中盤のプレスが効き,攻撃的な姿勢で戦っていました。前半途中までは,ストイコビッチへのマークが甘かったのですが,崔成勇がマークするようになってからは,自由に動けなくなりました。さすが,崔成勇です。

後半は,名古屋に一方的に攻められ,1失点を許しましたが,久しぶりの海本を中心にしたBK陣はよく集中して守っていました。ボランチの阿部もよく動いていたし,崔成勇なんて攻守に大活躍でした。もちろん,河錫舟も日韓戦の疲れが取れたのか,スピードに乗った動きをしていました。FWで出場の布部も意欲的にゴールを狙っていました。こうでなきゃあね。BS生放送の価値ありです。

欲を言うなら,ペナルティーエリア内で一工夫ほしい。崔成勇をボランチにして欲しい。永島に出て欲しい。金度勲に帰ってきて欲しい…?こりゃあ,無理かぁ。

VS 柏R(2000.5.6)

先日の名古屋戦に引き続き,今日の試合も中盤からのプレスがよく効き,アグレッシブな姿勢が出た試合でした。今シーズンのJ1の台風の目となっているFC東京の佐藤が「我々は,技術では劣るかもしれない。でもそれを運動量でカバーしたい」というようなことを言っていました。その姿勢で試合に臨んだ結果が,今のFC東京でしょう。これはV神戸も大いに見習わなくてはいけません。全体的なレベルは,やはりトップのチームに比べると,劣ることは確かなのですから。

前半は,柏の決定的なチャンスを,柏自らのチョンボで無得点。それに対して,神戸は,チャンスらしいチャンスもなく,風下の前半を0:0で終了。まぁ,良しとしましょう。

試合が動いたのは,後半です。後半8分。コーナーキックからのこぼれ球を安部がゴール前に上げ,折り返したボールを和多田がごっつあんゴール。ここは,安部のロビングを誉めるべきでしょう。柏のDFがラインを上げようとした時に,その裏をつくボールだったのですから,より効果的でした。ナイス,アシスト!

1点失った柏は,積極的に攻めに上がります。でも,洪明甫はまだ上がってきません。時間的に早過ぎるのでしょうか。北島も時おり鋭い突進を試みますが,神戸DF陣に自由にはさせてもらえません。崔成勇と吉村の右サイドは,コンビネーションがうまくいっています。土屋と海本のCBも安定しています。ただ,気になるのは長谷部クン。まったくプレーに自信が持てないようです。そんな選手を使う監督も,どうなんでしょうかねぇ。それに対して,安部はこの試合もよく動いていました。ボランチとして,よくやっていたと思います。最近の安部は好調なのでしょうか。それとも実力でしょうか。

今日のV神戸は,名古屋戦に続いて早めのプレスで相手を自由にさせない。そして,ボールを奪うと即攻撃。攻守の切り替えも早くてよかった。ゴール前にただボールを上げるだけでは,それはプロの試合とはいえません。また,「ボールをけるだけで,どこがおもしろいの?」って,言われちゃいます。

次回のホームは清水戦です。勝ち目は薄いでしょうが,早いプレスとカウンター攻撃あるのみです。なんたって,今節は福岡に大差で負けてるんだもんね。

VS 清水S(2000.5.17)

前節は,京都Pに痛い黒星。やっぱり,V川崎出身者が多いので,カズには手も足も出ないのでしょうか。そういえば,昨年,カズがJリーグに復帰した時に記念ゴールを許したのもV神戸でした。前節の試合は,カズの活躍もあったのでしょうが,それ以上にV神戸がだらけていたとか。せっかくの連勝で,チームが波に乗りかけていたのに。しかも,清水Sは,はっきりいってうまい!速く,大きく,細かく,ボール回しも,個人技も巧みです。しかも,優勝を争っています。勝ち点を奪うのは,至難の業です。でも,つけいるスキはあります。前節の清水Sは,PKでしか点を取っていません。攻めがうまくいっていないようです。ここがポイントです。

と,甘い期待をもって神戸ユニバー記念競技場へ。入り口を入ると,若者3人の会話。「この表紙の2番って,誰?」「う〜ん。他のチームのことも知っておかないとね」「ウミモト?」「カイモト?」柏R戦のFW並みのシュートを見んかったのか!あれがV神戸のDF海本やゾ!それにしても,さびしいなぁ。これって,ボクが京都PやA福岡の選手をあまり知らないのといっしょ?人のことは言えんなぁ。

さて,キックオフ。両チームがリズムをつかむその前に,ナント!和多田が華麗なドリブルでゴール前に切り込み,フリーでクリーンシュート!今までの和多田のイメージを覆すような見事なシュートです。海本にシュートをしえてもらったの?清水Sにしてみれば,一瞬のマークのずれといったところでしょうか。このあとは,清水Sの大小織り交ぜた早いパス回しに,カウンター狙いのV神戸という予想通りの展開になりました。でも,なぜか,途中で河錫舟が交代。けがでもしたのでしょうか。崔成勇も出ていないので,試合になるんかいなぁと心配になります。

ところが,落雷の影響で照明の半分が消えてしまい,試合中断すること20分。試合再開後は,清水Sはアレックスと市川のサイドを入れ替えてきました。でも,今年のアレックスは,昨年ほどのキレがないようです。この日はその方がいいのですが,やっぱり気になります。帰化とかいろいろな問題で,精神的に不安定になっているのでしょうか。

試合再開後,10分ほどで前半が終了。また,ハーフタイムか?という感じです。後半が始まると,崔成勇の出番です。さすが崔成勇が出ると,右サイドの攻守にリズムが出ています。それにしても,あの小さな身体で,強い当たりとスピード。何回か,右サイドからのスピードあふれる攻撃が出て,観客からも大きな拍手と歓声。さすが崔成勇です。でも,試合は完全に清水Sに支配されています。時おり見せるV神戸のカウンターも,シュートにまで持っていくのが精一杯です。でも,清水Sの攻撃もさえません。攻めてを欠いているという感じです。でも,それだけ自由に攻めさせないV神戸の守りもほめられていいでしょう。

清水Sの攻撃に耐えながら,ラスト10分にまで持ちこたえました。と,V神戸のカウンターです。CKからの攻撃で,布部のヘッドが決まり,2点目。これで勝ちはもらったも同然。あと10分ほどです。

この試合も,最後までよくボールを追いかけ,中盤でのプレスも後半半ばまで,よく効いていました。京都Pの時は,こんな試合ができんかったのか!あと3試合。全部勝つつもりで,やってみい!

VS FC東京(2000.5.20)

名古屋G戦同様,TV観戦となったFC東京戦。国立は,雨です。FC東京の試合はあまり見たことがありませんが,豊富な運動量と速攻が持ち味だとか。V神戸もカウンター狙いのチームなので,今回はお互いにカウンター狙いで,良くいえばスリリングな展開,悪くいえば大味な試合になりそうです。ましてや,強い雨が降っているのですから。

先発メンバーを見ると,河錫舟の名前がありません。リザーブにも登録されていません。けがなのでしょうか。心配です。それにもまして,今日の試合が心配です。いったい,誰がゲームを作るんや?トップ下には,薮田の名前があります。V神戸は,いろいろなポジションを経験できるチームです。前の試合で,後半から出場した崔成勇は,今日は先発出場です。

試合が始まると,V神戸の中盤でのチェックが早く,先日の清水S戦のようです。これだと,FC東京の強力FWツウットに有効なパスが出せません。と,V神戸の攻撃。吉村が見事なループシュートを決めました。横浜F・M中村俊輔もオドロキです。先日の海本といい,今日の吉村といい,FW以外のファインゴールが目立ちます。

得点後も,V神戸の中盤のチェックが早く,FC東京に自由にボールを持たせていません。V神戸は,コンパクトにして,高い位置でボールを奪い,そのまま速攻につなげようという意図が見えます。今までだと河錫舟が攻撃の起点になっていたので,どうしても河錫舟頼みになっていたのですが,それが今日は全員守備全員攻撃の意識がかえって高くなったのでしょう。TV解説では,V神戸の中盤のチェックと海本と土屋のCBをほめていましたが,攻撃面もよかったです。最近好調で自信を持ったプレーができるようになった和多田。運動量豊富な布部・薮田。

後半は,FC東京の猛攻で始まりました。GK武田の左手1本のセーブもあり,無失点。FC東京が攻めつかれして,ちょっと気を抜いたエアーポケットに入った状態の時,V神戸の反撃。和多田のシュートが決まりました。よくGKの動きを見て,右足アウトサイドできれいに流し込みました。こんな場合も,落ち着いてシュートを打てるようになったというの和多田の成長です。この2点目でFC東京は気落ちしたのか,あせったのか,ミスが増えてきました。しかも,攻撃に比重がかかっているので,V神戸のカウンターが効果的です。もちろん,中盤での早いチェックも有効です。FC東京の強力2トップ,アマラオとツウットも海本と土屋のCBに自由にボールがさわれません。

後半のロスタイムにツウットに1点を取られてしまいましたが,最近のV神戸の守りは,安定しています。強力CBと早いチェック。これで,金度勲なみの強力FWが欲しいところです。これで1stステージは中位ぐらいは確保できそうです。惜しまれるのは,V川崎,鹿島A,京都Pでの負けです。今日のような,早いチェックと豊富な運動量を持ってすれば,勝てた3試合です。でも,こうなれば次節のJ磐田戦が楽しみです。

VS J磐田(2000.5.24)

今回でTV観戦が3回目になりました。ということは,それだけV神戸の試合がTV放送されているということです。世間の認知度少しは高くなったでしょうか。それに,今回は海本が日本代表に選ばれたということもあって,V神戸の存在も大いにアピールできるというものです。これで試合に出れたら言うことなしなんですがねぇ。そういえば,清水戦,東京戦とトルシエ監督が観戦に来ていたので,V神戸の守りの中心の海本が目についたのでしょうか。それとも,海本を見にやって来たのでしょうか。

ところで,今日のTV放送は,当初の予定では清水VS広島だったようですが,今朝の新聞で磐田VS神戸になっていました。ラッキーです。磐田に勝てば,上位確定といったところです。最近の磐田は,守備が不安定で,V神戸でも勝てない相手ではありません。いままでのように,中盤での早いチェックとコンパクトなサッカーをすればいいのです。そうすれば,勝機は開かれます。

試合開始。さっそくV神戸の中盤での早いチェックに,J磐田も自由にボールが持てません。TV解説も,この点はほめていました。が,なかなかシュートまで持っていけません。それどころか,J磐田のカウンターをくらって,中山に決定的な形を作られてしまいました。しだいに,J磐田のパス回しが速く,正確になり始め,DFの裏をつく縦パスが出始めました。これはヤバイです。と思ったやさき,ラドチェンコにシュートを決められてしまいました。これは,J磐田がワンタッチのパスを連続した結果,ラドチェンコが抜け出し,軽く流し込まれたものです。その時は,守備の中心であり日本代表の海本が負傷治療中の時で,そのすきをつかれたかっこうです。ラドチェンコが抜け出した時に,V神戸第3のセンターバック?の崔成勇がつめたのですが,時すでに遅し。

後半すぐに河錫舟を投入しましが,さすがにJ磐田の守備は堅く,なかなかゴールを割れません。それどころか,奥の豊富な運動量とスピードにかき回され,決定的なピンチを招くことも。いままでの数試合では,これほどまでに縦パスを通されることはなかったのですが,J磐田は縦横自在にパスを回してきます。しかも,速くて正確ときているものですから,ピンチの連続です。GK武田治郎,大活躍です。それでも何とか,1点差のままで試合は続きましたが,V神戸の決定的なチャンスはありません。TV解説では,「早目のクロス」なんて言っていましたが,要はゴール前にボールを蹴りこんでいるだけという感じです。J磐田のDF陣は,みんな前を向いてプレーできます。後ろを向いているのは,V神戸の方です。これでは,逆やろ?!

結局,0:1で試合終了。点差では,接戦が想像されますが,その実は,力負けといったところです。中盤からあれだけしっかりプレスをしても,J磐田はそのプレスを切り裂き,決定的なチャンスを作り出します。しかも,一人ひとりがそのような展開力を持っています。J磐田に点をとられたのが不運とはいえ,V神戸がいくら攻めてもJ磐田のDFを崩すことは無理だったでしょう。悔しいですが,実力負けです。土曜日は,A福岡戦です。福岡は今季快調なので,そう簡単には勝たせてくれないでしょう。でも,今までのような早いチェックと豊富な運動量で,確実に勝ち点3をゲットして欲しいものです。

  
日本代表!海本慶治!

VS A福岡(2000.5.27)

海本慶治のV神戸初の日本代表入りに沸く神戸ユニバー競技場。1stステージ最終戦ということもあったのですが,またもや雨。1stステージの神戸ユニバーは,雨にたたられること多く,観客動員数も昨年を大きく下回りそうです。が,V神戸のサポーターたちは元気です。FC東京との試合でも,TVの集音マイクを通して,V神戸のサポーターの応援の声が聞こえてきました。せっかくの最終戦なんだから,1万人ぐらいの観客で,好調のV神戸を応援したいものです。

神戸での清水戦,国立での東京戦と,2戦連続でトルシエ監督が観戦したおかげ?で今回の日本代表入りした海本ですが,DFとしての実力も代表クラスで,遅咲きの感があります。強いヘディング,速いカバーリング,フィジカル面での強さ,読みの正確さ。2年前までは,ザルといわれたV神戸のディフェンスを失点17(リーグ2位)にまでまとめ上げた中心です。加えて,海本の誠実でひたむきなプレーに心から拍手を送るファンもたくさんいます。代表として試合に出られることを願っています。ただ,今日の試合で後半に負傷退場したので,けがの程度が気になります。

試合開始頃には雨は上がりましたが,ピッチは雨で滑りやすくなっているようです。今日の対戦相手のA福岡は,今季も下位で低迷しており,それほど苦戦する相手ではありません。が,川崎Fや京都P戦のようなとりこぼしがないともいえません。加えて,V川崎戦や鹿島A戦だって,今のように中盤から早いチェックが機能していれば,負ける試合ではありませんでした。この4試合を確実に勝利していれば,勝ち点35で「優勝」です。勝負に「たら」「れば」はありませんが,それでも,ついついそんなことを考えてしまいます。それって,あまりにも自己チュー?

試合は,お互いに最終ラインを上げ,コンパクトなサッカーをしています。磐田戦では,途中出場だった河錫舟は,今日は先発出場です。薮田も元気に動き回っています。海本を中心としたディフェンスは安定していて,ピンチらしいピンチはほとんどありません。だからといって,V神戸にチャンスがあったかというと,それほど多くはありません。A福岡ゴール右45度からのFKを河錫舟がきれいに決め,先制。結局,この1点が決勝点になりました。後半は,A福岡の猛反撃が予想されたのですが,さにあらず。さすが,負けても時間稼ぎをして守備に徹したA福岡です。今日も,得失点差のことを考えて,1点差で終わろうというのでしょうか。そんなことをしていたら,ダメダメ。Jリーグ全体のレベルダウンです。そんなチームには,強烈なゴールを見舞ってやって欲しいものです。

結局,ピンチらしいピンチをむかえることなく,しかしチャンスも活かせることもなく,ゴールは前半の1点だけに終わり,V神戸の勝利。1stステージの最終戦のホームゲームで盛り上がりに欠けましたが,とにかく勝利。1stステージの成績は,7勝7敗1分け勝ち点22順位7位です。1stステージ序盤の3位からは少し順位が下がりましたが,J1に参入してから最高の7位。J2転落の危機は,チョッピリ遠ざかったかもね。でも,これで気を許していると,2ndステージでは転落の危機にさらされます。用心,用心。

1stステージを通しての収穫。和多田の自信を持ったプレーに成長を感じます。もちろん,海本の堅実なプレーも渋く光っていますし,その海本を中心とした土屋・崔成勇・吉田の4BKも安定しています。また,河錫舟・崔成勇の韓国コンビも強力です。安部,菅原もすっかりボランチとして定着しています。2FWの和多田・布部も,お互いの持ち味を出し合いながら得点を重ねています。今年の1stステージは,ずいぶん多くの収穫がありました。これに,若手の成長が見え始めると,V神戸の戦力も長期的にみることができるのですが。約1ヶ月の休養のあと,2ndステージの始まりです。初戦はS広島です。1stステージ同様,この初戦を勝って勢いにのりたいものです。2ndステージのさらなる飛躍を期待します。


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